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教育実習でLHR(ロングホームルーム)のネタはどうしたらいい?ネタの例を紹介!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教育実習の際、LHR(ロングホームルーム)で何を話せばいいのか、ネタに困ってしまう方も多いのではないのかと思います。

今回の記事では、教育実習でのLHRのネタはどうしたらいいのか、実際に教育実習を経験した体験を元に解説させていただきます。

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目次

教育実習でのLHRはネタに困りがち……!

LHR(ロングホームルーム)は週に一回程度行われる長時間のHRのことです。普段の学校生活では行事準備や席替え、定期試験前の自習など、内容は担任に委ねられています。近年はアクティブ・ラーニングの推奨の流れを汲んで、生徒たちがそれぞれのテーマで研究をするという内容で展開されていることもあります。内容が自由だからこそ教育実習生に任せやすく、実習生サイドからすると「何をしたらいいだろうか・・・」とネタに困る時間です。

LHRという単語が使われるのは主に高校での教育実習の場合ですが、実は小学校や中学校でも似たような時間が設けられているケースがあります。私は小学校と特別支援学校に教育実習に行きましたが、やはり実習生が内容を自由に考える教科外の活動を任されました。最初は「内容が自由なんだから、学習指導要領に沿わなくてはいけない教科学習よりも楽なのでは?」と考えていましたが、今思えば大変考えが甘かったと思っています。LHRは自由な時間だからこそ、少しでも子どもたちにとって楽しく有意義な時間にするために工夫やネタ出しが必要なのです。

今回の記事では「教育実習でLHRを任されたけど、何をしたらいいかわからない!」とネタに困っている方向けに、教育実習でLHRをするときの考え方やネタの例を紹介します。

教育実習でのLHRの考え方

まずはLHRを任された時のネタの考え方について解説します。

最初に考えるべきことは、実習で担当する子どもたちの年齢です。小学生と高校生では、興味のあることや楽しいと感じることはもちろん違います。担当する年齢の子どもたちのことをよく知ったうえでLHRのネタを考えましょう。

次に考えるべきことは教育実習の時期です。ネタが決まっている場合はあまり気にしなくてもよいのですが、ネタが思いつかない場合の対処法として季節や行事に関係するネタを選ぶ方法があります。先程紹介した通り、通常LHRは行事の準備時間にあてられることも多いため、行事にまつわる話や活動はかなり取り組みやすい活動のひとつです。詳しくは後ほどLHRのネタ例の項目で解説します。

学校側が教育実習生にLHRを任せる意図には様々なものがあります。基本的には子どもたちと教育実習生の仲を深めることや、教師よりも年齢や立場が子どもたちに近い実習生の経験から子どもたちが何かを学ぶ機会にすることを目的としている場合が多いです。下準備や対策をきちんと練って臨むことは大切ですが、どんな内容であってもあまり気負わずに挑戦してみましょう。

教育実習でのLHRのネタ例

ここからは「LHRのネタがどうしても思いつかない!」という方向けに、教育実習でのLHRのネタ例を紹介します。

何をしてもいいからこそ悩んでしまうLHRのネタですが、教育実習生だからこそできるLHRのネタもあります。これから紹介するネタ例を参考に、ぜひ自分なりのLHRを組み立ててみてくださいね。

自分の経験について話す

自分の経験について話すことは、教育実習生ならではのLHRのネタです。不思議なことに、子どもたちは年齢に関係なく教育実習生を歓迎します。小学生たちは見慣れない新しい先生に興味津々ですし、高校生たちは自分たちと年の近い存在に親近感を覚えているのかもしれません。子どもたちは教育実習生としてクラスにやってきたあなたがどんな人なのかを心の底から知りたがっています。

「子どもたちに語れる経験なんてないよ」と思う方もいるでしょう。しかし特別な経験を語る必要はありません。これまでの人生であなたが直面した出来事は、なにかしら子どもたちの心に通じるものがあるでしょう。勉強が苦手だった、人前で話すのが苦手だった、進路が決まらなかった、友達とこんなトラブルがあった、など、今まさに同じ問題に直面している子どもたちはあなたの話を真剣に聞き、そこから何かを学び取ろうとするでしょう。

もし担当する学年が中学3年生や高校3年生など受験を控えた学年であれば、受験の体験について話すのもよいでしょう。実際に行っていた学習方法や受験前の生活リズム、気持ちの落ち着け方などを年の近い実習生から聞けることは、子どもたちの大きな力になります。

ソーシャルスキルトレーニング的な活動を行う

ソーシャルスキルトレーニング(通称・SST)というものを知っていますか。ソーシャルスキルトレーニングとは、対人関係などのスキルを身につけるプログラムのことで、学校や社会での生活を円滑にするためのプログラムとして注目されています。年齢や目的など実施する集団の特色によって様々な内容があり、ゲーム感覚で対人スキルを育む活動もあるため、LHRのネタとしてはぴったりです。

教育実習生の立場を活かした活動も考えられます。たとえば、インタビューを通して実習生紹介を作る活動や、実習生の経験を事例にして「こんなときどうしたらいいかな」と問いかけて話し合う活動などです。ゲームや事例検討を通して、実習生であるあなたのことを知ってもらいましょう。

ソーシャルスキルトレーニング的な活動をLHRに取り入れる場合の注意点は、活動の難度が子どもたちにとって妥当かどうかを考えて活動を設定することです。内容が簡単すぎても難しすぎてもソーシャルスキルトレーニングとしての意味合いが薄れてしまいます。子どもたちの年齢や関係性などを見極めて活動を決め、子どもたちの言動で臨機応変に対応しましょう。

調べ学習の時間をつくる

子どもたちがあなたのことを知りたがっているように、あなたも子どもたちのことをもっとよく知りたいと思いませんか。そんな時におすすめなのが調べ学習です。

調べ学習というと、授業内で指定されたものを調べるイメージがあるでしょう。しかしここではLHRの自由さを利用して、子どもたちに子どもたちの好きなものやことについて調べてもらいます。要するに子どもたちの好きなものやことを実習生であるあなたに布教してもらう活動です。

限られた時間での活動になるので、ワークシートや発表方法などある程度の型は必要になります。まずはあなた自身がそのルールに従って好きなものを紹介し、子どもたちにも同じようにそれぞれの好きなものを調べてもらいます。子どもたちの年齢に応じて、調べ方や内容に制限をかけたり、必ず調べてほしいことを指定したりしてもよいでしょう。

あえて好きなことやものをテーマに調べ学習を行い、その良さをあなたに伝えるという目的を設定することで、子どもたちの伝える力や積極性を刺激します。中学生以上の子どもが対象であれば、あなたに伝えるときと担任の先生に伝えるときで話すポイントを変えるマーケティング的な学習に繋げることもできますよ。

まとめ

「LHRの時間、何でもやっていいよ」と言われると困ってしまいますよね。自由度が高いLHRの指導は、教科学習とは全く別の大変さがあります。任されたはいいものの何をしたらいいか見当もつかない、と頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

週に1回程度行われるLHRは、通常行事準備などに使われることが多い時間です。せっかく任されたのであれば、教育実習生という立場を活かし、子どもたちと仲良くなれるような活動を展開していくのがよいでしょう。大切なことは担当する子どもたちの年齢や集団としての雰囲気を考えて適切な活動を考えることです。

今回は「教育実習でLHRを任されたけれどネタが思いつかない!」という方向けに、ネタの考え方や実際のネタ例を紹介しました。LHRは担当するクラスの子どもたちとの距離を近づける絶好の機会です。本記事を参考にネタを考え、子どもたちもあなたも楽しめるLHRを立案してみましょう。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
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