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常勤講師は3年以上働ける?同じ学校でも働き続けられる?

こんにちは。「gusare」編集部です。

常勤講師に興味がある方や、既に常勤講師として働いている方の中には、「常勤講師の仕事って3年以上働けるのかな?同じ学校でも働き続けられるのかな……?」と不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、実際に常勤講師として働いていた経験を元に、常勤講師は3年以上働けるのか、同じ学校でも働き続けられるのかについて解説させていただきます。

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目次

常勤講師は3年以上続けられる?

常勤講師は3年以上働ける?同じ学校で働き続けられる?

まずは、記事を書いている筆者の経歴を紹介します。

私は、新卒から4年間小学校の正規教員として働いていました。

その後退職し、中学校の常勤講師や小学校の時短講師として働いた経験もあります。

現在は、教育とは別分野の一般企業で働いています。

私が講師として働いた期間は以下の通りです。

・中学校の常勤講師 2ヶ月
・小学校の時短講師 2ヶ月

当時は、休んでいる正規教員の代わりとして働いていたため、2ヶ月という短い契約でした。

私のように、代替教員として働く場合は、同じ学校で3年以上働くことは難しいです。

※代替教員⋯正規教員が復帰するまで働く講師のこと

しかし、年度始めの増員を目的として配属された講師であれば、契約期間は1年であることが多いです。

基本的に、常勤講師の1度の契約は最長が1年であり、次の年も講師をする場合は講師登録が必要です。

同じ学校で3年働くという契約は1度に結ばれませんが、次の年も講師登録をする事で再び同じ学校に配属されることもあります。

そのため、常勤講師が同じ学校で3年以上働くことは不可能では無いと言えるでしょう。

しかし、最終的に配属を決めるのは教育委員会ですので、講師側が同じ学校で3年以上の勤務を望んでいても叶わない事もあります。

ここからは、実際に同じ学校で3年以上働くことがどの程度可能なのか、またそのために自分達で工夫できる事について解説していきます。

常勤講師は同じ学校で働き続けられる?

では、実際に常勤講師は同じ学校で働き続けられるかというと、意外と働き続ける事ができます。

私の周りの例でお伝えすると、知り合いの常勤講師10人中6人は2年目も同じ学校で働くことができていました。

残りの4人は教員採用試験に合格して学校が変わったり、常勤講師として働くけれど学校が変わったりと様々でした。

特に、代替教員になると私のように契約期間が数ヶ月単位になることがあるので、学校が変わりやすいようです。

しかし、初めにお伝えした通り常勤講師が同じ学校で働き続けることは不可能ではありません。

常勤講師として、同じ学校で働きたい場合は以下の2点を意識すると働きやすいでしょう。

・年度始めに赴任できるように、講師登録の時期に気をつける。
(オススメの時期は、教員採用試験が終わった11月〜1月。この時期に講師登録をしておくと、年度始めから働く確率が上がります。)
・代替教員ではなく、増員のための講師として赴任する。
(契約が年度途中で切れることがなく、年度末まで結ばれる。)

このような工夫次第では、同じ学校で働く確率をあげることができますよ。

常勤講師として3年以上続ける方法は?

次に、常勤講師として働く期間や続けて働く方法についてお伝えします。

常勤講師に、「3年以上同じ学校で働けない」「3年経つと自動的に常勤講師はできなくなる」といった決まりはありません。

しかし、1度常勤講師になればその後何もせずに常勤講師として働けるわけではありませんので、注意して下さいね。

常勤講師として3年以上続ける方法は以下の通りです。

【①次年度の講師登録をする】

基本的に、講師登録の効力は1年のみです。

そのため、その後も講師をする場合は必ず講師登録をする必要があります。

働く自治体のホームページを見ると、講師登録の案内などが載っています。

次の年の受付が始まっていないか都度確認し、毎年忘れずに講師登録をしましょう。

【②教育委員会から次年度の連絡が来る】

3月になると、人事異動の時期になります。

講師登録が完了している場合は、常勤講師もどこで働くか決まる時期になります。

その場合は、教育委員会からの連絡を待ちましょう。

既に学校で働いている、かつその学校が次の年も人員が足りない場合は同じ学校で続けて働くことも考えられます。

その時は、教育委員会ではなく学校の管理職から伝えられることもありますよ。

【常勤講師が同じ学校で働き続けるには?】

では、実際に学校で働き出した後に「この学校で来年も、その後も働きたい…!」と思う人もいると思います。

1年毎に環境が変わるのは心身ともに大変ですよね。

とはいえ、初めにもお伝えした通り常勤講師がどこで働くかを決めるのは教育委員会です。

そのため、常勤講師で、絶対に同じ学校で働けるといった確実な方法はありません。

ここでは、同じ学校で働く確率を上げるためにしておきたいことや、意識することについて解説します。

【人事面談で管理職に意思表示をする】

毎年11月〜12月頃に管理職との面談があります。

この面談では、次の年に向けての意思確認などがあります。

(講師登録を来年もするのか、退職するのか、異動を希望しているか など)

その際に、講師登録を来年もすること、また今の学校で働きたいことをはっきりと管理職に伝えましょう。

人事異動の前に管理職が講師の意向を聞いている場合、反映してもらえる可能性があります。

そのため、秋の人事面談では必ず自分の意思を伝えるようにしてくださいね。

【次年度も同じ学校で働いて欲しいと思われる人材を目指す】

いくら講師側が次年度も同じ学校で働きたいと考えても、学校側も同じように望んでいない場合は働くことはできません。

勤務をした1年で、「来年も働いて欲しい」と思ってもらえるかどうかはかなり大きなポイントです。

管理職からも、周りの先生からも必要な人材だと思ってもらえるよう、自己研鑽を重ね学び続ける姿勢を持ってください。

学校から求められる人材になるためには、このような点を工夫し気をつけると良いでしょう。

・学級経営
・授業準備
・保護者対応
・校務分掌

多忙な中で難しいと思いますが、どの点に置いても信頼される教員には欠かせません。

自分の中で日々努力を続けてみてくださいね。

その結果、もし同じ学校で縁がなく働けなかった場合でも身についた力は新しい学校で発揮することができると思います。

【まとめ】

この記事では、常勤講師として働いていた経験や周りの体験談を元に、常勤講師は3年以上働けるのか、また同じ学校でも働き続けられるのかについて解説させていただきました。

私の知り合いには、常勤講師として20年以上同じ自治体で働き、その後教員採用試験を受けた人もいます。

(20年の中で勤務校は変わっていますが、3年以上働いた学校も多数あるそうです。)

常勤講師は、正規教員よりも環境が変わりやすいですが、必ずしも3年以上同じ学校で働くことができないわけではありません。

この記事を参考に、長く働ける学校が見つけられると良いですね。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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