MENU

教師の仕事は割に合わない?実際に教師として働いた体験を元に解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教師として働いていると、「教師の仕事は割に合わないなぁ……。」と不満を感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回の記事では、教師の仕事は割に合わないのかどうかについて、教師として小学校で約5年勤務した後に、一般企業へ転職した経験を元に解説していきます。

また、記事の内容は↓こちらの動画でも解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

【20代教員にオススメな転職サイト・転職エージェント】
マイナビジョブ20’sスカウト:待つだけで企業からスカウトが届く!自分の市場価値を知りたい方にオススメ。
第二新卒エージェントneo:個別面談や書類・面接対策などサポート充実!転職を少しでも考えている方にオススメ。

\学生限定!就活にも役立つSNSコミュニティ!/

適正テストで自分と相性のいい企業からスカウトも届く。

目次

教師の仕事は割に合わない?

教師・教員の仕事をしている方の中には、「教員の仕事って、あんまり割に合わないなぁ……。」と感じている方も多いのではないかと思います。

私は教師として小学校で約5年勤務していましたが、教師の仕事は割に合わない部分が多いなぁとよく感じていました。 

例えばですが、どれだけ残業をしても残業代が出ないことについて、常々疑問に思っていました。

また、他の教師よりも業務量が多いからといって、給料が上がるわけでもありません。

そのほか、生徒の命を預かったり対応に苦労する保護者とも上手くやったりしなければならないなど、責任が重い部分も割に合わないと感じるポイントです。

確かに教師は給料が安定していたり、生徒の成長を実感できるやりがいがあったりと、魅力的な仕事の一つです。

しかし、割に合わない部分も多々ありますし、人によっては教員の仕事を辞めて一般企業に転職する方も居たりします。

「今後も教員としてキャリアを続けるべきかどうか悩む……!」という方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、教員や講師の方でも、現職を続ける選択肢も含めてキャリアの相談が可能です。

ポジウィルキャリア:20代~30代に人気のキャリアコーチング。キャリアについての客観的なアドバイスが貰える。オンラインでの無料体験も可能!

教師の仕事で割に合わないと感じたポイント

では、教師の仕事で割に合わないと感じがちなポイントとしては、どのようなものがあるのでしょうか?

私が実際に教師として働いてみて、仕事で割に合わないと感じたポイントは、大きく分けて4つあります。

残業が長い

教師の仕事で割に合わないと感じた一つ目のポイントは、残業が長いところです。

教師の仕事は多岐にわたるため、全てを業務時間内に終わらせることは難しく、多くの教師が残業を強いられます。

実際に私が勤務していた小学校でも、私を含むほとんどの教師が毎日残業をしていました。

残業が多かったのは、私の勤務していた学校だけではありません。

2021年に日本教職員組合は、教師の月の平均残業時間が96時間44分だったと公表しています。

出典:日本教職員組合  「学校現場の働き方改革に関する意識調査」

なお、2021年に厚生労働省が行った調査によると、公務員を除く一般労働者の平均残業時間は約13時間でした。

出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和3年分結果速報」

上記のデータから、全国的に見ても教師の残業時間は長い傾向にあるとわかります。

私は毎日残業が長引くたび「割に合わないなぁ……。」と感じていました。

↓こちらの記事では、実際に教員として働いた方を対象に、仕事は定時で帰れているかどうかをアンケート調査してみました。ぜひ合わせて参考にしてみてください。

あわせて読みたい
教員は定時に帰れない?教員経験者にアンケートをしてみた! こんにちは。「gusare」編集部です。 これから教員の仕事をしていく方や、教員になりたての方の中には、「教員ってやっぱり定時で帰れないのかな……?」と疑問に思ってい...

残業代が出ない

教師の仕事で割に合わないと感じた二つ目のポイントは、残業代が出ないところです。

教師はどれだけ残業をしても残業代が出ません。

これは「給特法」という教師の給料に関する措置を定めた法律で、原則として教師に残業代を支給しないことが規定されているからです。

その代わり、給料の4%に相当する額を調整額として支給すると規定されていますが、96時間44分という平均残業時間を考えると割に合いません。

公立小学校教師の平均給料月額である約33万円で計算すると、調整額として支給される金額は13,200円です。

平均残業時間で時給換算しても、約138円にしかなりません。

残業代が出ない点も、教師の仕事で割に合わないと感じるポイントの一つです。

業務範囲が広い

教師の仕事で割に合わないと感じた三つ目のポイントは、業務範囲が広いところです。

教師の仕事は学習指導や生徒指導のほか、以下の業務もこなさなければなりません。

・授業の準備

・テスト採点

・保護者対応

・学級通信の作成

・学校運営に関わる校務

・定期的な学年会議、職員会議

場合によっては、さらに他の業務が追加されることもあります。

生徒が学校にいる時間は学習指導や生徒指導に追われるため、上記に挙げた業務は放課後の2〜3時間で終わらせる必要がありますが、ほとんど不可能です。

これだけ業務範囲が広いと、給料が安定している公務員とはいえ割に合いません。

仮に給料が高かったとしても、毎日残業を強いられるほどの業務範囲の広さは、多くの教師が疲弊する原因になります。

業務範囲が広い点は、給料の高さに関わらず割に合わないと感じるポイントかもしれません。

↓こちらの記事では、教員を辞めて講師になるメリットやデメリットについて解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

あわせて読みたい
教員を辞めて講師になるには?実体験を元にメリットとデメリットも解説! こんにちは。「gusare」編集部です。 教員の仕事をしている方の中には、「そろそろ教員を辞めて、講師になろうかな……。」と考えている方も少なからずいらっしゃるのでは...

保護者対応の責任が重い

教師の仕事で割に合わないと感じた四つ目のポイントは、保護者対応の責任が重いところです。

教師が生徒をよりよく育てるためには保護者の協力が欠かせません。

多くの保護者は協力的ですが、中には些細なことでクレームを入れる方もいます。

クレームの内容として、たとえば次の内容が挙げられます。

・生徒の事情(体調不良など)で学校行事の日程変更を求める

・学校が原因でない怪我について、学校で責任を取るよう求める

・生徒同士のトラブルについて、自分の子に非はないと毎日長時間の電話

もちろん教師の指導に問題がある場合もありますが、教師が適切な指導をしても、執拗に改善を求める保護者もいます。

クレーム対応は学校に限らず、一般企業でもやらなければならない仕事の一つです。

しかし一般企業の場合、顧客からのクレーム対応をする際に担当を変えたり、関係を切ったりすることができます。

教師の場合は保護者から何度クレームがきても、簡単に担任を変えたり関係を切ったりすることはできません。

教師は、執拗にクレームを入れたり無茶な要求をしたりする保護者とも上手く関係を築く必要があります。

対応に苦労する保護者とも上手くやらなければいけない責任の重さも、教師の仕事が割に合わないと感じるポイントといえます。

教師の仕事は割に合わないと感じたらどうするべき?

ここまで、教員の仕事が割に合わないと感じるポイントについて解説をさせていただきました。

では、「教員の仕事が割に合わないなぁ……。」と感じている方は、どのように対策をしていけばよいのでしょうか?

教師の仕事が割に合わないと感じたときの対処法としては、転職活動がおすすめです。

教師の仕事が割に合わないと感じたときの転職活動には、2つのメリットがあります。

・教師の良いところが再認識できる

業務内容や制度を他の仕事と比較することによって、教師の良いところが再認識できます。

教師が割に合わないと感じたとしても、良いところを再認識することで仕事を続ける意欲が再び湧いてくるかもしれません。

実際に私は転職活動で他の仕事と比較することで、教師だからこそできる仕事や、公務員ならではの充実した福利厚生制度を再認識できました。

転職するしないに関わらず、教師の良いところを再認識できるので転職活動はおすすめです。

・教師を辞める選択ができる

いざという時に教師を辞める選択ができるのも、転職活動のメリットです。

教師の仕事はやりがいがあり、公務員のため福利厚生も充実していますが、割に合わない部分は多々あります。

毎日の残業や保護者対応など、割に合わない部分に納得がいかなかったり、最悪の場合ストレスで体調を崩したりするかもしれません。

早い段階で転職活動を始めておけば、いざという時に退職を視野に入れることができます。

転職活動を通して教師よりもやりたい仕事が見つけられる可能性もあります。

教師の仕事が割に合わないと感じたときは、教師の良さを再認識したりキャリアの選択肢を増やすためにも、転職活動を始めましょう。

↓こちらの記事では、20代教員が実際に転職をした体験談を紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。

あわせて読みたい
20代教員の転職体験談。教員が転職する流れや注意事項を解説! こんにちは。「gusare」編集部です。 20代で教員の仕事をされている方の中には、「教員以外の仕事に転職したい……!」と考えている方も少なからずいらっしゃるかと思いま...

教師にオススメな転職エージェント

もし、「教師の仕事は割に合わないなぁ……。」と不満を感じているのであれば、早い段階で転職活動も試してみることをオススメします。

転職活動をしてみることで、教員の仕事よりも自分に合った仕事が見つかるかもしれませんし、逆に改めて教員の仕事の良さを再認識できることもあったりします。

転職エージェントに相談すれば、今までの経歴や希望に合わせて、求人の紹介や転職活動のサポートをしてくれるので、まずはお気軽に相談をしてみてください。


第二新卒エージェントneoは、20代や第二新卒の転職に特化した転職エージェントです。

転職サイトとは違い、個別面談をした上で求人を紹介してくれたり、書類・面接対策などのサポートが充実しているのが特徴です。就職活動や転職活動の経験がない方でも丁寧にサポートをしてくれるのが魅力ですね。転職を少しでも考えている方や、効率よく転職活動をしたい方にはオススメです。

第二新卒エージェントneoの公式サイトはこちら!

転職エージェントナビは、約300人の転職エージェントの中から自分に合った方を無料でマッチングしてくれるサービスです。

自分の経歴や希望する業界などに合わせて最適な転職エージェントを紹介してくれるため、より親身に自分に合った転職活動をサポートしてくれるのが魅力です。

転職エージェントナビの公式サイトはこちら!

【まとめ】

教師の仕事は割に合わない部分が多々あると私は感じていました。

割に合わないと感じるポイントとして、残業が長いのに残業代が出なかったり、業務範囲が広かったりする点が挙げられます。

そのほか、クレームの多い保護者がいても関係を切ることはできないなど、保護者対応の責任が重い部分も割に合いません。
教師が割に合わないと感じたときは早い段階で転職活動を始め、教師の良い部分を再認識したり、退職を視野に入れたりしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

コメント

コメントする

目次