こんにちは。「gusare」編集部です。
小学校教員になったばかりの方や、小学校教員になりたいと考えている方の中には、「小学校教員にお盆休みはあるのかな……?」と疑問に思っている方も少なからずいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、実際に小学校教員として働いていた経験を元に、小学校教員にお盆休みはあるのかどうか、期間はどれくらいなのか等について解説していきます。小学校教員の方はもちろんですが、中学校教員や高校教員の方も参考になるかと思います。
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小学校教員にお盆休みはある?
小学校教員には「お盆休み」という名目の休暇はありませんが、毎年付与される年休(有給休暇)や夏季休暇があります。
これらの休暇と土日祝の休日を上手に組み合わせることで、お盆期間中の休みを取得できます。
私は小学校教員として約5年勤務していましたが、毎年お盆には休暇を取っていました。
お盆は基本的に小学校の夏休み期間と被っており、休暇は取りやすい方です。
仕事や研修のために夏休みでも毎日出勤する教員はいましたが、1〜2週間ほど休暇を取っていた教員もいました。
また、私が勤務していた自治体では「閉庁日」といって、お盆前後に学校の職員全員が休む日を設けており、私はこの期間をお盆休みとしていました。
閉庁日の有無は自治体によりますが、基本的に夏休み期間中は休暇を取りやすいため、お盆に仕事を休むことは可能です。
お盆休みの期間はどれくらい?どうやって決まる?
一般的に「お盆」とは8月13日から8月16日までの4日間を指し、多くの企業はこの期間をお盆休みとしています。
小学校に「お盆休み」という名目の休暇はありませんが、年休(有給休暇)や夏季休暇を取得してお盆期間中に仕事を休めます。
どちらも毎年付与されるもので、年休は20日間、夏季休暇は5日間です。
そのため、お盆休みとして何日間休むかは個人の判断による部分が大きいかもしれません。
私が勤務していた自治体でも閉庁日の導入前はこの方式で、私が休暇を取った日数はその年によって異なりました。
現在多くの自治体で設けられている「閉庁日」は、働き方改革の一環として平成30年度から導入されたものです。
閉庁日には学校の職員全員が仕事を休みますが、土日祝などの休日と異なり、閉庁日は年休や夏季休暇を取得しなければなりません。
閉庁日を何日間設けるかは自治体によって異なり、私が勤務していた自治体の閉庁日は3日間でした。
閉庁日の前後に土日祝などの休日があると、連続して5日間ほど休める年もありました。
閉庁日だけで日数が足りない場合は、追加で年休や夏季休暇を取得することも可能です。
小学校教員は普段なかなか休みを取得できない分、年休の日数が余っているため、お盆休みの期間は自由に決めやすいかもしれません。
教員の仕事の休み方については↓こちらの記事で詳細を解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
小学校教員のお盆休みの過ごし方
それでは、小学校教員はお盆休みをどのように過ごすのでしょうか。
小学校に勤務していたとき、私や周りの教員はお盆休みを次のように過ごしていました。
実家に帰省
私のお盆休みは基本的に実家へ帰省することがほとんどでした。
親戚や地元の友達に会い、実家でゆっくりと過ごしていました。
他の都道府県や海外へ旅行
旅行好きの教員はお盆とその前後で休みを取り、さまざまな都市や海外へ旅行に行っていました。
小学校は部活がなく夏休み中にまとまった休みが取れるため、長期間の旅行も可能です。
旅行好きの教員は夏休みの旅行を楽しみに、日々の仕事を頑張っていました。
↓こちらの記事では、教員は貯金できないのか?というテーマで、教員でも貯金をするコツについて実体験を踏まえて解説しています。旅行などのために貯金を貯めたいという方はぜひ合わせてチェックしてみてください。
教員同士で集まって学習会を実施
お盆休みを利用して学習会を実施し、指導力のスキルアップを図る教員もいました。
学習会では教員同士で日頃の実践について発表し、よりよい指導をするための改善点を検討します。
小学校教員は普段の仕事が忙しく、スキルアップする時間をなかなか確保できません。
学習会を通して自分の実践を振り返り、お互いに改善点を出し合うことで、夏休み明けの指導に生かすことができます。
大学主催の研修会に参加
大学が主催する研修会に参加する教員もいました。
研修会では専門的な話を聞けたり新たな知識を身につけられたりと、日頃の実践に生かせるヒントが得られます。
私もいくつか研修会に参加しましたが、勉強になるだけでなく新しい教員仲間が増えることもあり、充実した時間を過ごせました。
小学校教員は夏休みに休暇を取りやすいため、お盆期間中の休みも利用して自分の趣味や勉強に時間を費やせます。
転職活動
お盆休みや夏休みの期間を上手く使って転職活動を進めていく小学校教員の方も居ます。
普段は仕事で忙しく転職活動ができない方でも、お盆休みであれば転職に関する様々な情報を集めたり、準備をしたりすることが可能です。
最近は、登録するだけで様々な企業からスカウトが届くような転職サービスも登場してきています。教員以外の仕事にも興味があるという方は、登録しておくだけで効率よく情報収集ができるのでオススメです。
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【まとめ】
小学校教員に「お盆休み」という名目の休暇はありませんが、夏休みで休暇は取りやすく、お盆期間中も比較的簡単に仕事を休めます。
自治体によっては「閉庁日」が設けられているため、学校全体として仕事を休める場合があるかもしれません。
お盆期間中の休みは実家に帰省するほか、趣味の旅行をしたり普段できないスキルアップをしたりするなど、さまざまな過ごし方があります。
休暇を上手く活用し、充実したお盆休みを過ごしましょう。
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