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個別指導塾の教室長は激務なのか?激務になる理由と対策方法について解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

これから個別指導塾の教室長として働くかもしれないという方の中には、「個別指導塾の教室長って激務なのかな……?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。既に教室長として働いていて激務で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、実際に個別指導塾の教室長として働いた経験を元に、個別指導塾の教室長は激務なのか、また激務と感じた場合の対策方法等について具体的に解説させていただきます。

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目次

個別指導塾の教室長は激務なのか?

個別指導塾の教室長は激務なのか?

まずは、記事を書いている私の経歴を紹介させていただきます。

私は新卒5年目になる社会人です。

大学の教育学部で小学校、中学校、高校全ての教職免許を取得し、就活を経て現在は教育関係の一般企業で働いております。

前職で個別指導塾の教室長として勤めておりましたので、まずは私自身の経験談をお話したいと思います。

私は新卒で個別指導塾に就職し、半年ほど研修をした後教室長に就任しました。

初めて「激務だな」と感じたのは、2年目の夏から受験期にかけての期間です。

ありがたいことに、この時期急激に生徒さんが増えました。

生徒の指導をする先生の手配が間に合わず、ほぼ毎日朝から夜まで12時間働いているような状況でした。また、その年の冬にはさらに生徒が増え、教室も増え、受験シーズンとも重なりました。冬期講習から受験期までは正直かなり忙しく、夜中まで仕事をしたり、休日出勤をしたり、ほとんど毎日仕事のことを考えている状況でした。正確には覚えていませんが、一番忙しかった月の残業時間は120時間を超えていたと思います。

振り返ってみると、この時激務だった要因は

・新人のため初めての仕事が多く、一つひとつの仕事に時間がかかってしまった
・急激に生徒さんが増えて人員不足に陥ってしまった
・仕事や人員をマネジメント出来る技量がなく、自分で全部やろうとしてしまった
・仕事とプライベートのバランスの取り方が分かっていなかった

という私自身の問題と、環境の急激な変化があったことが挙げられると思います。

そのため、

・ある程度の社会人経験がある方
・要領よく仕事をこなせる方
・生徒数が安定している教室

であればそこまで激務にはならないこともあると思います。

ただ、「個別指導塾の教室長は激務か?」という質問に対しての私自身の考えは、「激務になりがち」だと思います。

↓こちらの記事では、塾の教室長に向いてない人の特徴について解説をしています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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「個別指導塾の教室長は激務でしんどいし、このまま続けてもいいのか悩む……!」という方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、現職の仕事を続ける選択肢も含めてキャリアの相談が可能です。

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もちろん、これから個別指導塾の教室長になろうかどうか悩んでいるという方もお気軽に今後のキャリアについて相談可能です!

個別指導塾の教室長が激務になりがちな理由

個別指導塾の教室長が激務になりがちな要因は3つあると考えています。

仕事内容や求められるスキルが多岐にわたるから

まず始めに要因として挙げられるのは、教室長の仕事が多岐にわたることだと思います。

他の会社であれば、総務、経理、研究開発、営業、販売、広報、清掃など職種別に勤務することが多いと思います。

一方で、教室長という職種はこれらすべてを1人で管理すると言っても過言ではありません。もちろん、塾によっては事務担当の社員や副教室長のようなポジションの社員がいるところもあるとは思いますが、潤沢な資金や人員が無い場合は、1人で1つ以上の教室を見る、というスタイルが一般的かと思います。

仕事の内容が増えれば増えるほど、覚えることも増え、やることも増えます。

もちろん、アルバイトの講師や他の社員にお願いすることも出来ますが、今度は管理職としてのマネジメント能力が問われます。

上記のような多くの仕事を遂行する力に加えて、生徒や保護者と円滑にコミュニケーションを取れる力や、周りの小さな変化にも気付ける観察力も必要です。また、長い稼働時間に耐えられるだけのバイタリティや、強い精神力も必要です。

このように、教室長という仕事は求められることが多い分、激務になりがちなのではないでしょうか。

裁量権が大きい代わりにノルマに対しての責任を負うから

教室長は多岐にわたる仕事の裁量権を持っている代わりに、「売上」「生徒数」を増やすことが命題もしくはノルマとして与えられている場合が多いです。

そのため、新規の生徒開拓のために広報活動を行ったり、塾外生向けのイベントを行ったり、既存塾生に対して営業をかけたりして売上や生徒数を獲得する必要があります。

現状維持のための教室管理であればそこまで大変ではないかもしれませんが、「売上目標を達成する」「生徒数を増やす」というノルマがある限り、その目標に向けて普段の業務にプラスして営業活動を行う必要があります。

通常業務として多岐にわたる仕事をこなしつつ、営業マンとしても活動しなければならないため、教室長は激務になりがちと言えるかもしれません。

商材が「サービス」であり、生徒のために頑張ってしまうから

教室長が売っているものは工業製品などの「もの」ではなく、「サービス」であることが多いです。また、個別指導塾の生徒・保護者は、教室長からの学習アドバイスや講師の授業などの人的サービスやサポートを目当てに来ます。

そのため、例えば、

・休みの日に生徒から緊急の進路相談を受けたので出勤する
・出勤予定だった講師が体調を崩し、代わりの講師がいないので出勤する
・生徒から推薦受験前に面接の練習をしてほしいと頼まれたので正月休みに出勤する
・受験前の土日に勉強合宿を企画して行う
・生徒から「欲しい」と言われた対策プリントを講師と協力して作る

など、マンパワーを使って、サービスやサポートが際限なく出来てしまうという怖さがあります。

それに加えて、生徒や保護者から「先生、お願いします」という魔法の言葉が聞こえてしまった時には、無限の残業タイムが始まってしまいます。

もちろん、これらのサービスを提供する際にはお金をいただくことも多いですが、提供するものが増えれば増えるほど業務量が増えるのは必然だと思います。

特に、教育業界を選んで教室長として業務をしている方は、少なくとも「生徒や保護者の役に立ちたい!」という気持ちを持って働いている方が多いので、サービス過多から激務になりがちなのかもしれません。

個別指導塾の教室長が激務になってしまった時の対策方法

では、個別指導塾の教室長が激務になってしまった際にはどうすれば良いのでしょうか。

教室長経験を経て、現在は別職種で働いている私が考える対策方法を説明します。

↓こちらの記事では、塾の教室長になる際の志望動機について解説していますので、「今後、教室長として就職や転職を検討している!」という方はこちらもチェックしてみてください。

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周りの教室長や上司にアドバイスをもらう。

まずは、自分の働き方や考え方を見直すために、周りの教室長や上司にアドバイスをもらうのが良いと思います。

特に、休みも取りながらしっかりと成果を出している方に意見をもらってみましょう。

私が激務で休みが取れず、頭が働かなくなっていたとき、上司から「戦略的に休息を取りなさい」とアドバイスをいただいたことがあります。

戦略的休息とは、『思いついた時に休むのではなく、日常生活の中に休息をルーティン的に組み込む』ということだそうで、「『1時間働いたら外に出て10分休憩を取る』、『0時を回ったら帰って次の日の朝やる』など、機械的に休む仕組みを作りなさい」と言われました。

このように、自分の周りで活躍されている方にお話を聞いて、問題に対処してみるのも一つの対処法かもしれません。

絶対に休まざるを得ない外的要因を作る。

教室長という仕事は、自分自身がこだわればこだわるほど業務が増える職種だと思います。

そのため、休日や業務終わりに帰らなければならない理由を作るのが効果的だと考えます。

例えば、

・〇月〇日に絶対の推しのライブに行くから、今週は仕事を早く終わらせよう
・今日の夜はデートだから早く帰れるように段取りしよう
・来月は子どもの入学式に行けるように早めに人員配置しておこう

など、仕事以外の約束を先に入れてしまうことをお勧めします。

このように、仕事をある程度完了させて帰らざるを得ない環境を作り出すのも一つの手だと思います。

↓こちらの記事では教室長の仕事を休めない時の対策方法についてより具体的に解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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転職を考える。

最後に、「様々な対策をしてみたけれど、それでも激務が続いて身体や心が持たない…」という方には転職を強くおすすめします。

例えば、

・食欲がなくなってきた
・睡眠に支障をきたし始めた
・朝起きれなくなってきた
・毎日理由も無く涙が出てくる
・仕事に行こうとすると、身体的な症状が出る
・頭がボーっとして感情がなくなってきたように感じる

などの症状がある場合は、悪化すると専門機関での診察が必要になる場合もあります。

無理をせず、早めに環境を変えることを検討してみてください。

教室長として培ってきた業務遂行能力やコミュニケーション能力、観察力、バイタリティ、精神力などは、他業種でも生かせるスキルだと思います。

同じ教育業界でも職種を変えれば、ワークライフバランスが取れてやりがいのある仕事も多くあります。(私も教室長から職種を変え、現在は休みをしっかり取りながらゆったり働けています。)

また、先輩や同期の教室長から話を聞くと、他業種へ転職した方も多くいらっしゃるようです。まずは転職エージェントなどに相談して、転職活動を検討されてみるのも一つの対策方法かと思います。

↓こちらの記事では、塾の教室長を辞めたいと感じた時の流れや注意点について解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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【まとめ】

「個別指導塾の教室長って激務なのかな……?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。また、既に教室長として働いていて激務で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

どのような場合でも、教室長は激務になりがちな職種なので、対策方法を考えて働くことが大切だと思います。もし、現在激務で悩まれている方は周りに相談したり、転職を検討してみてください。

「周りに仕事について相談できる人がいない……!」という場合は、プロのキャリアコーチングを試してのも一つの手です。キャリアコーチングは転職サービスではないので、現職を続ける選択肢も含めて客観的なアドバイスを貰えます。

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gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
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