こんにちは。「gusare」編集部です。
最近、Youtubeの動画シナリオや台本を作る「Youtubeシナリオライター」という仕事が少しずつ増えてきました。
ただ、Youtubeシナリオライターの仕事は生まれたばかりの仕事ですので、「実際Youtubeのシナリオライターの仕事をしてどれくらい収入って貰えるの?」と気になっている方も多いのではないかと思います。
今回の記事では、実際にYoutubeシナリオライターの仕事経験がある9名の方にWEBアンケートを行い、どれくらいの収入を得ているのか、一本当たりの単価はどれくらいなのか、実際に仕事をしてみた感想はどんな感じかなど様々な点を聞いてみました。
Youtubeシナリオライターに興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。
Youtubeシナリオライターの収入はどれくらい?
まず、9名の方に「Youtubeシナリオライターでの収入が月にどれくらいあるのか?」を↓の4つの項目の中から選んでいただきました。
・月1万円以下
・月1万円~5万円
・月5万円~10万円
・月10万円以上
そして、9人の方の回答を集計したものが↓こちらです。
・月1万円以下:4人
・月1万円~5万円:0人
・月5万円~10万円:4人
・月10万円以上:1人
全体的に見ると、月1万円以下の方と月5万円以上の方が半々という感じでした。
人によっては月10万円以上収入がある人もおり、人によって収入にかなり差がある仕事でもあるようです。
ここからは、具体的にYoutubeシナリオライターの仕事を経験した方の体験談を紹介させていただきます。
月1万円以下
①経験したジャンル
国際関係物やYouTubeのスカット系とラブコメを書きました。
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本3000円〰️×数本程度
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
実際本業にする事はとても難しいと考えております。
仕事が毎日8時間ある中、シナリオライターとして活動する事は楽しくも、時に厳しい面がありました。しかしやりがいを感じるため続けています。ですが収入面と安定性からどうしてもシナリオライター1本で行くのは難しいと考えております。
①経験したジャンル
歴史系
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本3000円の単発のみ
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
あるクラウド系のワーキングサイトで1度だけやってみたが、クライアントさんからの細かい指定にしたがって、シナリオを組み立てるのは、結構しんどい。何度も訂正を求められるので、シナリオづくりに時間や労力を割くことになって、本業に集中できなくなった。シナリオづくりに拘束される反面、単価は安いので、コスパも悪いと感じた。
①経験したジャンル
スカッと系シナリオ・馴れ初め系
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本2000円、クライアント様の返答までのスピードにより納品数の変動あり
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
シナリオ制作自体はプロットありの物を選んでいたので、そこまで苦ではありませんでした。しかし添削までに時間がかかった(長くて10日待ち)事や、プロット指示通り書いたのにも関わらず添削で違うものにする指示が出てきた時はモチベーションが低下してしまい、継続する事をやめる決断に至りました。文章を書く事が好きなだけではできないと思います。
①経験したジャンル
鉄道を利用した旅行動画
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本1000円×2本
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
社会的な需要があるかどうかは実際に配信しなければならない環境だが、シナリオライターとしては成果を実感するのはかなり後になってからなので、副業として行うことは正直言って「オススメできない」と思いました。
月1万円~5万円
①経験したジャンル
SF、ファンタジー
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本5000円×10本
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
Youtubeのシナリオライターをやってみて、結構脚本を書くのに大変でした。締め切りに迫るのが早すぎて、追い付かないときもありました。でも、ゆっくり解説系とかずんだもん系はほとんど見ているので、キャラクター要素は大体掴んでいます。
①経験したジャンル
不快な相手をやりこめるスカッと系、友情や家族愛や恋愛などの感動系、不倫妻などへの凄惨な復讐系、寝取り寝取られなどの官能系
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本3000円×5本
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
スカッと系や感動系は書いていてこちらもそこそこ悪い気持ちではなかったが、復讐系は自分もなんだか陰惨な気持ちになってきてしまうので書いていて気が滅入ってしまった。官能系はうまくはまれば楽しく書けた。単価も大事だが、精神的に楽しいかどうかもかなり肝心だという感想です。
①経験したジャンル
漫画の考察
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本3000円を週2~3本
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
漫画の考察なので最新話は常に追っておく必要性を感じた。もともと考察系の動画やまとめサイトなどは閲覧していたので、なんとなくどんな文章を書けば良いかは掴めていた。すき間時間で収入を得られて良い副業だと感じた。
①経験したジャンル
スカッとした話、復讐系
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
1本500円×40本
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
収入の割にはノルマがキツく大変だった印象があり、結局のところ2ヶ月程度で辞めてしまいました。ジャンルやテーマが変わらないためすぐにネタ切れとなり、ライティング自体は大変でなくてもネタ探しにとても苦労しました。
月10万円以上
①経験したジャンル
スカッと系、ラブストーリー
②1本当たりの単価と1か月あたりの納品回数
3000円を30本 2000円を10本程度 クライアントによって単価は異なります。
③Youtubeのシナリオライターをやってみた感想
クライアント様によって大きく異なる仕事だと思います。のびのびやらせてもらえるクライアント様もいるのですが、校正担当の方によくわからない修正をされることもありました。クライアント様やレギュレーションによって仕事のしやすさが大きく異なりますので、運も必要だと思います。
まとめ
今回の記事では、Youtubeシナリオライターの収入はどれくらいなのかについて、実際にYoutubeシナリオライターの仕事を経験した方への体験談を元に解説させていただきました。
Youtubeシナリオライターの仕事は副業としても始められる仕事なので、興味があればまずはぜひ案件に応募してチャレンジしてみてください。
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