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新任教員が泣くのは普通?泣いてしまう原因と対策方法を解説。

こんにちは。「gusare」編集部です。

新任教員として働き始めた方の中には、仕事中に泣いてしまった経験がある方も少なくないかと思います。

新任教員の仕事で泣いてしまうと、「新任教員の仕事で泣いてしまった……。自分は教員に向いていないんだろうか」と不安にもなってしまいますよね。

今回の記事では、実際に教員として働いていた経験を元に、新任教員が泣くのは普通なのか、そして新任教員で泣いてしまう原因と対策方法について具体的に解説させていただきます。

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目次

新任教員が泣くのは普通?

教員の仕事は生徒に授業をするほか、学級経営や生徒指導、その他の事務仕事まで幅広くこなす必要があります。

特に、新任教員の方にとっては慣れない業務が多く、いきなり学級担任を任されることもあるため、精神的に限界がきて泣いてしまう人は多いかもしれません。

私は小学校教員として約5年働いていましたが、新任教員だった時に仕事で泣いたことがあります。

担任していたクラスの生徒が、同級生の教科書を盗んでいたことを知り、自分の不甲斐なさに放課後の教室で泣いていました。

他にも、指導がうまくいかず反省点が多い日は、家に帰ってから「どうしてうまくできないんだろう」と泣いたこともあります。

新任教員は慣れない職場環境の中で大量の業務に追われ、ストレスも溜まりがちです。

また、経験が浅い分ミスが多かったり周りに頼りにくかったりするため、キャパオーバーになって泣いてしまうのは自然なことかもしれません。

そのため、必ずしも「仕事で泣いてしまうから教員に向いていない」というわけではないと私は考えています。

「新任教員の仕事で泣いてしまって、このまま教員を続けてもいいのか悩む……!」という方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、教員の方でも現職を続ける選択肢も含めてキャリアの相談が可能です。

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新任教員が仕事で泣いてしまう原因は?

新任教員が仕事で泣いてしまう原因には、さまざまなものが考えられます。

ここでは、新任教員が仕事で泣いてしまう原因を3つ紹介します。

・指導が上手くいかない
・責任感が強い
・職場の人間関係が悪い

「仕事中に泣くことが多い」「なぜ泣いてしまうのかわからない」という方は、思い当たる原因がないか参考にしてみてください。

指導がうまくいかない

新任教員が仕事で泣いてしまう原因の1つ目は、指導がうまくいかないことです。

生徒が話を聞かなかったり、何度注意しても改善されなかったりすると「もっと指導方法を工夫すればよかった」「これ以上どうしたらいいかわからない」と悔しい気持ちから泣いてしまうかもしれません。

私が教員として働いていた時、生徒が担任の言うことを全く聞かなくなってしまったクラスがありました。

クラスの担任は10年近く教員として働いてきた人ですが、指導がうまくいかない悔しさや生徒たちへの恐怖心から、何度か仕事中に泣いていました。

このように、指導がうまくいかないと仕事中でも感情が溢れて、泣いてしまう可能性があります。

いきなり学級担任をまかされた新任教員の場合は特に、どのように指導していいのかわからず、パニックになるかもしれません。

その結果、指導がうまくいかず仕事で泣いてしまうことも考えられます。

こちらの記事では、学級経営がうまくいかないとお悩みの方向けに、クラスをまとめるコツについて解説しています。

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責任感が強い

新任教員が仕事で泣いてしまう原因の2つ目は、責任感が強いことです。

責任感が強い人はミスをした時に「自分には生徒に教える資格がない」と自己嫌悪に陥りやすく、自信がなくなり仕事中でも我慢できずに泣いてしまう可能性があります。

特に教員は責任感が強い傾向にあるため、自分を責めて泣いてしまう人が多いかもしれません。

新任教員が仕事でミスをするのは自然なことです。しかし、そのたびに「周りに申し訳ない」「ちゃんとしなければ」と自分を追い込むとプレッシャーが大きくなってしまいます。

私が新任教員だった時も、自分のミスで保護者から叱責を受けたことがありました。

その時、ミスした原因を冷静に分析して改善すれば良かったのですが、私はとにかく「自分のせいだ」と原因は全て自分にあると考え、必要以上に自分を責めてしまいました。

教員の仕事をする上で、責任感を持つことは大切です。

しかし、責任感が強すぎると、ミスをした時に自分を責めて泣いてしまったり、「自分は先生に向いていない」と思い詰めたりするかもしれません。

職場の人間関係が悪い

新任教員が仕事で泣いてしまう原因の3つ目は、職場の人間関係が悪いことです。

新任教員が仕事でミスをしたり落ち込んだりしても、周りの教員がフォローをしてくれる場合は安心して業務に取り組めます。

しかし、ミスをするたびに上司に叱責されると自信がなくなり、泣いてしまうかもしれません。

私が教員だった時、クラスでの指導について教頭から毎日指摘を受けている同僚がいました。

その人は仕事中に泣いたわけではありませんが、ストレスが積み重なって「何で私だけ注意されるんだろう」と頻繁に愚痴をこぼしていました。

このように、学校では上司から理不尽に注意されることもあります。

また、多くの教員は基本的に一人で40人近くの生徒に指導をします。

周りの教員も忙しく、頼りにくい環境にあるため、結果的に新任教員の方はミスが増えてしまい、落ち込んで泣いてしまうことがあるかもしれません。

職場の人間関係が悪いと毎日のストレスが積み重なり、いきなり感情が爆発して泣いてしまう場合もあります。

↓こちらの記事では、教員の人間関係がドロドロになってしまう理由や、教員を人間関係で辞めたいと感じた場合の対策方法について詳細に解説しています。新任教員として人間関係に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

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新任教員が仕事で泣いてしまう場合の対策方法

新任教員が仕事で泣く場合の対策方法

それでは、新任教員が仕事で泣いてしまう場合は、どのように対処したらよいのでしょうか。

おすすめの対策方法は、次の3つです。

・一人になれる場所で気持ちを落ち着ける
・同僚や上司に相談する
・休職や転職を検討する

それぞれ具体的に解説していきます。

一人になれる場所で気持ちを落ち着ける

仕事中に生徒の前で泣いてしまった時は、一人になれる場所に移動して気持ちを落ち着けましょう。

気持ちが不安定なまま指導を続けても、かえって生徒を不安にさせてしまう可能性があります。

生徒を残しておくのが心配な場合は、職員室に行って事情を説明し「少しの間生徒を見ていただきたいです。」と一言声をかけてから場所を移動するのがおすすめです。

トイレや更衣室、空き教室などで気持ちが落ち着くまで深呼吸を繰り返しましょう。

気持ちを切り替えられたら生徒のところへ戻り「いきなり泣いちゃってごめんね、もう大丈夫だよ」などと言ってあげると生徒は安心するかもしれません。

どうしても気持ちが落ち着かない場合は上司に相談し、仕事を早退する方法もあります。

同僚や上司に相談する

仕事で泣いてしまう原因がはっきりしている場合は、その問題について同僚や上司に相談し、できる限り早めに解決しましょう。

たとえば、指導がうまくいかない場合はフォローに入ってもらう、相性の悪い教員がいる場合は次年度の人事を考慮してもらうなどの対策が考えられます。

私が仕事で泣いてしまった時は、学年主任が気づいてくれたおかげで、自分の悩みを相談することができました。

その後、生徒に指導する際は学年主任がフォローに入ってくれるようになり、かなり気持ちが軽くなって泣くことも減りました。

このように、同僚や上司に相談することで悩みやストレスが減り、仕事中に泣かなくなるかもしれません。

原因がはっきりしなくても、仕事で泣いてしまう時は誰かに話すことで気持ちを整理できる場合があります。

悩みやストレスは一人で抱えず、同僚や上司に相談しましょう。

職場の人間関係が悪くて同僚や上司に相談しにくい場合は、家族や友人に相談するのも一つの方法です。

また、自治体によっては教員向けの相談窓口を設置しているところもあるため、これ以上ストレスを溜めないよう相談することをおすすめします。

そして、今後のキャリアに悩みがある方は、キャリアコーチングでプロに相談してみるのも選択肢の一つです。転職サービスではないので、教員の仕事を続けることも含めて客観的なアドバイスを貰うことが可能です。

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転職サービスとは違い、現職でのキャリアアップや転職・副業など様々な選択肢の中から理想のキャリアの相談ができるのが魅力です。

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休職や転職を検討する

頻繁に仕事で泣いたり「自分に先生は無理かも」と思い詰めたりする場合は、休職や転職を検討しましょう。

頻繁に仕事で泣いてしまう場合は、大きなストレスを抱えている可能性があります。

これ以上心身の不調が出る前に、一旦仕事から離れて気持ちをリフレッシュさせましょう。

「教員を辞めるつもりはない」と考えている方には、休職がおすすめです。

ストレスによって心身の不調が出ている場合は、病気休職を取得すると給料をもらいながら休養に専念できます。

また、事前に業務の引き継ぎなどを行っておくと、周りに大きな迷惑をかけずに休職することも可能です。

↓こちらの記事では教員が休職すると迷惑なのかというテーマで休職時の注意点などを解説しています。今の仕事に悩んでいる新任教員の方は、いざという時のために休職も選択肢の一つとして持っておくことをオススメします。

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「自分に先生は無理かも」と考える場合は、転職活動を始めましょう。

転職活動をすることで、自分に合った仕事を見つけられたり、職場環境を改善できたりするかもしれません。

教員は在職中の転職活動ができます。教員は多忙なため転職活動をする時間があまりないですが、スキマ時間や長期休暇を活用して在職中に転職先を決めておくと安心です。

私は在職中に転職活動を進めて、無事に転職できました。

自分の好きな仕事ができている上に、業務量が大きく減り、気持ちに余裕を持って仕事に取り組めているため、転職して良かったと感じています。

最近は登録しておくだけで企業からのスカウトが届くような転職サービスも登場してきています。すぐすぐに教員から転職するつもりはない方でも効率的に情報収集ができるのでオススメです。

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↓こちらの記事では、20代教員の転職体験談を紹介しています。新任教員で転職をするのはハードルが高くも感じますが、今の仕事が合っていないのであれば転職も一度検討してみることをオススメします。

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新任教員にオススメな転職エージェント

最後に、新任教員にオススメな転職エージェントをまとめて紹介させていただきます。

転職活動をしてみることで、教員よりも自分に合った仕事が見つかる可能性もあります。また、転職活動を経て改めて教員の良さが分かるという事もあるでしょう。

転職エージェントに相談してみると、自身の経歴や希望に合わせて、求人の紹介や転職活動のサポートを無料でしてくれます。


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【まとめ】

新任教員は慣れない職場環境の中で大量の業務に追われ、ストレスも溜まりがちです。

そのため、仕事で泣いてしまうのは普通のことかもしれません。

新任教員が仕事で泣いてしまう原因には「指導が上手くいかない」「責任感が強い」「職場の人間関係が悪い」などが挙げられます。

仕事中に泣いてしまった時は、まず一人になれる場所に移動して気持ちを落ち着けましょう。

泣いてしまう原因がはっきりしている場合は、同僚や上司に相談して早めに解決するのがおすすめです。

また、頻繁に仕事で泣いたり「自分に先生は無理かも」と思い詰めたりする場合は、休職や転職を検討しましょう。

本記事を参考に仕事で泣いてしまう原因を見つけて、少しでもストレスを減らせるよう対策方法を実践してみてください。

新任教員で仕事がうまくいかないとお悩みの方は、↓こちらの記事もどうぞ。

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