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塾の教室長を辞めたい!辞める際の流れや注意点を元教室長が解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

現在、塾の教室長として働いている方の中には、「塾の教室長は自分に合っていないかも。そろそろ仕事を辞めたい……。」と不満を感じている方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、実際に個別指導塾の教室長として働いた後に転職をして教室長を辞めた経験を元に、塾の教室長を辞めたいと感じる原因や、実際に教室長を辞める際の流れや注意点について具体的に解説させていただきます。

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目次

塾の教室長を辞めたい!

塾の教室長を辞めたい!

まずは、記事を書いている私の経歴を紹介させていただきます。

私は新卒5年目になる社会人です。新卒で個別指導塾の教室長候補として採用され、約4カ月の研修後に約2年間教室長として勤めていましたが、現在は別の職種で働いております。

教室長を経験した者として、実際のところ、どんな時に「教室長を辞めたい」と思うのかを解説していきたいと思います。また、実際教室長を辞めてみて感じたことについてもお話していきたいと思います。

私が「教室長を辞めたい!」と思った一番の理由は精神的・身体的な負担が大きかったことです。過労により食欲が落ち、感情や思考がまとまらなくなっていたので、「生徒や保護者には本当に申し訳ないけれど、このままでは身体と心が持たない!」と思い職種を変えました。

教室長を辞めて別の職種に就いてみると、当時自分の置かれていた状況を冷静に分析することが出来たので、私は教室長を辞めたことを後悔していません。また、休日が増え、業務量が減ったことで身体や心の不調も無くなり、無理なく前向きに勤務することが出来ていることもありがたいなと思います。

私以外にも、様々な理由から辞めていく新卒者も何人も見てきました。

「教室長が合わないかも…」とお悩みの方も、教室長という職種にこだわりすぎず、それぞれの性格や特性に合わせて無理なく働ける職種やスタイルを見つけられることを心から願っています。

もし、「塾の教室長を辞めるべきか続けるべきか、自分では判断するのが難しい……!」という方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、塾の教室長を続けたり、副業に力を入れたりする選択肢も含めてキャリアの相談が可能です。

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新卒でいきなり塾の教室長になってしまって辛いという方は↓こちらの記事も参考になるかと思います。

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塾の教室長を辞めたいと感じる原因は?

では、「塾の教室長を辞めたい!」と感じる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?会社規模や業態によっても異なるとは思いますが、実体験や同期からの体験談、他社に勤めている友達などから聞いた情報を踏まえてお話していきたいと思います。

業務量が多く、勤務時間が遅いから

原因の一つに挙げられるのは、人材不足などによって社員一人当たりの業務量が多すぎるということです。また、午後から勤務を開始し、退勤が22:00〜23:00頃になることもあるため、朝から働いている友達や家族などと生活リズムが合わないということもあります。

教室長の仕事は多岐にわたり、挙げればキリがありません。もし社員やアルバイトが不足していると、仕事のほとんどを一人でやらなければならないこともあるかと思います。

その結果、勤務時間が増えたり、休めなかったりすることがあります。

勤務時間が増え、休めない日が続くと、「仕事がしんどい」「仕事をやってもやっても終わらないから辞めたい」とネガティブな思考回路になりがちです。

個人の性格や特性にもよりますが、

・真面目な人
・完璧主義な人
・要領よく仕事をこなすことが難しい人
・上司や環境を非難してしまう人
・仕事以外に趣味やストレス発散出来ることが無い人

などは特に「辞めたい!」という気持ちが強くなってしまうのではないでしょうか。

また、「友達と飲みに行きたいな…」「仕事終わりに家族と一緒にご飯を食べに行きたい!」と思っても勤務時間が夜遅くまであるため、なかなか予定を合わせるのが難しいです。また、どこかに行けたとしても夜遅くまで空いているお店にしか行けないので、選択肢が狭まってしまいます。

(私も教室長時代、仕事終わりに何度か友達や家族とご飯を食べに行きましたが、牛丼チェーン店・ラーメン屋・遅くまで空いている居酒屋をローテーションしていました…笑)

家族や恋人、友達との時間が取りづらいというのも教室長を辞めたくなる原因の一つなのかもしれません。

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報酬や福利厚生面で不安があるから

教室長を辞めたくなる原因として、業務量や業務時間に対しての報酬や福利厚生面が少ないということも挙げられると思います。

教育業界は、他業界や他業種に比べると平均年収も高いとは言えないため、「業務量が多いわりに稼げないな…」というのが正直なところかもしれません。

また、教室長の求人では、「みなし残業代」で20-40時間分の残業代が既に含まれているケースも多く、残業代で稼ぐ、というのがなかなか難しいです。

加えて、大手の学習塾ではなく中小の学習塾であれば、

福利厚生面で

・退職金なし
・住宅手当なし
・資格取得に対してのサポートがない
・財形貯蓄制度がない
(※社員が銀行などの機関と契約を締結し、事業主が社員に代わって賃金から天引き預金して貯蓄を行う制度のこと)
・賞与は業績次第

などの心配要素があることも少なくないと思います。

もちろん、他業種でもこのような福利厚生面が無いこともありますが、かなり多忙で業務量が多い割に福利厚生面や給与面で不安があると「辞めたほうが良いのかも?」「このままで良いのかな…?」と考える方もいらっしゃるのではないかと思います。

↓こちらの記事では、教室長のキャリアプランについて解説しています。教室長として一生働くことに不安がある方は合わせてどうぞ。

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人間関係の悩みを感じやすいから

3つ目に挙げられる原因としては、人間関係の問題です。

例えば、

・直属の上司が合わない
・同じ教室の社員と合わない
・アルバイトのスタッフになめられてしまう
・生徒や保護者と上手く関係を築けない

等が挙げられます。教室長という仕事は多くの人と関わる仕事なので、その中で人間関係のトラブルや問題が起こることは珍しくありません。

私の周りの教室長の話を聞いていると、この人間関係が原因で辞めた方が多かったように思います。

教室長という職種は、基本的に教室に1人、もしくは複数人でローテーションをしながら教室を管理することになります。そのため、事務所での勤務とは違って孤独感を感じやすく、定期的に周りに相談したり愚痴を吐いたりすることが難しい仕事でもあります。上司のマネジメント力や教室長の性格によっては、困ったことや問題が発生したときに相談しづらい環境と言えるかもしれません。

塾の教室長を実際に辞める流れと注意点は?

では、様々な理由から「塾の教室長を辞めたい!」と思ったとき、どのように辞めれば良いのでしょうか?実際に塾の教室長を辞める流れや注意点を解説していきたいと思います。

辞めたい気持ちや具体的なプランを明確にする。

まずは、自分の気持ちを明確にしておきましょう。

気持ちが揺らいでいる状況で上司に相談したとしても、「もう少し辞める時期を遅らせないか?」「辞めないでくれないか?」など、説得されることもあります。

そのため、

・なぜ塾の教室長を辞めたいのか
・いつ辞めたいのか
・辞めた後はどうするのか
・今後の教室運営はどうするのか

など、自分の考えを明確にし、具体的なプランまで落とし込んでおくことが大切です。

もし、自分自身の考えがまとまらなかったり、今後のキャリアについて不安があったりする場合は、キャリアコーチングを試してみて一緒にキャリアプランを考えていくのもオススメです。

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退職後の進路を決める

辞めることを決めたら、次は退職後の自分自身の進路を決めておきましょう。

結婚して配偶者の扶養に入る場合や、次の就職先が既に決まっている場合は特に問題ありませんが、まだ何も進路が決まっていない段階で退職してしまうのはおすすめできません。

そのため、もし転職を考えているのであれば、早い段階で転職エージェントなどに相談をして、転職活動を進めておくことをおすすめします。

転職エージェントに相談すると、自分の今までのキャリアや希望を踏まえて、求人の紹介や転職活動のサポートもしてくれます。「塾の教室長よりもワークライフバランスが良い仕事をしたい……!」くらいのふわっとした状態でもプロがサポートしてくれるので、まずはお気軽に相談をしてみてください。


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教室長の仕事を辞めたいけれど、なかなか休みが取れずに転職活動ができないという方は↓こちらの記事も参考にしてみてください。

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上司に退職を決めた旨を伝える。

自分自身の今後の進路が決まった後は、上司に退職願を提出しましょう。上司に伝える前には、就業規則を確認して辞める何カ月前までに伝えるべきなのかもチェックしておきましょう。

繁忙期だと上司も忙しいことが多いので、講習期間は避けた方が無難です。

就業規則を確認したら、上司の手の空いている時に

「今お時間よろしいでしょうか?」
「今日どこかで少しお時間を取っていただけますでしょうか?」

など、事前にアポを取るのがベターです。

この際、退職願は必須ではありませんが、自分の意思をはっきりと伝えるためにあったほうが効果的だと思います。

また、伝えてから時間が空き過ぎると上司も様々な対策を練って辞めないように説得してくることもあります。

そのため、上司にアポを取って話をする時はなるべく期間を空けすぎないようにすることが重要です。

次の教室長に引継ぎをして円満退職する。

退職したい旨を伝えたら、次は具体的な時期や引継ぎについて相談しましょう。生徒や保護者にも迷惑がかかるため、

・教室運営について
・後続は誰がやるのか
・生徒や保護者にはいつ伝えるのか
・受験やテスト対策の引継ぎはどうするのか
・スタッフのシフトはどうするのか

など、様々な事柄を具体的に詰めておく必要があります。

しっかりと引継ぎをして円満退職を目指しましょう。

すぐに辞められそうに無い時は?

ここまで辞め方を説明してきましたが、正直自分自身や周りを見ていて、ここまできれいな形で退職が出来た方は少ないと思います。

・後続の教室長がいないから残らざるを得なかった
・待遇や福利厚生面を良くするから残ってくれと言われた
・生徒や保護者のことを引き合いに出されて辞める気持ちが揺らいできた
・辞める時期を伸ばしてくれと懇願された

など、様々な理由で退職を阻止されることもあると思います。

その場合は、

・退職代行を使う
・転職エージェントに相談する
・直属の上司よりも上の上司に相談する
・家族の協力を仰ぐ
・病院の医師に診断書を出してもらう

などの対抗措置を取ることも必要になるかと思います。

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また、勤務しながらこのような話し合いをすることが困難であれば、一度休職し、ゆっくり退職に向けて準備をしていくことも選択肢として考えても良いかもしれません。

まとめ

「塾の教室長は自分に合っていないかも。そろそろ仕事を辞めたい……。」と不満を感じている方もいらっしゃるかと思います。もし「塾の教室長を辞めたい!」と思ったら、なぜ教室長を辞めたいのかをもう一度振り返ってみましょう。一人で考えるのが難しい場合は、周りの人や転職エージェントなどに相談してみると、自分の気持ちが整理されるかもしてません。

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