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塾講師のテストは何割取れないと落ちる?対策方法はある?

こんにちは。「gusare」編集部です。

塾講師の仕事に興味がある方の中には、「塾講師のテストってどんな感じなんだろう?何割くらい取れないと落ちるんだろう?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないかと思います。応募をするのであれば、できればしっかりと対策をして、塾講師に受かりたいですよね。

今回の記事では、実際に塾講師や塾の教室長として働いてきた経験を元に、塾講師のテストの内容や、テストで何割くらい取らないと落ちるのか、対策方法はあるのか等について具体的に解説させていただきます。

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目次

塾講師のテストとは?

塾講師のテストは何割取れないと落ちる?

まずは、私自身の経歴を紹介させていただきます。

私は新卒5年目の社会人です。

大学時代に個別指導塾のアルバイト講師を4年間経験し、就活を経て別の個別指導塾の教室長として約2年間勤務しておりました。現在は転職し、教育系の企業でのんびりと働いております。

大学時代は塾講師採用時のテストはありませんでしたが、転職時に採用時テストを受けた経験があります。また、他塾で働いていた数名の友人から採用時テストについて話を聞いたこともあります。

その時の経験から、塾講師のテストについて解説していきたいと思います。

まず、塾講師採用時のテストの目的は、「塾講師として業務ができるだけの基本的な学力があるかどうか測るため」です。

内容は、塾によってさまざまで、基礎問題や独自の問題を作成しているところもあれば、共通テストなどを課しているところもあります。

メインは小学校〜中学校3年生までの問題になるかと思いますが、ハイレベルな塾を目指す場合や高校生対象の塾に応募する場合には、大学受験レベルまで求められることを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。

募集要項や求人票などを確認してみると、試験内容や目標得点について書いてあることが多いです。希望する塾に採用時テストがあるかどうか、改めて確認してみると良いと思います。

塾講師のテストで落ちることはある?

では、もし希望する塾に採用時テストが課されていた場合、「落ちることはあるのか?」について解説していきたいと思います。また、落ちる場合の理由についてもいくつかのポイントに分けて解説します。

まず、塾講師の採用時テストで落ちることは、時々あります。

落ちる場合の理由として挙げられるのは、

•目標点よりもかなり低得点だったから
•定員に達してしまったから
•雑な記述で解答が読めなかったから

などです。

ただ、安心していただきたいのは、「テストが悪かったから即不採用」にはならないことが多いということです。

基本的に塾講師の採用においては、学力よりも人間性やコミュニケーション能力、やる気を評価するケースが多いです。

また、採用までの流れとして、

書類審査→(面接)→学力試験→面接→採用

という流れをとっているところが多いため、まずは学力テストよりも面接や履歴書などに力を入れて準備する必要があると言えます。

その上で、テストに向けて対策をしていくことをおすすめします。

塾講師のテストは何割必要?

次に、実際塾講師のテストを受ける際には何割くらい取る必要があるのかについて解説していきたいと思います。

目標点をお伝えする前に、前提として塾講師のテストの科目について説明したいと思います。

塾講師テストは、

•英語、数学

の2教科がメインとなります。

その他にも

•英語、数学、国語
•英語、数学、理科
•5教科
•得意な科目2科目

など、さまざまなパターンのテストが存在します。

各科目それぞれに目標点が課されている場合もあれば、「合計◯点で合格」「◯割もしくは今後◯割に到達する見込みがあればOK」という場合もあります。

これは塾によってさまざまなので、「◯割取れれば採用」という目安はありません。

ですが、もしその塾で採用された場合、そのテスト内容と同じような問題を生徒に教えなければなりません。そのため、最低でも全体の7〜8割くらいは取っておきたいところではあると思います。

もちろん、中学受験の複雑な算数問題や難解問題は解けなくても問題ないと思います。ですが、基礎問題はある程度解けて、かつ教えられるように対策しておくことが必要ではないかと思います。

塾講師のテストに対策方法はある?

では、塾講師の採用時テストで7〜8割取れるようにするためには、どのように対策すれば良いかを解説していきたいと思います。

希望する塾が対象としている学年によって、それぞれ対策が異なりますので、対象年齢や受験内容ごとに説明します。

小学生対象の塾

まず、小学生対象の塾の場合は、基本的に学力テストが設けられていない場合が多いです。学力よりもコミュニケーション能力や人間性で勝負できるように対策しましょう。

中学受験専門塾

次に、中学受験専門塾では、中学受験の過去問が出題されることがあります。

希望している塾の近隣の中学校や、有名私立中学校の過去問などを解いておくと良いかもしれません。特に数学は特殊な計算方法で解く問題も多くあります。落とし穴としてよく挙げられるのが、「中学•高校で習う解法を使わずに解かなければならない」ということです。小学生で習った内容だけで解く練習もしておくと良いでしょう。

小学生〜高校生までの個別指導塾

次に、小学生〜高校生まで対象の個別指導塾では、学力テストを設けているところと設けていないところがあります。

学力テストが設けられている場合は、中学校レベルの基本問題が出題される場合がほとんどです。

英語は標準的な文法や長文問題、数学は割合や図形が頻出分野です。

中学校総まとめのような参考書などを買って対策するのも良いと思います。また、自分が苦手な分野は重点的に復習しておきましょう。

中学生対象の進学塾

次に、中学生対象の進学塾では、近隣公立高校の過去問などが出題されることが多いです。

内容としては上記の個別指導塾と同じレベル感ではありますが、1つ注意点があります。それは、大学進学のために県外から引っ越してきて他県の塾のバイトを始める方です。県立高校の過去問は県によって問題が異なり、対策方法も全く異なります。そのため、地元の高校入試の過去問はすらすら解けるけれど、いざ塾講師のテストを受けてみると、全く解けなかったという話をよく聞きます。

該当の県の過去問に触れておくことをおすすめします。(塾講師になってからも役立ちます)

高校生対象の進学塾•予備校

次に、高校生対象の進学塾や予備校では、上記の4つとは異なり、かなり高いレベルの問題が出題されることが予想されます。

一番多いのが、共通テストの過去問が出題されるケースです。これは本試•追試ともに出題が予想されるため、共通テストの過去問5年分などを買って対策するのが良いと思います。

また、共通テストを受けたばかりで、対策が既にできている新大学1年生の方は、苦手な分野だけ復習しておくのが良いと思います。(特に古文•漢文は抜けがちです)

共通テスト7〜8割はかなり高い水準にはなりますが、教科が絞られているので、過去問を繰り返し繰り返し解いて高得点を目指しましょう。

【まとめ】

塾講師の仕事に興味がある方の中には、塾講師のテストが不安な方もいらっしゃると思います。

自分が希望する塾が、どのレベルを求めているのかをしっかりと把握して、対策すれば大丈夫だと思います。また、学力よりも人間性やコミュニケーション能力が重視される側面も正直ありますので、是非、勇気を持ってチャレンジしていただければ嬉しいです。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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