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教育実習で辛い!と感じた体験談と乗り越えた方法。実習経験者に聞いてみた。

こんにちは。「gusare」編集部です。

教育実習は、教員免許を取得するのに避けては通れないですが、その大変さから「教育実習が辛い……。」と感じる方も例年多く居ます。

今回の記事では、小学校・中学校・高校の教育実習で辛いと感じた体験談をWEBアンケートで募集、まとめてみました。

また、記事の後半では教育実習が辛いと感じた時にできる対策方法についても合わせて解説しています。現在教育実習で辛いと感じている方はもちろん、これから教育実習が控えているという方もぜひ参考にしてみてください。

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目次

教育実習で辛い!と感じた体験談

ここからは、具体的に教育実習で辛いと感じた体験談を紹介させていただきます。

様々な体験談をまとめていますので、自分と近い方の体験談をぜひチェックしてみてください。

小学校の教育実習の体験談

【20代女性】教育学部 子ども発達学科
⇒小学校6年生

毎時間、授業を行うときは、研究授業でなくても学習指導案を作成する必要がありました。もちろん、指導してくださる先生も、作成したものをしっかり添削してくださり、より良いものを最善を尽くしてくださったのは、嬉しかったのですが、いつも帰宅する時間は7時前後で辛かったです。

【20代女性】教育学部
⇒小学校1年生

日々の日誌に加えて部分実習や責任実習に向けての授業準備がすごく辛く感じた。担当教員との振り返りや指導、業務の手伝いなどが済むとすでに17時を過ぎていたので、残って準備をしたり、朝早く行って質問したりと、睡眠不足になりながらの実習が辛かった。

【30代女性】文学部教育学科
⇒小学校3年生

初めてたくさんの子どもたちと接したので、対応の仕方がわからず、甘えん坊な男子児童に髪を引っ張られたりしたのが辛かったです。当時はどこまで強く叱っても良いのかわからず、優しく言い聞かせるのが正しいことだと思っていました。

【30代男性】教育学部初等教育理科専攻
⇒小学校4年生

指導案を作成するのですが、基本的な指導案の形というものをよく知らず書き方に非常に苦労をしましました。各自治体によって基本形の方のようなものがあるので、書き方に慣れておくとスムーズに授業準備をすることができると思います。

【30代女性】教育学部小学校教員養成学科
⇒小学校2年生

担当していただいてた先生がお忙しくされており、質問をしたいことがあっても「〇〇先生に聞いて」と言われたが、実際にその先生に聞いても「担当は〇〇先生だから」と言われ、答えてもらえないことがあった。
指導案もほとんど見てもらえなかった。

中学校の教育実習の体験談

【20代女性】文学部文学科教育学コース
⇒中学1年生

まず、朝が早い。授業準備と打ち合わせを何回も繰り返して指導案をたくさん直した。
授業で出した宿題をやってこない生徒がおり、なぜかそのクラスの担任の先生が授業中にブチギレした
運動会期間だったこともあり、屋外での長時間の練習がしんどかった。

【30代男性】政治経済学部経済学科
⇒中学校3年生

実習を開始したばかりの頃、授業中に生徒に指名をしても分かりませんの連発で、自分の教え方が悪いのかと悩みました。また、受験前ということでピリピリしていたこともあってか、生徒に休憩時間に何か分からないことはないか尋ねたところ、顔を背けられてしまったのが悲しかったです。

【30代男性】教員養成課程 社会科教育専攻
⇒附属中学校 1年生

実習にあたって担当してくれる先生がいたが、
実習生に対してリアルな教育現場を教えるタイプの人で
厳しい指導が多く、何をやってもダメ出しをされるタイプの先生だった。
(後日談で、実習終了後は普通に接してくれるようになった。
これくらいを乗り越えられないと現場ではやっていけないぞというメッセージだったそうで、今ではありがたいと感じている)

【30代男性】教育学部
⇒中学校1年生

副校長が教育実習生に偏見を持っていたため、何かと目の敵にされました。具体的には朝の朝礼で他の先生と同じように立って聞いていましたが、その後副校長室に呼ばれ立ち方がなってないと理不尽なお説教をされ、その後もしっかりと担当教諭にはOKを頂いておりましたが、なぜか指導案にNGを出されるなど散々でした。

【30代女性】音楽学部音楽学科
⇒中学校2年生

先生の業務は意外と『人と接する』よりも『書類などを作成する』など事務作業が多くて、そういったことに苦手意識がある自分は結構大変だと感じました。また、年間を通した教育計画など長期にわたって物事を考えることが、かなりの大作業で辛いなと感じました。

【30代女性】教育学部人間生活系コース
⇒中学校1年生

授業もそうですが、その授業ごとに指導案を書かなければいけないのが辛かったです。形式的な書き方があり、それに忠実に書くことができませんでした。短すぎてもいけないので、文章をつくるのに時間がかかり徹夜しなければいけませんでした。

高校の教育実習の体験談

【20代女性】人文学部 日本文化学科
⇒高校2年生

本当に時間が毎回なくて困りました。自分の授業の教材の用意はもちろん、その中で日誌を書いたり他の先生の授業に見学に行ったりととにかく時間がなくて困りました。その中でもわかりやすい教材を作るのに苦労しました。

【30代男性】情報科学部・情報メディア学科
⇒高校3年生

生徒よりも朝早くに登校するところ。初めての範囲の授業を実施するところ。あとは、午後は特に部活動指導などのことはどっちでも良かったので、少し時間を持て余してしまう部分があり、どのように時間を使っていけばいいのか悩みました。

【30代女性】社会福祉学部 福祉学科
⇒公立高校

養護教諭の実習でした。ほかの実習生は研究授業等で切磋琢磨していたのに対し、私は一人だけ違うような感覚で少し寂しかったです。また担当が実習の受け入れをしたことのない先生で、教務主任の先生も評価の仕方がわからないといわれ、急遽教務主任の先生のクラスでお話したことを覚えています。

【30代女性】栄養学部保健栄養学科
⇒高校2年生

生徒たちとのコミュニケーションの取り方がわからなかった。休み時間にどのように接していいのかなかなか掴めず、どちらかというと職員室で先生方と過ごしてしまったので少し後悔している。行事の準備などはなんとか一緒に作業できたが、完全なフリータイムは空気と化していた。

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教育実習がつらいと感じた時にできること

やはり、教育実習は大変なことも多く、辛いと感じてしまう方は珍しくありません。うまくいかないなと悩んでしまう方も多いでしょう。

ここからは、教育実習が辛いと感じた時にできることをまとめさせていただきました。

教育実習経験者がどういった方法で教育実習を乗り越えたのかをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

同級生と悩みを相談する。

・同じタイミングで教育実習に来ている同級生と放課後それぞれの悩みを打ち明けて、悩んでいるのは自分だけじゃないんだと安心しあった。今の高校生が何に興味あるのか、実習生みんなで聞いて、一緒に楽しめることがないか探した。

・同じ教育実習を受けている人と仲良くなって色々とお互い相談しあったり、年齢が近い先生方にお話を伺ったりしてとりあえず色々と相談しながら課題を解決していく様に努力はしていました。また同じ大学のすでに実習が終わっている友人に色々聞いたりしてアドバイスをもらっていました。

他の先生や先輩に相談する。

・叔父が別の学校で校長をしていたので、叔父に教えてもらったり、別の先生が見かねて助け舟を出してくださったので、その先生にこそっと聞くようにした。また、前日に質問したい内容と資料をまとめて印刷し、渡すだけの状態にして持って行ったところ次の日にそこに少しだけメモ書きして返してくれた。

・先輩の教員や指導教員とよく話をしていて、情報交換などしていたことが良かったかと思います。また、普段から人に教えることが好きだったので、大学とかでも、友人とかに教えたりすることで、様々な理解力のある人に対する問いかけができたのではないかと思います。

・他の教育実習生と授業の進め方について意見を交わしたり、生徒との関わり方について実習担当の先生にアドバイスをいただいたりして問題を解決しようと努めました。休日はSNSを利用して全国の教育実習生や教員の体験談に目を通して、参考になりそうなものを授業に取り入れました。

生徒との距離を近づける。

・できるだけ子どもと一緒にいるということを意識しました。子どもといると自然に近寄ってきますし、子どもたちの雰囲気も分かります。休み時間に一息つきたいところですが、こんな時間こそ、子どもの様子を観察するのに絶好の時間でした。

・生徒一人ひとりの顔や目を見て、人間同士の付き合いのような感じで教育実習を進めていくと、温かみのある反応をしてくれる生徒も多くやりがいを感じました。教育という場面に囚われすぎず、普段の自分の延長線上として教育現場に関わっていくのが大切だと思いました。

空き時間を上手く活用する。

・空き時間をうまく利用して、その日の記録や日記をまとめるようにしていました。また、先生方が使用されている朱の入った指導書を見させていただき、その本に沿って授業を作成するようにしていました。そうすると、指導案も作成しやすく、かなり時間も短縮できたので。

・とにかくタスク管理を徹底していました。今日は何をするといったことを大まかではなく具体的に芸能人のスケジュール管理のようにしていました。また、空き時間に少しでもできることをやって自分の負担を少しでも減らしました。

しっかりと休みを取る。

・土日はしっかり休むこと、余裕があれば遊ぶことで、ストレス発散をしていました。また、平日少しでも早く寝られるように、土日に少しずつ進めたり、電車で向かっていたので、通勤時間等の隙間時間に進めたりと、体力温存の工夫をしていました。

・ウィークリーマンションを他の実習生と借りて実習を行なっていたので、食事は作ることなく、自分たちが好きなものを買うようにしました。時間が短縮できますし、毎日好きなものを買えることだけが楽しみで励みになりました。

事前準備をしっかりとしておく。

振り返ると後悔の多い教育実習でした。実習前にどんなところを吸収したいのかや対応の仕方、疑問点などあらかじめ気持ちと一緒にもっていくことが必要です。ノートに記録を取ったり、プリント類等いただける資料はたくさんもらって帰ると、実際に現場に立つときに参考になるのでよかったと思います。実習後に、各校のプリントなどをコピーさせてもらったりもしました。

まとめ

今回の記事では、教育実習の辛い体験談を調査・まとめさせていただきました。

実習に行くと、誰でも一度は「教育実習が辛い……!」と感じることでしょう。辛いことも多い教育実習ですが、その分学べることや楽しいこともあったりします。

また、もし教育実習が本当につらいと感じた場合は、実習を辞めるのも一つの手です。無理はしすぎないように気を付けましょう。

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