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常勤講師を辞めたい!辞めるタイミングや辞め方はどうしたらいい?

こんにちは。「gusare」編集部です。

現在常勤講師として仕事をしている方の中には、「そろそろ常勤講師の仕事を辞めたい……!」と感じている方もいらっしゃるかと思います。

ただ、常勤講師を辞めるタイミングや辞め方が分からず、モヤモヤしたまま日々仕事をしている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、実際に常勤講師として働いてきた経験を元に、常勤講師の仕事を辞めたいと感じる原因や、常勤講師の辞め方や辞めるタイミングについて具体的に解説させていただきます。

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目次

常勤講師を辞めたい!

まずは、記事を書いている筆者の経歴を紹介します。

社会人一年目…小学校で正規教員として勤める。
社会人四年目…正規教員を退職。
社会人五年目…中学校で常勤講師として勤める。その後小学校の時短講師も経験する。
社会人六年目…教育業界から離れ、一般企業に就職する。

私は、社会人五年目の時に中学校で常勤講師をしました。

その時は、代替教員として二ヶ月間働きました。

※代替教員…休んでいる教員の代わりに働く常勤講師のこと。休んでいる教員が復帰するまでの契約となることが多い。

自分の意志で働き始めたものの、当時は毎日「辞めたい」と考えていました。

私が、常勤講師を辞めたいと感じた原因は大きく二つです。

①期間が決まっているため、学校の一員としての所属感が無い
②受け持つ生徒との関係が上手くいかない

常勤講師をしている時は「一学期だけ」という期間限定でした。

そのため、学校の一員として職場に馴染むことが難しかったです。

また、受け持つ一部の生徒との関係が上手くいかず毎日悩んでいました。

関係の改善を試みても、反発され心身ともに疲弊する日々・・・。

周りの教員に相談した際には、同じような理由で(特に②生徒との関係)退職を考えたことがある人も多くいました。

このように、常勤講師を受け持ったものの「居づらい」「辞めたい」と感じる経験は珍しくありません。

しかし、契約期間が決まっているためすぐには辞められないと思いますよね。

今現在も、モヤモヤを抱えながら常勤講師を頑張っている方は多くいると思います。

今回の記事では、そのような方にも届くように

・常勤講師を辞めたいと感じるよくある原因
・常勤講師を辞めるタイミングと辞め方

について、詳しく解説していきます。

常勤講師を辞めたいと感じるよくある原因は?

ここでは、自分の経験と周りの教員の話を踏まえて「辞めたいと感じるよくある原因」を三つご紹介します。

受け持つ生徒と上手くいかない・クラスが不安定

まずは、私や周りの教員が強く感じていた原因を紹介します。

「受け持つ生徒と上手くいかない」
「受け持つクラスが不安定で上手くいかない」

という悩みが原因で退職をする教員は珍しくありません。

子ども達との関係が上手くいかない時期は、教員としての毎日がとてもつらく苦しいものになります。

子ども達との関係が上手くいかない場合、「何とか一年頑張って、次の担任につなごう」と気力で頑張る教員も多いです。

「一年耐える」という期間の目安は、一年経つと受け持つ子ども達が変わるという学校の仕組みからくるものでしょう。

(学年を持ち上がって二年、三年と同じ子ども達を受け持つ場合もあります。)

しかし、受け持つ子ども達は変わるとしても「また、同じような経験をする可能性は大いにある」と考える人も多く、契約満了で退職に踏み切る人も多いです。

私自身も、受け持つ生徒と上手くいかないことで「自分は教員としての素質が無いのではないか」と悩み、転職しました。

常勤講師という雇用形態が自分に合わないと分かった

雇用形態への不満が「辞めたい」という気持ちにつながることもあります。

実際に働いてみると、常勤講師でも業務内容は正規教員と同じだったり、場合によると正規教員より多かったりすることもあります。

正規教諭と常勤講師の間に仕事の差があまり無いにも関わらず、雇用形態に不安を感じた際に、「辞めたい」と思う人も多いです。

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働く学校が変わりやすい

実際に常勤講師を何年かしている人の中では、「一年の中で三度学校が変わった」「一年ごとに働く学校が変わっている」という人もいます。

正規教員の場合、地域差はありますが「最低三年は一つの学校で働く」「一度異動したら六年は働く」といった年単位で一つの学校に勤めます。

一方常勤講師の場合は、正規教員が足りない学校への増員を目的として配属されますので、働く学校が変わりやすいです。

色々な学校現場を経験したい方にはメリットかもしれませんが、新しい環境に馴染むことが苦手な人には辞めたいと感じる原因にもなります。

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常勤講師を辞めるタイミングと辞め方は?

常勤講師をしていて「辞めたい」と感じても実際に「辞める」といった行動に移るまで悩みますよね。

ここでは、実際に「常勤講師を辞める」と決めた方向けに辞める時のタイミングと辞め方について詳しく解説します。

特にタイミングは重要ですので、退職を検討している人は参考にしてみてくださいね。

~タイミングについて~

ここからは、常勤講師を辞めるタイミングについて、いくつかのタイミングを紹介させていただきます。自分の状況に合わせて退職のタイミングは検討してみてください。

常勤講師の期間満了にて辞める

一番望ましいタイミングは「常勤講師の期間満了」で辞めることです。

この場合、教育委員会や管理職から「期間が満了だが延長して働いてもらえないか」という打診があるかもしれません。

しかし、辞める意志が固まっている場合は

「すでに次の仕事を考えているため契約は延長できません。契約満了日まで懸命に働きます」

と伝え、最後の日まで一生懸命働きましょう。

打診を断ることにうしろめたさを感じる人もいるかもしれませんが、契約期間の更新は常勤講師の自由です。

前向きに次の道へ進んでくださいね。

↓こちらの記事では常勤講師の契約更新について、より詳細に解説しています。

契約更新をしない場合の流れや注意点などについても解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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夏休みや冬休みなど長期休みに辞める

次に、「契約満了までは勤められないけど、突然辞めるのも迷惑をかけてしまうからできない」と考えている方へ。

どうしても契約満了まで働くことが難しい場合は、夏休みや冬休みに辞めることをおすすめします。

長期休みの場合、児童生徒が学校に来ていないため次の教員も探しやすいです。

契約満了までは難しいと感じている方も、次の長期休みまで頑張れそうでしたら長期休みでの退職を検討してみてください。

期間の途中に自分の意志で辞める

最後に、「頑張ることが難しいから今すぐに辞める」という辞め方です。

こちらの辞め方は、学校にとっては一番対応が難しい辞め方になります。

しかし、常勤講師を頑張ろうと思い赴任したものの「今すぐに辞める」という限界が来ている方は無理をしてはいけません。

様々なことを考えて、「今すぐに辞める」と決断される方は自分の健康や決断を第一に手続きを踏んで退職してください。

契約期間は定められていますし、契約満了まで働くことがベストです。

しかし、あくまで心身の健康ありきでの契約ですので、「ドクターストップがかかった」「同居している家族が見かねて退職を勧めた」など事情がある場合は、自分の健康や意志を優先して下さいね。

~常勤講師の辞め方について~

(※契約満了より前に退職する場合)

次に、常勤講師を辞める際の辞め方について解説します。

「常勤講師を辞める」と決めたらまず「教育委員会で窓口をしてもらった担当職員」に連絡をします。

常勤講師は、教育委員会に常勤講師として登録しそこから各学校へ配属されています。

働いている学校の管理職に伝えるイメージがあるかと思いますが、常勤講師を雇っているのは学校ではありませんので注意してください。

教育委員会の担当職員に連絡をしたら、その後働いている学校の管理職にも伝えます。

教育委員会の職員から「こちらから学校の管理職へ連絡するので自分の口では話さないように」と言われるケースもあるかもしれません。

その際は、指示に従い教育委員会の方に退職手続きを任せてください。

退職が受理されたら、荷物の整理や事務室とのやり取りが発生します。

特に事務室とのやり取りはお金や保険に関することが多いので、大切にしてくださいね。

【まとめ】

この記事では、「常勤講師を辞めたい!」と感じた時のよくある原因や辞めるタイミング・辞め方について解説しました。

「辞めたいけど絶対に契約期間内は辞められない」と自分を追い込み視野が狭くなってしまうこともあるかと思います。

この記事を読んで、「最悪、辞めることはできる!」と自分の選択肢を多く持つキッカケになりましたら幸いです。

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gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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