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教育実習は何年生を担当する?学年の決め方を解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教育実習に行くことを検討していたり、準備をしていたりする方の中には、「教育実習では、何年生を担当することになるの……?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。

例えばですが、同じ小学校の教育実習だとしても、小学1年生の学年を担当するのと小学6年生の学年を担当するのでは大きく実習内容が違ってきますよね。

今回の記事では、教育実習の実体験を元に、教育実習は何年生を担当することになるのかや、担当する学年の決まり方について解説させていただきます。

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目次

教育実習は何年生を担当することになる?

教育実習で何年生を担当することになるかは、実習前にならないとわかりません。

基本的に担当する学年に関して、教育実習生の希望を聞くことはないため、教育実習先からの連絡を待つことになります。

筆者は公立小学校教員として10年間勤務しました。

教育実習は小学校と中学校へ行き、小学校では4年生、中学校では2年生を担当した経験があります。

大学生だった当時は、なぜその学年の担当になったのかは知る由もなく、言われるがままに配属された学年で一生懸命教育実習に取り組みました。

無事に教育実習を経て、教員となり、現場を知るなかで教育実習での担当学年の決め方についてわかってきたこともあります。

ここからは、教育実習での学年の決め方について解説していきます。

教育実習での学年の決め方とは?

教育実習での学年の決め方には、以下の3つの方法があります。

  • ランダムに割り振る
  • 学生時代にお世話になった教員の学年に入る
  • 校内事情で決まる

それぞれの決め方について、詳しく解説していきます。

ランダムに割り振る

まず、教育実習での学年の決め方としてランダムに割り振るという方法があります。

ただしランダムに割り振る場合は、附属小学校や附属中学校などに大人数で教育実習でお世話になる場合です。

筆者は教育学部附属の小学校と中学校へ教育実習へ行きました。

特に、附属小学校の場合、同時期に100人以上もの教育実習生がお世話になることもあります。

そのため、教育実習生一人ひとりについて事細かにデータを集めて担当学年を決めるということは難しいでしょう。

教育実習生の男女割合や人数配分など多少の調整はあるでしょうが、基本的にはランダムに割り振られています。

学生時代にお世話になった教員の学年に入る

次に、学生時代にお世話になった教員の学年に入るという方法があります。

附属の学校でない場合、母校へ教育実習に行くケースが多いでしょう。

母校へ教育実習に行く場合、高校であれば、卒業してからの期間が短い分、学生時代にお世話になった教員がまだ在籍している可能性が高いです。

面識があるため指導教官を引き受けてもらい、該当する学年に入ることがあります。

また、小学校や中学校で母校へ行く場合でも、小さい自治体であれば、お世話になった教員が再び母校に赴任していることもあるでしょう。

その場合も、該当する学年で教育実習をさせてもらえる可能性があります。

校内事情で決める

最後に、校内事情で決めるという方法があります。

一般的な学校では、このケースが最も多いといえるでしょう。

教育実習生を受け持つことは、未来の教育者を育てるうえで、とても大切なことなのは間違いありません。

しかし、近年報道されている通り学校現場は多忙化しており、通常業務に加え、教育実習生を受け持つことは教員の負担も大きいことは事実です。

教員によっては、教育実習のタイミングで大きな研究授業を控えていたり、学校行事全体を取り仕切る役割を抱えていたりすることもあります。

そのため、教員の校務分掌等を考慮したうえで、教育実習生を受け持つことができる教員を決めているのです。

教育実習で学年ごとに違いはある?

教育実習では学年ごとに違いがあります。

特に、小学校は1年生から6年生まで在籍しているため、成長の幅が広いです。

低学年だと、まだまだ読めない字や分からない言葉があることも多いので、分かりやすい声かけをしていく必要があります。

学年が上がったり、中学校・高校と校種も変わったりしていくと、学習内容もますます難しくなっていくので、指導する側も専門性を高めるためにより深く学ばなければなりません。

子どもたち同士の人間関係も、発達段階によって変わっていくため、学年に応じて注意深く見守る必要があります。

ちなみに、高校の場合は学校の考え方にもよりますが、3年生に教育実習に入るケースはあまりありません。

高校では進路実現を見据えて早めに教科書の学習内容を終える必要があり、実習生が授業をする時間的な余裕がないことが関係しているといえるでしょう。

【まとめ】

ここまで、教育実習を担当する学年の決め方について解説してきました。

教育実習での学年の決め方には、以下の3つの方法があります。

  • ランダムに割り振る
  • 学生時代にお世話になった教員の学年に入る
  • 校内事情で決める

教育実習先が教育学部附属の学校なのか、それとも母校なのかによって大きく変わります。

お世話になった教員がいれば心強いですが、一般的な学校では校内事情で決まることが多いでしょう。

どの学年の担当になっても、ご縁です。一生懸命子どもたちと関わっていれば、きっとついてきてくれます。

子どもたちと過ごす限られた時間を、存分に味わってくださいね。

この記事が、教育実習の担当学年の決め方について気になっている方の参考になれば幸いです。

↓こちらの記事では、教育実習で準備するものをまとめて紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

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