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教員はキャパオーバーになりがち?原因と対策方法について実体験を元に解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教員の仕事をしている方の中には、「仕事が最近キャパオーバー気味……。」とお悩みの方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。教員は仕事量が多く、仕事の種類も幅広いため、どうしてもキャパオーバーになってしまいがちです。

今回の記事では、教員の仕事をしていてキャパオーバーに悩んでいる方向けに、教員がキャパオーバーになってしまう原因と対策方法について実体験を元に解説させていただきます。

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目次

教員はキャパオーバーになりがち?

私は小学校教員として約5年間勤務していましたが、キャパオーバーになることは頻繁にありました。

教員の仕事は生徒に授業をするだけでなく、学級経営や生徒指導、その他の事務仕事まで幅広くやらなければなりません。

私自身、一年目から学級担任を任されたこともあり、毎日体力的にも精神的にもキャパオーバーしていました。

何か問題が起きたとしても、同僚や先輩も仕事に追われて余裕がなかったため、基本的に一人で解決するしかありませんでした。

教員は仕事量の多さだけでなく、困ったときに周りに頼りにくい孤独感も重なってキャパオーバーになりがちだといえるかもしれません。

↓こちらの記事では、20代教員が転職活動をしてみた体験談を紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。

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教員がキャパオーバーになる原因

教員がキャパオーバーになる原因として、次の2つが挙げられると私は考えます。

・どの仕事から手をつけてよいのかわからない

教員が抱える仕事はあまりにも多く、時間的な余裕もないため、どれから手をつけるべきかわからなくなりがちです。

私自身、毎日この状態に陥っていました。

「宿題のチェックをしなきゃ」「でも明日の授業も考えなければ」「会議の資料も作らないと」という感じです。

やるべきことが多すぎると、頭の中がパニックになってしまいます。

結果的に全ての仕事が中途半端になり、期日が迫ってキャパオーバーになるのがよくあるパターンです。

教員は仕事量が多いため、やるべきことが整理できないとキャパオーバーになってしまいます。

・責任感が強い

教員の仕事をしている方は責任感が強い傾向にあり、キャパオーバーになる人も多い印象です。

責任感をもつことは大切ですが、あまりにも強すぎると、仕事に時間がかかったり、ミスしたときに自分を責めたりしてしまいます。

私も、仕事を最後まで終わらせないと納得がいかず、毎回のミスを重く受け止めて改善しようと努力してきました。

しかし、その結果ストレスが溜まり、心身に不調が出た経験があります。

教員になる方の多くは、真面目で責任感が強いために、自分を追い込んでキャパオーバーになるのかもしれません。

キャパオーバーになった時の対策方法

それでは、教員の仕事でキャパオーバーになった時、どのように対策するとよいのでしょうか。

私がおすすめする対策方法は、次の3つです。

・抱えている仕事を紙に書き出して整理する
・「6割でよし」と考える
・転職活動を始める

やるべき仕事を整理したり、目標値を下げたりすることで、心の負担を減らせます。

抱えている仕事を紙に書き出して整理する

まず、抱えている仕事を紙に書き出して整理すると、仕事量が多くても慌てずに済みます。

場合によっては、思っていたよりも仕事量が少ないことに気付くかもしれません。

些細な仕事でも、まずは紙に書いていきましょう。

抱えている仕事が分かったら、次にそれぞれの仕事を「いつ取り組むか」という視点で分けていきます。

私の場合は「放課後に集中して取り組みたい仕事」「生徒がいる時間でもできる仕事」を基準にして仕事を分けていました。

放課後に集中して取り組みたい仕事は「会議資料の作成」「学級通信の作成」「授業準備」などが挙げられます。

生徒がいる時間でもできる仕事は「宿題のチェック」「図工作品の掲示」などです。

その中でも期日がある仕事については、緊急性の高いものとして早急に取り組みます。

キャパオーバーになった時は、抱えている仕事を書き出し整理することで、冷静に取り組めるようになります。

「6割でよし」と考える

次に、完璧に仕事をこなそうとせず「6割でよし」と考えることも大切です。

教員の仕事は量が多いため、一つ一つを完璧に終わらせようとすると、どれだけ時間があっても足りません。

そこで、完璧ではなく6割程度を目指すことで仕事が早く終わり、他の業務にも集中できるようになります。

私の場合、毎回の宿題チェックで生徒全員に書いていたコメントをなくし、スタンプのみに変えたことがあります。

最初は不安でしたが、特にクレームもなく、仕事の負担も減らせたため「完璧にこだわらなくていいんだ」と思えるようになりました。

教員は、教育に対する信念をもっている人が多く、簡単には自分の方針を変えられないかもしれません。

しかし、それで心身に不調が出た結果、仕事に行けなくなっては本末転倒です。

ストレスを抱えずに仕事を続けるためにも「6割でよし」の考えをもって取り組んでみましょう。

転職活動を始める

最後に「どうしてもキャパオーバーになって、仕事がつらい……!」という方は、転職活動を始めましょう。

仕事量の許容範囲は人によって異なるため「仕事をこなせない自分はダメだ」と思う必要はありません。

転職活動では、さまざまな企業を知ることで、自分に適した仕事を見つけられる可能性があります。

教員の仕事がつらくて、毎日キャパオーバーしてしまう方は転職も視野に入れてみましょう。

また、教員は忙しくて時間に余裕はありませんが、できる限り在職中に転職活動をするのがおすすめです。

教員を辞めてから転職活動を始めると、時間の余裕はできてもお金の余裕がなくなり、結果的に自分を苦しめてしまうかもしれません。

隙間時間に少しずつ転職活動を進めて、転職先が決まってから退職するようにしましょう。


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【まとめ】

教員の仕事は幅広く、量も多いためキャパオーバーになりがちです。

どの仕事から取り組むべきかわからなかったり、責任感が強すぎたりすると、自分を追い込んでキャパオーバーしてしまいます。

キャパオーバーになった時の対策方法としては、紙に書き出して整理することや「6割でよし」と考えることが挙げられます。

どうしても教員の仕事がつらいときは、転職活動を始めることもおすすめです。

ストレスを抱え込まず仕事を続けるために、ぜひ今回の記事で紹介した方法を実践してみてください。

↓こちらの記事では、教員が仕事に行きたくないと感じた時の対策方法について解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

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