MENU

教員の志望動機は「子供が好き」でもいい?例文を実際に教員になった経験を元に解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教員を志望している方の中には、「教員の志望動機がうまく言語化できない……。子供が好きっていう志望動機でも良いのかな……?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、実際に教員採用試験を経て教員になった経験を元に、教員の志望動機は「子供が好き」でも問題ないのか、どういった志望動機を作ればいいのか、例文付きで具体的に解説させていただきます。

【無料登録で優良企業からのスカウトが届く就活サービス!】
Lognavi(ログナビ)
学生限定のSNSコミュニティ。相性のいい企業からスカウトが届く!
アカリク
理系学生・大学院生に特化した就活サイト。研究内容でスカウトが来る!
デアイバ
グループディスカッションに特化した就活イベント。企業からのスカウトも貰える。

\学生限定!就活にも役立つSNSコミュニティ!/

適正テストで自分と相性のいい企業からスカウトも届く。

目次

教員の志望動機は「子供が好き」でもいい?

私は「子供が好き」という志望動機で教員採用試験に一発合格し、新卒で小学校教員になりました。

私の友人も「子供が好き」という志望動機で教員採用試験を受け、実際に合格しています。

このような経験から、教員の志望動機は「子供が好き」でも問題ないと私は考えます。

多くの自治体では、子供に深い愛情がある人材を求めているため「子供が好き」という志望動機は比較的有利です。

ただし、志望動機に「子供が好き」ということだけを書いても、それだけでは説得力がなく、採用側の印象には残りません。

「子供が好き」に関するエピソードや、教員として何を大切にしたいか具体的に伝える必要があります。

志望動機は「子供が好き」でも大丈夫ですが、具体的なエピソードや目指す教員像もプラスして伝えるようにしましょう。

教員の志望動機を書く際のポイント

それでは具体的に、どのようなポイントに気をつけて志望動機を書けばいいのでしょうか。

私の場合、次の3点に気をつけて志望動機を書きました。

・受験先の自治体が求める教員像を把握する

・徹底的に自己分析する

・具体的なエピソードを盛り込む

3つのポイントを押さえることで、印象に残りやすい志望動機が書けるようになります。

受験先の自治体が求める教員像を把握する

志望動機を書く際は、受験先の自治体が求める教員像を把握しましょう。

たとえば、私が実際に受験した北海道札幌市では現在「札幌市が求める教員像」として次の3つを明示しています。

・強い使命感・倫理観と、子どもへの深い教育的愛情を、常にもち続けている教員

・実践的指導力や専門性の向上に、主体的に取り組む教員

・地域等とも連携・協働しながら、課題解決に取り組む教員

(出典:https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/kyoshokuin/motomeru.html

各自治体のホームページなどから、どのような教員像が求められているか確認しましょう。

志望動機を書く際は、受験先の自治体が求める教員像に自分が当てはまっているとアピールすることが大切です。

札幌市を例に挙げると「子供が好き」であることは「子どもへの深い教育的愛情」に当てはまると考えられます。

この場合、志望動機では生徒に深い愛情を持って指導できることをアピールするとよいかもしれません。

受験先の自治体が求める教員像を把握し、それに当てはまる内容を書くことで採用に一歩近づきます。

あわせて読みたい
教員採用試験でその県を志望する理由はどう書く?例文付きで解説! こんにちは。「gusare」編集部です。 教員採用試験を控えている方の中には、「教員採用試験でその県を志望する理由はどうやって答えたらいいのかな……?」と不安に思って...

徹底的に自己分析する

志望動機を書く際は、徹底的に自己分析することも大切です。

自分をよく理解しておくと、面接での質問にもスラスラ答えられるようになります。

私は具体的に、以下の内容について自己分析しました。

・自分はどんな人間か

・自分の強みは何か

・どんな価値観を大事にしているか

・なぜ自分は教員になりたいのか

自己分析では特に「なぜ自分は教員になりたいか」を深堀りすることが大切です。

「子供が好き」という志望動機だけでは、面接で「子供好きなら教員じゃなくてもいいよね?」と突っ込まれる可能性があります。

そのため「なぜ教員を選んだのか」を徹底的に分析し、面接で突っ込まれても自信をもって答えられるようにしましょう。

教員になりたい理由が明確になると、教員として自分が大切にしたい価値観も具体的に見えてきます。

具体的なエピソードを盛り込む

採用につながる志望動機を書くために、具体的なエピソードを盛り込みましょう。

具体的なエピソードを盛り込むと、オリジナル性があって印象に残りやすい志望動機が書けます。

たとえば「子供が好き」であることをアピールする場合、子供と関わったことのある経験や、そこで感じたことを書きます。

私の場合は、ボランティアや家庭教師のアルバイトで子供と関わったエピソードを書きました。

「子供と一緒に達成感を味わうことにやりがいを感じた」と前向きな感想も付け加えることで、さらに好印象を与えられます。

志望動機を書く際、教員になりたい理由や教育に対する自分の考えを伝えるだけだと、あまり印象に残りません。

実際にどのような経験をして、何を感じたかが伝わるエピソードを盛り込み、志望動機をより明確に伝えましょう。

「子供が好き」を踏まえた教員の志望動機の例文

ここからは「子供が好き」を踏まえた教員の志望動機の例文を紹介します。

子供が好きであることを踏まえた上で「どんな教員になりたいか」を明確に書くことがポイントです。

志望動機を書く際の参考にしてください。

また、就活会議unistyleなどに登録すると、様々な企業に内定した学生のES(エントリーシート)が見られます。教員志望の方でも、志望動機等の書類作成に悩んでいる方にはオススメです。

学生であれば無料で登録ができるので、登録していないという方はぜひ活用してみてください。

unistyle:企業内定者のESや選考過程が見られる就活サイト。
就活会議:学生のESや選考過程に加えて、社会人の口コミも見られる就活サイト

小学校教員の志望動機の例文

私が小学校の教員を志望した理由は、子供に深い愛情を持って指導できる教員になりたいと思ったからです。

私は学生時代に家庭教師のアルバイトをしており、不登校気味の子供に指導していました。

最初は会うのも難しい状態でしたが、諦めずにコミュニケーションを取り続けることで、心を開いてくれるようになりました。

私はこの経験から、愛情を持って子供に関わると信頼関係が生まれることを実感しました。

また、私は優しさだけでなく厳しさも愛情だと思っています。

優しく愛情を注ぎ、子供達が間違った時には厳しく正せる教員になりたいと考えています。

アルバイトでの経験を具体的に盛り込むことで、志望動機を分かりやすく伝えています。

自分が目指す教員像もはっきりと書きましょう。

中学校教員の志望動機の例文

私は子ども達の可能性を引き出せる教員になりたいと思い、志望しました。

私は中学校時代に吹奏楽部に所属していました。

顧問は厳しい人でしたが、子どもの長所を見つけるのが得意でした。

楽譜を覚えるのが遅い子には「丁寧に楽譜を見てるね」と、なかなか上達しない子には「いつも真剣に話を聞いてくれるね」と声をかけ、個性を伸ばしてくれました。

子供には無限の可能性がある、と私は考えています。

私も顧問のように一人ひとりをよく見て、子どもが自分でも気付けない可能性を引き出せる教員になりたいと思います。

志望動機に「子供が好き」と書くだけでは印象に残りにくいかもしれません。

「子供には無限の可能性がある」と言い換えることで、子供に対する熱い気持ちが伝わりやすくなります。

まとめ

教員の志望動機は「子供が好き」でも問題ありません。

しかし、採用につながる志望動機を書くためには、いくつかポイントをおさえる必要があります。

具体的には「受験先の求める教員像を把握する」「自己分析する」「具体的なエピソードを盛り込む」の3つです。

採用側の印象に残りやすい志望動機を書くよう心がけましょう。

「子供が好き」を踏まえた志望動機を書く際は、単純に「子供が好き」と書くだけでは印象に残らないかもしれません。

「子供が好き」を踏まえた上で「どのような教員になりたいか」を軸に置き、志望動機を書きましょう。

本記事を参考に「この人を教員として採用したい!」と思われるような志望動機を書いてください。

【無料登録で優良企業からのスカウトが届く就活サービス!】
Lognavi(ログナビ)
学生限定のSNSコミュニティ。相性のいい企業からスカウトが届く!
アカリク
理系学生・大学院生に特化した就活サイト。研究内容でスカウトが来る!
デアイバ
グループディスカッションに特化した就活イベント。企業からのスカウトも貰える。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

コメント

コメントする

目次