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教員の働き方はおかしい?教員経験者15名にアンケート調査してみた!

こんにちは。「gusare」編集部です。

最近、教員の仕事の大変さが頻繁にニュースなどでも取り上げられられるようになってきましたよね。

教習課程を学ぶ学生や、教員の仕事の経験がない方でも、「教員の働き方はおかしい!」というイメージを持っている方は多いかと思います。

今回の記事では、実際に教員として働いた経験がある方を対象にアンケートを行い、教員の働き方はおかしいのかどうか、具体的な体験談を募集・まとめてみました。

これから教員になろうか迷っている方や、既に教員として働いていて辞めようかどうかを悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

教員の働き方はおかしいのか?

「教員の仕事」と一言でいっても、働いている学校や年齢、教える教科や部活などによって働き方は大きく変わってきます。

例えばですが、小学校では基本的には部活動がありませんが、中学校や高校の教員の方は部活動の顧問等としての仕事も増えたりしてきます。

また、教員の仕事は子供と接する仕事でやりがいを持って取り組んでいる方も他の職種に比べるとやりがいをもって取り組んでいる方も多い傾向があります。そのため、多少の残業や仕事量などは気にされない方も少なからずいるでしょう。

今回は、年齢や学校、教科などが異なる教員経験者にアンケートを行い、教員の働き方についてリアルな声を集めてみました。

教員経験者にアンケートをしてみた!

では早速ですが、教員の経験がある15名の方を対象にWEBアンケートにて「教員の働き方はおかしいかどうか」を聞いてみました。また、具体的に教員の働き方がおかしいと感じたポイント、もしくはおかしくないと感じたポイントについても教えていただきました。

まず、↓の選択肢の中から一番自分の考えと合っているものを選んでいただきました。

・教員の働き方はおかしい。
・教員の働き方は少しおかしい。
・教員の働き方はあまりおかしくはない
・教員の働き方はおかしくはない。

アンケートを集計した結果が↓こちらです。

やはり、「教員の働きはおかしい」と感じている方が11人で最多という結果となりました。

ただ、教員経験者全員がおかしいと感じているわけではなく、「あまりおかしくはない」「おかしくはない」と感じている方も少なからずいらっしゃるようです。

教員の働き方はおかしい

【20代女性】高校数学教員

常に何かしら生徒のことをしなければいけないので、実質休憩という休憩はない。また、残業してもお金がつかないし、なんのための残業かも分からない。不要な書類がたくさんあるために、それを処理するのにたくさんの時間を費やさなければならないので、生徒のことをそっちのけで作業しなければならない時もある。日本の教育改革が必要だと思う。

【40代男性】小学校教員

二十年弱働いてきましたが、労働環境、労働条件の悪化で昨年度末を以て退職しました。世間でも話題になっているように教職はブラックです。日頃への児童生徒への学習・生活指導はまだしも、余計な保護者対応や少年団・部活動始動、地域行事の参加などその業務は多岐にわたります。さらに細かく見ていくとその業務内容は膨大で働き方改革とは逆行しているように思うこともあります。

【40代男性】中学校数学教員

中学校の教員は部活動の顧問になることが半ば義務化されており、特に運動部の場合には試合に参加するために休日返上で生徒に付き添う必要があります。また職員会議も頻繁にあり、特に生徒に何らかの問題がある場合には夜遅くまで拘束されます。一方で残業手当がなく、仕事の内容に見合った報酬が得られてない点でもおかしいと感じています。

【20代女性】小学校教員

まず朝の出勤は7時でした。勤務開始はもちろん8時30分なのですが、子どもたちは7時50分には投稿してくる。その前にその日の準備や事務作業をしていました。もちろん8時ごろ出勤される先生も見えますが、お子さんがいたり、介護をされていたりと、独身の先生は早く来れて当然という暗黙の了解のようなものがありました。

【40代女性】小学校教員

残業時間が多すぎる。勤務終了は、5時くらいなのに、普通に8時9時までやることが終わらない日も多い。クラスの子の授業作り以外の校務が多すぎて何の仕事をしているか分からなくなる。朝も5時6時など早くから出勤している教員もいて、絶対的に仕事量と勤務時間が見合っておらず、時給が何百円の状態になっている。

【30代女性】高校家庭科教員

1番おかしいなと思ったのが部活動顧問としての仕事です。平日必ず部活動があるのですが、必ず部活の終了時間は就業時間を過ぎてしまいます。にも関わらず平日は残業代が出ません。またあまり知識のないスポーツでも人が足りないからと担当させられることがあります。勉強する時間もないですし、うまく指導することもできないので生徒との信頼関係も崩れてしまいます。

【60代男性】小学校教員

法的には勤務時間が設定されているのは当然のことだが、その勤務時間内だけではやり遂げることができない仕事量が大問題である。子どもたちがいる間は、当然学習指導や生活指導があり、その間給食時ですら指導時間に含まれ、休憩時間はない。これに6時間から7時間取られる。残り1から2時間で、職員会議、打ち合わせ、翌日の授業準備、各種調査依頼の対応、保護者への対応等、とてもさばききれる仕事量ではない。当然毎日残業であるが、残業に対する手当もない。

【20代女性】中学校社会科教員

放課後部活の生徒を見る際は給料が出ず、サービス残業状態。土日の部活動や、生徒の補講などは給料が出ない。テストの丸つけや、書類の確認などを早出してやっているがそれも手当が出ない。朝も夕方もやることが多く時間が取れないので、お昼は次の授業の準備やテスト作りをするので本来60分の昼休憩が10分の時がある。

【60代女性】小学校教員 特別支援学校教員

勤務時間外労働をしないと授業の準備ができない。または、学級会計処理や成績処理、保護者対応ができなくなる。残業手当は「教員特別手当」といった名目で少しばかり支払われるが、これは仕事をやっている人も適当にしている人も同額である。普通の教員は定時で退勤できる日などはほとんどない。家に持ち帰りの仕事も多く、子どもが小さい頃は寝かしつけてから自分の仕事をやるしかなかった。

【20代男性】高校国語教員

自分は1つクラスを受け持っているのですがそれと同時に部活の顧問もしています。学校の行事などあったらクラスの担任としてする仕事も沢山あるのに、それにプラスして顧問としての仕事もあるので、仕事量が多く大変疲れてます。週末も部活があれば出勤になるので全然自由な時間がなくて恋人に愛想つかされて別れることになりました。

【30代男性】中学校体育教員

受け持つ生徒数に対して、教員の数が少ない中で授業内容を考慮していく必要がある。中には変化や面白味を取り入れていかないと生徒たちの好奇心等に触れられずにやる気を出してもらえず積極的に参加してもらえないテーマもある。しかし、自分が中心となり見ていかなければならない状況は変わらないのでサービス残業にてこなしていくしかない

教員の働き方は少しおかしい

【30代男性】小学校教員

基本的に勤務時間は無視されている。朝の対応、業後の対応など、そして保護者からのクレームなどに対しては時間関係がなく対応しなくてはいけない。また、時間内に終われるだけの仕事量ではない。研鑽を積んで一人ひとりの教員が能力がある人ばかりではないので、そこを上手に扱いながらやっていくことが難しいし、平等に仕事が振られているとは到底感じない。

【30代女性】小学校教員

休み時間というものがない。給食は子供たちを見ながら、時間制限のある中でぱぱっと食べないといけないし、小休憩、中休みなども結局は職員室で次の授業の準備などの仕事に追われて、子供たちが帰ったあとも保護者の対応などもある。一息つく間もないし、少し休憩していることを「子供たちから目を離して!」と悪者扱いされる環境はおかしいと思う。

教員の働き方はあまりおかしくはない

【50代女性】小学校教員

親の対応は大変だけれどそれなりの給料を得ているし、自分で選んだ職業なのでおかしいと感じることはなかった。現職ではないので当時と今では色々と変化があるとは思うが、当時(20代前半)働き方自体に疑問はなかった。ただ、同じ職場で働く教員に変わった人やコミュニケーションがうまくいかない人もいて、人間関係の方が大変だった。

教員の働き方はおかしくはない

【40代男性】中学校数学教員

夏休みはせっかくの長期休暇、学校の先生もしっかりとリフレッシュをしましょう。1年間に20日程度の年休が付与されており、さらに夏休み中には「夏季休暇」として5日程度は取得できます。

自治体によっては一週間程度「出張や行事をしない」、「学校を閉庁日とする」といった期間を設けているところがあります。この期間は、学校の先生であっても休みを取ることができ、しかもかなり前(おおむね年度当初)から決まっていることが多いので旅行の予約も取りやすくなります。

一週間程度の休みを設定するのは8月10日前後から作っているところが多いです。また、8月末も行事ごとをあまり入れない傾向があり、8月25日前後からは休みやすい期間になっていることが多く、この季節もリフレッシュをするのにはおすすめです。

まとめ

今回は、教員の働き方はおかしいのかどうかについて、教員経験者の声を元に解説させていただきました。

人によって感じ方は様々ですが、やはり教員の働き方はおかしいと感じている方が多いようでしたね。

現在教員として働いている方で、「今の働き方はおかしいし、続けれられない……。」と感じている方は、早めに転職活動を検討してみるのもオススメです。無料カウンセリングでのキャリアコーチングを試してみると、仕事を続けるか転職をするべきか等を踏まえて客観的なアドバイスを貰うことができます。

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↓こちらの記事では、20代教員が実際に転職活動をしてみた体験談を紹介しています。合わせて参考にしてみてください。

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