こんにちは。「gusare」編集部です。
現在常勤講師として働いている方の中には、「常勤講師で契約更新しない場合はどうしたらいいんだろう?契約更新っていつあるのかな?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、実際に常勤講師として働いた経験を元に、常勤講師で契約更新をしない場合はどうしたらいいのか、契約更新はいつになるのか、といった点について具体的に解説させていただきます。
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常勤講師で契約更新しない場合はどうすればいい?
まずは、この記事で解説をしていく私自身の経歴をご紹介します。
私は、新卒〜社会人4年目まで小学校の教員をしていました。
その後引越しのため退職し、小学校教員をしていた自治体とは別の地域で中学校の常勤講師を2ヶ月ほどしました。
現在は、一般企業で働いています。
常勤講師をした期間は5月から7月で、病休の先生の代替教員という役割でした。
※代替教員(だいたいきょういん)・・・教員が産休・育休を取る歳や年度途中に欠員が生じた場合に、その代替として臨時的に任用する教員のこと
当時は、「8月以降も継続して勤務して欲しい」と管理職より依頼がありましたが、個人的な事情で契約は更新しませんでした。
常勤講師の契約更新については、休みを取っている教員が復帰する時期によって更新の有無も変わります。(私のような代替教員の場合)
そのため、「更新されるのか・されないのかが契約期間の終わり頃にしか分からない」という問題もあり、講師として働く人も不安になりがちです。
また、学校側は契約更新を望んでいるが、講師側は契約更新を望んでいない場合なども、どのように話を進めたらいいか分からないことも多いかと思います。
そのため、今回の記事では「常勤講師の契約更新は一般的にいつ頃か」「契約更新をしない場合の流れや注意点」について、私の経験を基に詳しく解説していきます。
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そもそも常勤講師の契約更新はいつ?
「そもそも、常勤講師の契約更新はいつなのか」という疑問を持つ方も多くいらっしゃるでしょう。
常勤講師として働く場合は、かならず契約期間があります。
年度始め〜年度終わりの1年間の場合や、期間限定の場合もあります。
契約期間は、講師依頼によって様々です。
今回は、私の経験から一般的な契約更新の時期についてお伝えします。
私は5月〜7月に常勤講師として働く契約を結んでいました。
7月に入り、働いている学校の管理職より「8月以降も常勤講師をして欲しい」と言われました。
この事から、契約更新は契約終了月に行われることが多いと思われます。
ただし、代替教員の場合で産休や育休、病休の先生の休みが延長になると早期に分かった場合は別です。
この場合は、契約終了月よりも前に延長依頼が来ることも有り得ます。
(例)私のように5月〜7月が契約期間の場合
病休の先生の病状が芳しくないと6月に分かり、休みが延長された⇒6月の時点で管理職から契約更新の打診がある
誰かの代わりとして働いているのか、増員ポジションとして働いているのかなど自分の役割によっても契約更新の時期は変わります。
いかなる場合でも、「遅くても契約終了月に入ると更新の有無が告げられる」と思っていて良いでしょう。
常勤講師の契約更新をしない場合は、次の転職先などを早い段階で決めておくとスムーズかと思います。
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常勤講師で契約更新しない場合の流れや注意点
「契約を更新して欲しい」と言われた際に契約を更新しない場合は、どのように話を進めたら良いか悩む人も多いと思います。
管理職から契約更新を依頼される場合、周りの先生からも「更新しないの?」「人が足りないから更新して欲しい」と声がかかることが多いです。
その場合、契約を更新しない気まずさや居づらさを感じる人もいるかと思います。
私自身が契約を更新しなかったため、このような気持ちを感じることがあり、当時は契約が終わるまで周りの先生との付き合い方に悩みました。
今は、学校現場の人手が不足しているため「契約を更新して欲しい」と常勤講師が説得されるケースも多いようです。
ここでは、常勤講師で契約更新しない場合の流れや注意点について解説していきます。
【①管理職に伝える】
まずは、働いている学校の管理職に契約を更新しない旨を伝えます。
学校側が契約更新を望んでいるかどうかが分かり次第の対応ですので、何も言われていない時期は自分からの意思表示は必要ありません。
契約終了が近づいてきた時期に「来月以降もよろしくね」や「次の契約も伸ばすよね?」など、ラフな会話で聞かれることもあります。
その場合は、「個人的な事情ですが、契約は更新せず任期通りの○月までと考えています。」とはっきり意思表示をしましょう。
私の場合は、「教育業界以外の仕事がしたいので、契約の更新は受けかねます」と伝えました。
【②教育委員会の担当者に伝える】
次に、教育委員会の人事担当者に契約更新をしない旨を伝えます。
契約更新をしない流れに関しては、「①管理職に伝える」と「②教育委員会に伝える」の順番が入れ替わることもあります。
なぜなら、管理職よりも先に教育委員会の担当者から「契約を更新して欲しい」と電話が来ることもあるからです。
その場合は①と同様に、自分の意思をはっきりと伝えましょう。
学校の管理職、もしくは教育委員会の担当者どちらから先に契約更新についての話をされるかは自治体によります。
どちらから話をされたとしても、自分が契約を更新する意思がない場合は理由も含めて簡潔に伝えましょう。
【③勤務終了日まで懸命に働く】
管理職や教育委員会に「契約は更新しない」と伝えたら、周りの先生達にも自然と伝わります。
その際、「先生がいなくなったら困るよ」と説得されたり「何故更新しないの?」と理由を深く聞かれる事もあるかもしれませんが、悩む必要はありません。
元々の契約を全うするだけで充分ですので、勤務終了日まで懸命に働きましょう。
【④学校の先生方へ挨拶、事務処理】
最後に、勤務終了日には学校の先生方へ挨拶をします。
学期終わりなどの場合は職員会議の後に挨拶をするよう時間をとってもらえることもあります。
自分の勤務終了日が特に節目ではない場合は、全員の先生に挨拶をすることは難しいでしょう。
その場合、自分が所属していた学年や仕事で直接関わっていた先生、また管理職を中心に挨拶をして学校を出るようにしましょう。
また、契約終了までに職場で気まずさや居づらさを感じていた方もいるかと思います。
そのような時こそ最後の挨拶を大切にし、お世話になった旨を伝えて勤務を終えるようにしましょう。
勤務終了日まで真面目に業務をこなし、最後の挨拶まで大切に出来ていたら多くの人は快く送り出してくれますよ。
また、事務室との事務的なやり取りも大切です。
預けていた履歴書を返却される場合や、印鑑の押し忘れ確認(出勤簿など)など細かなことでもやり取りがあります。
退勤する前にかならず事務室に寄り、事務的な事の漏れがないか確認しましょう。
また、出張でかかった旅費の振込や最後の給与振込など事務の先生とは最後まで関わりがあります。
何かあった時のために、可能であれば電話番号やメールアドレスを伝えて退勤すると良いですね。
常勤講師を契約更新しない場合、転職先も探しておく。
最後に、常勤講師を契約更新しない場合、契約終了後の仕事をどうするかも早い段階で考えておくことをオススメします。
契約終了後に転職活動をすることももちろん可能ですが、場合によってはなかなか仕事が決まらず、焦って条件の合わない企業で働くことになるケースもあったりします。
転職エージェントに早い段階で相談しておけば、今までの経歴や希望に応じて、求人の紹介や転職活動のサポートをしてくれます。転職活動に慣れていない常勤講師の方にはオススメです。
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【まとめ】
この記事では、常勤講師として働いた経験や契約更新をしなかった経験を基に「一般的な契約の更新時期」や「常勤講師で契約更新をしない場合の流れや注意点」について詳しく解説しました。
契約の更新を望まれた場合は、話を進めにくいこともあるかもしれませんが最後まで自分の業務を全うすれば断りにくさが減り、申し訳なさも感じる必要がなくなります。
契約更新をしないにせよ、勤務最終日まで力を尽くして働かれてみてくださいね。
任期の長さに関わらず、先生一人一人は児童生徒の心に残ると思います。
記事を読まれている方が契約期間を気持ちよく終えることができるよう、また契約更新への不安が少しでも減るように願っています。
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