「JTC」という言葉を最近SNS等でよく見かけるようになりましたね。
JTCとは、Japanese・traditional・companyのことで、日本語で言うと日本の伝統的な企業のことを指します。JTCの企業は会社としての歴史が長く、社員数が多かったり、売り上げが大きい一方で、組織として考え方が古かったり、新しいことにチャレンジできていなかったりという部分もあります。
今回の記事ではそんなJTCのあるあるについて、インターネット上のアンケートで複数人にリアルな体験談を教えてもらいまとめてみました。 現在JTCで働いているという方や、過去にJTCで働いていたという方は共感できる部分も多いのではないでしょうか。少しでも参考になったり、共感になったりすれば幸いです。
↓こちらの動画でも体験談を紹介しています!合わせてチェックしてみてください~!
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JTCのあるある8選!
というわけで、JTCのあるあると具体的な体験談をまとめて紹介していきます!
様々なあるあるをまとめてみましたので、共感できるあるあるがあれば幸いです!
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無駄な確認や手続きが必要でスピード感がない。
仕事を進めるにあたって、形式的な確認や手続きが多く必要で、スピード感がないという声は多くありました。確かにJTCだとかかわる人たちが多くなり、ちょっとしたことをするためにも確認が必要になってきがちですよね。
30代 男性 1800人規模のメーカー勤務
「全てが確認、確認、確認。情報共有。ある意味面倒で、古臭い体質。」
20代 男性 1万人以上の電機業界勤務
「会社で稟議など本当に必要なのかと思う形式的な手続きが多くあること。」
30代 女性 1000人以上のメーカー勤務
「週に2、3回は会期があり、今の時代にそぐわずみんなか同じ部屋に集まって行わなぬではならずオンラインは視野に入れていないし、そもそも会議の内容もやっていて意味があるのか疑問なもので、次の会議をするための会議という感じでなんだかなぁと思いました。」
60代 男性 3000人規模の建設業界勤務
「仕事の進め方が中小企業に比べて遅い。」
部下に対するパワハラがあったり、理不尽なことを言われたりする。
次に、部下に対するパワハラがあったり、パワハラとまではいかなくとも理不尽なことを言われたりするのもJTCではよくありがちです。最近はコンプライアンス意識も高まってきていますが、まだまだパワハラ的な言動をする方は少なくありません。
20代 男性 1万人以上の電機業界勤務
「今の50代くらいまではパワハラ世代であり、部下に対してパワハラまがいのことを今でもすることがあること。
肩書なしの中高年層の社員が1番コスパがいいこと。」
40代 男性 150人規模のIT企業勤務
「自分自身としては理不尽な上司や先輩が本当に多く、毎日全力で働き、会社に貢献するというのが当然という認識でそれを強要しようとしてくるので勝手で身体の限界まで働き、消耗してもらう分にはいっこうに構いませんが、それを他の社員にも押しつけてくるので困っています。」
飲み会をするのも仕事。
JTCでは、飲み会が多かったり、飲み会の準備自体も重要な仕事になったりしがち、という声もありました。飲み会があること自体は良いと思うのですが、頻度が多すぎたり、上司や役員に気を使って飲み会を開かないと行けなくなるとなかなか面倒くさいですよね……。
30代 男性 6000人規模の機械製造業勤務
「飲み会準備が重要な仕事の一つ。飲み会の準備が大変でした。日程の調整や店選び、出欠だけでなく、担当役員、部長の当日の移動の手配で社用車の確保、運転手への店の連絡など大変でした。」
20代 男性 150名規模の大手メーカー勤務
「なにかにつけて飲み会をひらく。」
上司や役員との上下関係が厳しい。
組織にヒエラルキー意識があり、上司や役員との上下関係が厳しいという声もありました。ある程度の上下関係は大企業であれば仕方がないものの、上司や役員が絶対的な存在になると不満も溜まっていきますよね。
30代 女性 400人規模の旅行業界勤務
「ヒエラルキー意識があり上司への敬意や上下関係の重要性が強調され、組織内での指示やコミュニケーションは階層的に行われる。」
60代 男性 3000人規模の建設業界勤務
「役員は神様。」
愛社精神を押し付けられる。
JTCでは愛社精神を押し付けられるという声もありました。愛社精神は社員が自然と持つもので、上から押し付けられるものではないはずなのですが、JTCではあるあるみたいです。
30代 女性 400人規模の旅行業界勤務
「会社の歴史や文化への敬意をもってほしいらしく、伝統的な企業では、会社の歴史や文化を重視する傾向があるのですが、社員にとっては誇りやアイデンティティを感じることはない。」
60代 男性 3000人規模の建設業界勤務
「会社のロゴに対する愛着が強い。」
総合職と一般職の差が激しい
JTCでは総合職と一般職の差が激しい、という声もありました。同じ仕事をしていたり、むしろ一般職の方のほうが頑張っていても総合職の方が評価されがちだったりしますよね。
50代 女性 70000人規模の保険業界勤務
「総合職と一般職の差が激しく、全員ではないですが、総合職は一般職(主に女性)を軽視している感じがしました。一般職の女性たちが、役に立たない総合職の人に対して怒りを覚えていて、それを上司にみんなで相談したとてしても、やはり、総合職というだけで、かばってもらえるというのが、納得いかないなと思っていました。」
変な企業文化がある。
JTCでは変な企業文化があるという声もありました。企業ごとに長い歴史で作られてきたよく分からない文化ができて、だれも変えることができないんでしょうね。
50代 女性 70000人規模の保険業界勤務
「さらに、変だと思ったのが、社内で要件を伝達することを「ご連携」と呼ぶことです。「連携しましょう」とかいうのであれば、不思議ではなかったのですが、わざわざ「ご」をつけて「ご連携させていただく」というフレーズを使っているのが、古い体質の会社だなと感じてしまいました。」
掃除まで仕事にさせられる。
JTCでは掃除まで仕事にさせられるという声もありました。掃除を社外に委託することもできそうですが、仕事が始まる前や後に社員が掃除をさせられたりしますよね。しかもその分は労働時間に入らなかったりして、ストレスが溜まりがちです。
50代 女性 150人規模の機械卸勤務
「朝定時前に掃除を要求される。」
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JTC企業からは転職するべき?
というわけで、JTCあるあるを8種類紹介させていただきました!
JTC企業で働いていると、仕事内容や人間関係など様々な不満が出てくることも多いかと思います。今回のあるあるにすごく共感した方も多いはずです。
ただ、なんだかんだでJTC企業には安定やネームバリュー等の魅力もありますし、なかなか転職をするのもハードルが高いという現実もあります。「このまま今の会社にいてもいいのか?」と一度でも思った方には、↓こちらの本もオススメです。
最近はJTC企業から外資系企業に転職する方も増えてきていますが、「JTC企業の悩みが外資系企業に行けばすべて解決する!」という訳ではありません。↓こちらの記事ではJTC企業から外資系企業に転職するメリットとデメリットについて解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
また、「こんなJTC企業なんて辞めてしまって転職をしてしまいたい……!」と思ったことのあるかたは、すぐに転職をしないとしても、転職エージェントや転職サイトに登録してみることをオススメします。
転職サービスに登録すると、様々な求人が見られるのはもちろん、自分のスキルや能力を棚卸しができ、自分自身の客観的な市場価値が分かるようになります。一番避けるべきは、中途半端にJTC企業で働き続け、他の会社に転職できるスキルも身に付かずに会社にしがみつくしかないような状態です。もしそういった状態を避けたいのであれば、すぐに転職をしないとしても一度転職エージェントや転職サイトに登録をしてみてください。
JTC企業からの転職にオススメなキャリア支援サービス
業界や企業規模が違っても、JTCでは同じような傾向がよく見られるようでした。JTCは歴史も長く安定しているイメージもあるものの、出世するまでにはかなりの時間がかかりますし、理不尽な目にあうことも少なくありません。
ここからは、JTC企業から外資企業やベンチャー企業等に転職を考えているという方におすすめなサービスを紹介させていただきます。
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