こんにちは。「gusare」編集部です。
小学校教員として働いている方の中には、「小学校教員をそろそろ転職したいけれど、転職したら後悔するかな・・・?」と不安に感じている方もいらっしゃるかと思います。もしかしたら、既に小学校教員から転職して後悔しているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回の記事では、小学校教員から一般企業に転職した経験を元に、小学校教員は転職すると後悔するのか、そして後悔しがちなポイントや後悔しない方法について具体的に解説させていただきます。
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小学校教員は転職すると後悔する?
私は小学校教員として約5年勤務した後、一般企業に転職した経験があります。
多忙な仕事に追われるのが嫌で転職を考えたものの「教員を辞めたら後悔するんじゃないか」と不安を感じていました。
結果的には転職しましたが、環境が改善されて楽しく働けているため大きな後悔はありません。
しかし、時々「教員の方がよかった」と感じることはあります。
企業にもよると思いますが、私が現在働いている会社は小学校教員に比べると福利厚生があまり充実していません。
今の会社では病気休暇を取ると給料がもらえないため、体調不良になった時は「教員だったら……。」とつい考えてしまいます。
また、小学校教員だった時は夏と冬のボーナスが楽しみでしたが、転職してからはボーナス支給額が下がったのも後悔の一つです。
小学校教員から転職すると、業務量や職場環境が改善されて働きやすくなる可能性はあります。
ただ、多少後悔する部分もあるため、人によっては転職後もモヤモヤを抱えながら仕事をすることになるかもしれません。
「小学校教員から転職して後悔しないか不安……!」という方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、小学校教員の方でも、現職を続ける選択肢も含めてキャリアの相談が可能です。
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小学校教員が転職して後悔しがちなポイント
それでは小学校教員が転職すると、どのような点で後悔してしまうのでしょうか。
小学校教員が転職して後悔しがちなポイントは、次の3つです。
・教員時代に比べて収入が低い
・長期休暇が取りにくい
・仕事にやりがいを感じられない
それぞれ具体的に解説していきます。
教員時代に比べて収入が低い
小学校教員が転職して後悔しがちなポイントの1つ目は、教員時代に比べて収入が低くなることです。
以下の表によると、小学校教員は他の職業に比べて収入が高いことがわかります。
平均年収(2021年) | |
小・中学校教育職(平均給与と期末手当・勤勉手当を合計して算出) | 約666万円 |
民間給与所得者 | 約443万円 |
特に未経験の業界に転職すると、教員時代に比べて収入は落ちる可能性があります。
私も転職後は、小学校に勤務していた時に比べると2〜3万円ほど毎月の給料が下がりました。
ボーナス支給額もあまり多くなかったため、年収は60万円以上落ちたと思われます。
また、公立小学校の教員は年功序列型の給料制度で、経験年数を増すごとに給料も上がっていきます。
そのため、年を重ねるほど一般企業へ転職した際、収入の下がり幅は大きくなるかもしれません。
転職によって収入が落ち、教員時代と同じような生活を送れなくなると「転職しなければよかった……」と後悔する方は多いと思われます。
転職で収入が落ちる可能性がある場合は、↓こちらの記事で解説している方法で教員として働いているうちに貯金を貯めておくと不安は減るかと思います。
長期休暇が取りにくい
小学校教員が転職して後悔しがちなポイントの2つ目は、長期休暇が取りにくいことです。
小学校教員は夏休みや冬休み期間中、まとまった休みを取りやすい傾向にあります。
私も小学校に勤務していた時は、夏休みに1週間ほど休暇を取って帰省や旅行をしていました。
しかし、転職すると1週間以上の休暇を簡単に取れなくなるため、プライベートの予定を思い通りに立てられません。
旅行好きな教員の方は特に、新しい職場で長期休暇が取りにくくなると、転職したことを後悔する可能性があります。
仕事にやりがいを感じられない
小学校教員が転職して後悔しがちなポイントの3つ目は、仕事にやりがいを感じられないことです。
教員の仕事は好きなのに、人間関係や業務の忙しさなどが理由で転職した方は特に、この状態に陥りやすいかもしれません。
私含む小学校教員になる人の多くは、生徒と関わりながら日々の成長を見守るところに、教員としてのやりがいを感じています。
しかし、やむを得ない事情や一時の感情で転職してしまうと、教員時代に味わっていたやりがいを感じられなくなる可能性があります。
もちろん、新しい職場で教員とは違うやりがいを見つけることは可能です。
それによって仕事へのモチベーションも高まるかもしれません。
ただ、教員の仕事に未練を残したまま転職すると、新しい職場に行ってもやりがいを感じられず「教員の方がよかった」と後悔してしまいます。
小学校教員が転職で後悔しないためには?
せっかく小学校教員から転職しても、後悔する部分が多いとモチベーションを維持できず、仕事の効率が下がったりミスが増えたりするかもしれません。
後悔したからといって転職後すぐに退職をしてしまうと、次の転職活動で不利になる可能性もあります。
そこで、小学校教員が転職で後悔しないための対策方法を3つ紹介します。
・転職の目的や転職後の目標を明確にする
・転職活動で自分に合った仕事や職場を見つける
・情報収集を徹底的に行う
小学校教員が転職で後悔しないためには、事前の準備が重要です。
転職を検討している方は少しでも後悔なく転職できるよう、今から対処しておきましょう。
転職の目的や転職後の目標を明確にする
小学校教員が後悔のない転職をするためには、まず転職の目的や転職後の目標を明確にしましょう。
何のために転職するのかを明確にしておくと、教員を辞めたい理由もはっきりするため転職後も大きな後悔を残しません。
転職の目的は、たとえば「残業が少ない会社で働くため」「実力を正当に評価してくれる会社で働くため」などが挙げられます。
また、転職後の目標を明らかにすると将来のビジョンも明確になり、転職先で高いモチベーションを維持しながら仕事に取り組めます。
「10年後に営業成績No.1を目指す」「◯◯の資格を取得する」など、具体的に目標を立てましょう。
転職を検討している方は「なぜ転職したいのか」「転職後の人生で何を達成したいか」の2点を明確にしてから転職活動を始めてみてください。
「そもそも小学校教員の仕事を辞めるべきかどうか悩んでいる……。」「教員の仕事以外に自分に合った仕事が分からない。」など、今後のキャリアに迷った際は、プロのキャリアコーチングを試してみるのもオススメです。転職サービスではないので、小学校教員の仕事を続けることも含めて客観的なアドバイスをしてくれます。
ポジウィルキャリアは、20代~30代に人気のキャリアコーチングサービスです。
転職サービスとは違い、現職でのキャリアアップや転職・副業など様々な選択肢の中から理想のキャリアの相談ができるのが魅力です。
オンラインでの無料カウンセリングができるようになっており、漠然としたお悩みでも相談可能なので、現在のキャリアに悩みがある方はまずはお気軽に相談をしてみてください。
転職活動で自分に合った仕事や職場を見つける
小学校教員が転職で後悔しないために、転職活動では自分に合った仕事や職場を見つけましょう。
転職先に求める条件を明確にした上で、理想の転職先を見つけられると後悔なく転職できます。
たとえば、転職後に長期休暇が取れないことを心配している方は、休暇制度が手厚い企業を優先的に探します。
転職によって仕事のやりがいを見失いそうな方は、自分が大事にしている価値観や仕事に求めるものを整理してみましょう。
自分の価値観や考えが整理されると、心から「やりたい」と思える仕事を見つけられます。
上記の作業を一人で進めるのが難しい場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントでは、自分の希望や価値観に合った企業を提案してくれるため、理想の転職先を見つけられる可能性が高まります。
自分が一番納得のいく形で転職できると、転職先が小学校に比べて劣る部分があったとしても、後悔なく過ごせるようになります。
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情報収集を徹底的に行う
転職活動で気になる企業を見つけたら、入社後のミスマッチを防ぐためにも情報収集を徹底的に行いましょう。
入社前に抱くイメージと、実際に働いた時の現実との差を少しでもなくしておくと、転職後に後悔することを減らせます。
情報収集を行う際は、転職サイトの求人情報だけでなく、企業のホームページや口コミサイトを確認しましょう。
給料や福利厚生などの労働条件だけでなく、社風や社員の雰囲気、企業の経営方針なども細かくチェックします。
不明点がある場合は、面接で担当者に確認するのもおすすめです。
どうしても聞きづらい方は、豊富な企業情報を持っている転職エージェントに相談すると、入社前の疑問や不安を解消できます。
本当に入社しても大丈夫なのか判断するためにも、企業に関する情報収集を徹底して行い、入社後に後悔するリスクを抑えましょう。
最近は、登録すると相性の良い企業からスカウトが届く転職サービスも登場してきています。
効率よく情報収集をしたいという方にはオススメです。
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小学校教員にオススメな転職エージェント
ここからは、小学校教員の方にオススメな転職エージェントを紹介させていただきます。
転職エージェントに相談することで、自身の経歴や希望を踏まえた求人の紹介や、選考対策など転職のサポートが受けられます。
小学校教員からの転職で後悔したくない方は、複数の転職エージェントに相談してみて、様々な企業を比較しながら転職活動をしてみることをオススメします。
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転職サイトとは違い、個別面談をした上で求人を紹介してくれたり、書類・面接対策などのサポートが充実しているのが特徴です。転職活動の経験が少ない方でも丁寧にサポートをしてくれるのが魅力ですね。転職を少しでも考えている方や、効率よく転職活動をしたい方にはオススメです。
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自分の経歴や希望する業界などに合わせて最適な転職エージェントを紹介してくれるため、より親身に自分に合った転職活動をサポートしてくれるのが魅力です。
まとめ
小学校教員の転職は本人にとってのメリットが大きいですが、後悔するポイントも多少あります。
収入が下がったり、長期休暇が取れなかったりするなど、小学校教員に比べて待遇面が劣る部分があると後悔する方は多いかもしれません。
小学校教員が転職で後悔しないためには、まず転職の目的や転職後の目標を明確にしておきましょう。
自分にとって理想の転職先を見つけられるよう、転職エージェントを利用する方法もおすすめです。
少しでも後悔なく転職できるよう、本記事で紹介した対策方法を実践してみてください。
小学校教員を辞めたいと悩んでいる方は、↓こちらの記事も参考にしてみてください。初任の方向けの記事ですが、それ以外の方でも参考になる部分は多いかと思います。
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