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塾講師の正社員に学歴や学力は必要なのか?元教室長が解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

塾講師の仕事に興味がある方の中には、「塾講師の正社員に興味があるけれど、学歴や学力はやっぱりないといけないのかな?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回の記事では、実際に塾講師や塾の教室長として働いてきた経験を元に、塾講師の正社員になるためには学歴や学力は必要なのかや、学歴や学力が無い場合はどうするべきかについて解説していきます。

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目次

塾講師の正社員に学歴や学力は必要なのか?

塾講師の正社員に学力や学歴は必要?

まずは、私自身の経歴を紹介させていただきます。

私は新卒5年目の社会人です。

大学時代に個別指導塾のアルバイト講師を4年間経験し、就活を経て別の個別指導塾の教室長として約2年間勤務しておりました。現在は転職し、教育系の企業でのんびりと働いております。また、周りの友人や同期には、塾講師の正社員として働いている人もいます。

その時の経験から、「塾講師の正社員になるためには学歴や学力は必要なのか?」というテーマについて、解説していきたいと思います。

塾講師の正社員になるためには、学歴や学力は絶対必要というわけではありませんが、「あった方が望ましい」と思います。

実際、私の周りに、大学を中退して高卒で入社されて大活躍されていた方もいましたので、学歴が全てではないと思います。また、医学部卒や難関国公立大卒でないと働けないというわけではありません。ですが、大学受験を指導する可能性がある塾に就職するのであれば、大卒の資格はあった方が望ましいと思います。

また、学歴だけではなく、「テキストに書いてあることをきちんと教えられるか」、「教科書以外のことも教えられるか」などを考えると、基礎学力もある程度必要になってくると思います。ですが、塾講師の仕事は、学力以外にもコミュニケーション能力なども必要になってくるため、学力がなくても塾講師に向いている方はいらっしゃるのではないかと思います。

塾講師の正社員として求められる学歴は?

では、塾講師の正社員にはどれくらいの学歴が求められるものなのか、具体的に解説していきたいと思います。

まずは、「4年制大学卒業」というのが1つの基準になるのではないかと考えます。塾講師の採用条件としては、4年制大学卒で募集をかけているところが多いように感じます。

必ずしも難関国立大学や有名私立大学卒でないといけないというわけではありませんが、医学部専門塾やハイクラスの塾への就職を目指すのであれば、それなりに高い学歴が求められます。(塾のブランドを保つために、大学名で足切りをするところもあるようです。)

このように、就職したい塾や会社によって、求められる学歴は異なります。自分の行きたいところがどれくらいの学歴を求めているのか、一度確認してみると良いかもしれません。

塾講師の正社員として求められる学力は?

では、次に塾講師の正社員にはどれくらいの学力が求められるものなのか、具体的に解説していきたいと思います。

求められる学力については、学歴と同じように会社や塾、教える学年によって異なります。

例えば、小学生対象の塾であれば小学校〜中学校の内容まで理解していればOKだと思います。中学受験生が多い塾では、中学受験独特の問題理解や中学受験の経験が求められる可能性もありますが、低学年を指導する際は、学力よりもコミュニケーション能力や共感力の方が求められます。学力については、あまり心配しなくても良いかもしれません。

また、中学生が多い塾であれば、小学校〜高校卒業程度の内容が頭に入っていれば大丈夫であることが多いです。ちなみに、生徒たちは小学校で習った概念(分数や割合など)を忘れていることもありますので、小学校の内容も教えられるようにしておいたほうが安心です。

最後に、大学進学塾や進学予備校であれば、共通テストや二次試験までの知識・理解が求められます。ある程度の学歴や学力が求められることは覚悟しておいたほうが良いかもしれません。

学歴や学力がない場合はどうするべき?

では、ここからは、「塾講師の正社員になりたいけれど、学歴や学力が無い」という場合はどうするべきか、解説していきたいと思います。

学歴や学力がそこまで必要ない塾に就職する

まずは、学歴や学力がそこまで必要ない塾に就職するというのが一つの手です。

具体的には、小中学生対象の塾や、地域の個別指導塾などです。対象学年が高い塾や、求人に「学力テストあり」「共通テストで〇割必須」という記載があるところを避けましょう。

上記の塾であれば、就職時に学力テストを課されず、書類選考と面接のみで内定が出る場合もあります。

資格を取得する

次に、資格を取得するということです。

学歴や学力がなくて自信がない場合は、漢字検定、数学検定、英語検定やTOEICなどの資格試験に挑戦してみましょう。面接時のアピールポイントや自信につながるだけでなく、生徒が資格試験を受験する際に指導できるので一石二鳥です。

特に、近年は英語検定やTOEICを受験するために塾に通う生徒も増えてきているので、需要は高まっているといえるでしょう。

とりあえず求人に応募してみる

最後に、「とりあえず塾講師の求人に応募してみる」ことをおすすめします。(暴論かもしれませんが…笑)

現在、塾業界は人手不足と言われています。通年で採用をしても人が集まらない塾もあるため、学歴や学力を問わない(学力テストなどを設けない)ところも増えてきているようです。まずは求人に応募してみて実際の雰囲気を見てみるのも良いかもしれません。

また、学力テストがあったとしても、人柄採用の塾があるのも事実です。場数を増やして、経験値を付け、塾講師として就職するのを目指すのも良いと思います。

【まとめ】

塾講師の仕事に興味がある方の中には、「塾講師の正社員に興味があるけれど、学歴や学力はやっぱりないといけないのかな?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。塾講師の仕事は、学歴や学力だけではなくさまざまなスキルが必要となる仕事です。自分の人間力を信じて、果敢にチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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