はじめまして。「gusare」編集部です。
複業クラウドに興味あるものの、「複業クラウドは未経験でも案件獲得はできるの…?」「複業クラウドで未経験から案件獲得するにはどうしたらいい…?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、実際に複業クラウドを利用して活動してきた経験を踏まえて、未経験だと複業クラウドでの案件獲得が難しい理由や、未経験でも案件獲得をするためのコツなどについて解説していきます。
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カイコク:マーケターやデザイナー向け複業マッチングサービス
クラウドワークス テック:フリーランス向けの案件紹介サービス
複業クラウドで未経験の案件を獲得はできる?

未経験者であっても複業クラウドで案件を獲得できます。
ただし、「未経験者」と一括りにしても、さまざまな人が混在しています。例えば、業務経験はあるが複業クラウドは未経験、必要知識を有しているが業務は未経験、複業クラウドの利用も実務経験もない完全未経験などです。
業務経験はあるが複業クラウドは未経験という人、必要な知識を有しているが業務は未経験という人は、複業クラウドで案件を獲得できる見込みは十分あると思います。
例えば、Web制作会社でライターとして勤務している人の場合、複業クラウドを登録してすぐにライター業務の案件を獲得できるケースは多々あります。これまでのライター経験が評価され、実務経験者として即戦力になるためです。
また、必要な知識を有しているが業務は未経験という人も採用される見込みはあります。例えば、介護関係のライター求人の場合、ライター経験はないが介護施設での勤務経験がある人は、経験や知識をクライアントに還元できます。ライティング力に関係なく、採用されることもあります。ライター経験は長いが、介護に関する知識がない人よりも、高く評価されることが多いくらいです。

未経験だと複業クラウドの案件獲得が難しい理由
複業クラウドはクラウドソーシングサービスの中でも未経験者の案件獲得は難しい印象です。(クラウドワークスやランサーズ等の方が、未経験の方でも案件は獲得しやすいと思います。)
ここでは、複業クラウドでは未経験だと案件獲得が難しい理由を解説します。
クライアントが経験者を想定している
複業クラウドはこのサービス名のとおり、複数の業務を並行して行いたい求職者を主なターゲットにしています。A社での経験をB社でも活かしたいと考えている人のためのプラットフォームともいえるでしょう。
クライアント側も他社での業務経験がある人材に自社でも力を貸して欲しいと考えており、即戦力となる人材、場合によっては自社の社員以上に該当分野に関する知識がある人材を求めています。
複業クラウドに掲載されている求人の多くが他のクラウドソーシングサイトよりも、単価が高めに設定されているのもこのためです。
例えば、複業クラウドに求人を出している企業の中には「自社ではWebサイトを構築できないため、Webサイトを構築してほしい」「自社の売上が上がるようにコンサルしてほしい」「自社の社員とWebサイトを構築してほしい」といった思いで、求人を出している企業もあります。こうした企業は委託したワーカーが質の高い仕事をしてくれることを期待しています。
未経験者歓迎の求人がほとんどない
クラウドソーシングサイトの中には未経験者向けの求人やタスク案件があるサイトもあります。
例えば、「未経験者歓迎」と募集要項に書かれている求人であれば、単価は低いものの、実務経験を積むこともできます。こうした求人を出しているクライアントの多くが、予算が少ない代わりに自分で未経験者を育て、少しずつ戦力になってもらいたいと考えています。
また、タスク案件は、だれでも参加できるものがほとんどで、アンケートの回答もあります。単価は10~20円程度が相場ですが、採否に関係なく、だれもが参加し、収入を得られます。
複業クラウドでは未経験歓迎をうたった求人やタスク案件がなく、専門知識や特別な技術があることを前提にした求人がほとんどです。未経験者は複業クラウドに登録したものの、「応募できる案件がない」という事態に陥りかねません。
競争相手が本業などで高いスキルを取得した人が多い
複業クラウドで案件を獲得している人の多くが該当業務の経験者であったり、他社からも類似の業務を請け負っています。つまり、経験豊富で、なおかつ現役で仕事をしているため、クライアントは安心して任せられるのです。
未経験者が応募した場合、実務経験者がライバルになります。未経験者がエントリーしても実績、スキル、提案力で不利になりがちな構造になっています。実務経験以上の何かがない場合、採用は難しくなるでしょう。
複業クラウドで未経験でも案件獲得をするコツ
複業クラウドは未経験者が案件を獲得するのは容易ではないものの、工夫や努力次第では可能性はゼロではありません。ここでは、複業クラウドで未経験でも案件を獲得するためのコツを紹介します。
関連業務の経験や知識を有する案件に応募する
複業クラウドで未経験者が案件を探す際、まったく未知の分野よりも、少しでも知識がある分野や、関わったことがある分野に応募することをおすすめします。例えば、以下のように、応募する案件を検討してみてください。
- 介護福祉士の経験を活かして介護系の記事のライターに応募、主婦経験を活かして主婦向けの記事のライターに応募
- アプリ開発を趣味で行った経験があるため、アプリ開発の求人に応募
- 現在、IT企業でシステムの営業・販売を行っているため、DXコンサルに応募
- 広告代理店での実務経験を活かし、コピーライターに応募
- 大学でプログラミングを学んだため、SEに応募
このような考え方で案件を探し、応募してみると、学びや経験が評価され、採用されるケースもあります。
自分の強み、志望理由をアピールする
複業クラウドに求人を出している企業の多くが即戦力を求めているものの、高いスキルがあればどのような人でもよいというわけではありません。
例えば、報酬以外のことには無頓着で、対応が雑な人よりも、自社に関心をもっており、スキルの伸びしろがある人を採用し、自社で育成していこうと考えるクライアントもいるでしょう。
応募時はスキル以外の自分の強み(納期厳守、コミュニケーション力など)に加え、相手を納得させることのできる志望理由を伝えることがコツです。
複業クラウドに求人を出している企業の多くがベンチャー企業です。ベンチャー企業の社長や人事は独自のビジョンを持って仕事と向き合い、自社の理念を大切にしています。業務委託契約であってもビジョンや思いを共有できる人が好まれる傾向にあります。
複業クラウドのプロフィールで書くべき内容やポイントについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

業務に関係する資格の取得、サンプルやポートフォリオの作成
複業クラウドで挑戦してみたい業務がある場合、まずはその業務に関連する資格を取得することをおすすめします。
例えば、システムエンジニアとして働きたい場合は、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、AWS認定がおすすめです。また、Webデザイナーとして働きたい場合は、ウェブデザイン技能検定やAdobe Certified Professionalがあると、スキルを客観的にアピールできます。
業務に直結する資格があまりない職業の場合、サンプルやポートフォリオを作成することをおすすめします。
例えば、ライターの場合、自分でテーマを決めてサンプル記事を作成・公開(noteやブログなど)することで、未経験者であってもクライアントに実際の執筆スキルや文章力を具体的に証明できます。これにより、クライアント側が「この人に任せても品質が保てるか」という懸念を大幅に軽減し、安心して発注できるようになります。
応募前にほかのクラウドソーシングサイトで経験を積む
複業クラウドはほかのクラウドソーシングサイトと比べても、経験者向けの求人が多く、未経験者は不利になりがちです。
複業クラウドで求人を探す前に、ほかのクラウドソーシングサイトで案件を獲得し、実務経験を1度でも詰むことができれば、未経験者ではなくなります。
初めての案件は単価が安かったり、条件が悪かったりするかもしれません。しかし、1つでも実績を作ることが大切なので、まずは「実績のため」にも、単価に関係なく、業務をこなしてみることをおすすめします。
仕事内容や案件によって異なりますが、うまくいけば1週間以内で経験者になれることもあります。複業クラウドで未経験者として応募し、不採用が続くよりも、一度どこか別の場所で仕事を経験し、複業クラウドに戻ってくる方が近道になることもあります。
自己PRや志望理由を丁寧に書く
複業クラウドで面接に進めるかどうかは応募文が鍵になります。いくらスキルが高く、経験が豊富な人であっても、応募文が雑だと面接に進むことができません。
しかし、複業クラウド利用者の中には、経験が豊富で、スキルが高くても、応募文が雑な人は珍しくありません。応募するほとんどの企業に同じ文章をコピペで送る人、明らかに使いまわしだと察せる文章を送る人もいます。
採用担当者は多くの応募文を読みますが、使いまわしの文章には「コピペした文章だな」「自社についてはふれていない」「仕事が得られればどれでもいいのだろう」「同じ文章を片っ端から送ってるな」と思います。このようなイメージを抱いたら、いくら優秀な人であっても採用を控える採用担当者も多いです。
そうした中で、経験が少なく、なおかつスキルが低くても、志望動機を丁寧に書き、応募企業に貢献したい思いを積極的に伝える人は、採用担当者の印象に残ります。人柄や意欲が評価され、案件を得られることもあります。
未経験者は「自分なんて何もアピールできない」と思いがちですが、経験が浅い人こそ自己PRや志望動機が大切です。
【まとめ】未経験者も「自分に何ができるか」を考えることが大切
未経験者が複業クラウドで案件を探す際に、「自分は未経験者だけど雇ってほしい」「クライアントに育ててもらいたい」「働きながら成長したい」という思いが強いとうまくいかないことがほとんどです。
未経験であっても複業クラウドでどうしても案件を獲得したい場合、「今の自分がクライアントにどう貢献できるのか」を明確に把握した上で、それを過去の経験や保有資格・スキルで論理的に証明することが極めて重要です。
求人に応募する際、「数打てば当たる」という考えもありますが、筆者の経験からも複業クラウドでは難しいようにも思います。近年、副業人材は増えていることにもいえるよう、複業クラウドに掲載されている求人は倍率が高い傾向があります。実務経験が豊富にある応募者もいる中で、やる気だけをアピールしても採用にはいたらないことがほとんどです。
複業クラウドで未経験者が案件を獲得する際は、自分に何ができるかを把握し、自分を戦略的にアピールすることが大切です。



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