こんにちは。「gusare」編集部です。
常勤講師として講師登録をした方の中には、
「講師登録をしたけどなかなか電話や連絡が来ない……!常勤講師の電話や連絡はいつくるの?採用はいつ決まるの?」
と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、実際に講師登録をして常勤講師として働いていた経験を元に、
〇常勤講師の電話や連絡はいつ来るのか
〇採用はいつ決まるのか
について、くわしく解説していきます。
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常勤講師の電話や連絡はいつ来る?
常勤講師の講師登録後についてお伝えする前に、私の経歴を紹介します。
私は、新卒後四年間小学校の正規教諭として働き、引越しを機に退職をしました。
その後中学校で常勤講師や、小学校で時短講師として勤めました。
現在は教育業界ではなく、一般企業で働いています。
このような経験から、今回は講師登録者が疑問に思うことや登録した後の詳しい流れについてお伝えしていきます。
まずは、「常勤講師の電話や連絡がいつ来るのか?」について解説します。
常勤講師の登録をした後には、登録した自治体の教育委員会から連絡が来ます。
その連絡は、おおむね「登録後一週間以内」に来ることが多いです。
私が常勤講師として登録をした際には、次の日や二日後、三日後には連絡が来ました。
このときの連絡内容は主に
「講師登録の内容確認」
「教育委員会での面接日程調整」
です。
そのため、「登録後一回目の連絡で必ずしも講師依頼をされるわけではない」ということを知っておきましょう。
登録後一回目の連絡で講師依頼がなかった場合は、面接の後に依頼を待つ形になります。
私の経験では、一回目の電話連絡で講師依頼をされた経験しかありませんが、知り合いの教員は、「登録から講師依頼がくるまで半年ほど空いた」と言っていました。
どの校種で登録をするのか、またいつ登録するのか、どの自治体に登録するのかによって講師依頼のタイミングは差があるので注意が必要です。
しかし、依頼が無い場合でも登録をしたら、教育委員会から電話やメールで連絡が来ます。
その為、登録をしても一週間以上連絡がない場合は、教育委員会に登録情報が届いているか確認すると良いかもしれませんね。
↓こちらの記事では教員を辞めて講師になる方法や、メリット・デメリットを解説していますので、教員から講師になろうと検討している方は合わせて参考にしてみてください。
常勤講師の採用はいつ決まる?
次に、常勤講師の採用はいつ決まるのか?について解説します。
常勤講師には、教員採用試験のような試験がありません。
そのため、講師登録をして勤務校が決定すると、常勤講師として採用されたことになります。
ここでは、講師登録から勤務校が決まるまでの流れを紹介します。
働きたい自治体で講師登録をする
まずは、働きたい自治体で講師登録をしましょう。
自治体のホームページを見ると、講師登録の方法や準備物などが載っています。
講師登録用の履歴書を印刷し、郵送する流れが主ですがネットで全て完了する自治体も増えているようです。
教育委員会から電話や連絡が来る
登録後、おおむね一週間以内に教育委員会から連絡が来ます。
この時の連絡内容は主に2パターンあります。
教育委員会から伝えられる内容例は以下の通りです。
★最初の連絡に講師依頼も含まれる場合
①登録ありがとうございます。
常勤講師としてのお勤め希望でよろしいでしょうか?
早速ですが働いていただきたい学校がありまして、教育委員会でお会いできますか。
また、内容確認や、提出物も受け取りたいので日程を調整させてください。
★最初の連絡に講師依頼が含まれない場合
②登録ありがとうございます。
常勤講師としてのお勤め希望でよろしいでしょうか?
現在、すぐに紹介できる学校はありませんが人手不足のため今後連絡をさせてもらうこと があると思います。
内容確認や、提出物を受け取りたいので教育委員会でお会いできますか。
日程を調整させてください。
教育委員会にて面接(面談)をする
日程の調整ができたら、教育委員会にて面接(面談)があります。
この場合の面接は、就活や教員採用試験の面接とは少しニュアンスが違います。
常勤講師の面接では、「登録の内容確認」がメインなため、面接内容で不採用になる…という例は珍しいでしょう。
しかし、実際に教壇に立たせて良い人材か見られていることも事実です。
服装や言葉遣いには十分気を付けて、面接に臨みましょう。
講師登録後の面接については、↓これらの記事でも解説していますので合わせて参考にしてみてください。
面接が終わったら・・・
面接が終わると、講師依頼が来るまで待つことになります。
もし、面接前の連絡で講師依頼が来ていた場合は、その後勤務する学校の管理職から連絡をもらいます。
その連絡で、初日の勤務日が決まります。
以上で、無事常勤講師として勤務校も決まり正式に採用されたという流れです。
電話が来ない・採用が決まらない場合はどうするべき?
ここまで、講師依頼が必ず来る前提で解説をしていきました。
しかし、面接が終わった後に
「待てど暮らせど講師の依頼が来ない…!」
と不安になることも考えられますよね。
そのような場合はどう対応したら良いのか、またどういった対策方法があるのかお伝えします。
登録する校種を増やす・非常勤講師としても登録をする
まずは、自分の持つ免許の校種は全て講師登録をする・また常勤講師だけではなく非常勤講師としても登録をする方法です。
小学校・中学校の免許を持っているならどちらも登録をしてみたり、非常勤講師として講師の幅を広げて登録をしてみたりすることで採用率が上がります。
実際に、私が講師登録をした際には「小学校」「中学校」「常勤講師」「非常勤講師」と幅を広げて登録したことで、講師依頼をいくつか頂きました。
ただし、これらの対策は免許を複数持っている人や非常勤講師の収入で生活していく人など、限定的な人向けの対応策です。
その為、万能な策ではないと言えるでしょう。
三学期頃に講師登録をする
次に、講師登録をする時期についてもオススメな時期があります。
それは、二学期半ばから三学期です。
学校の管理職が新年度体制を本格的に組み始める時期は二月から三月です。
その為、遅くても二月上旬くらいには講師登録をしておくと良いでしょう。
そうすることで、新年度の四月からキリが良く働きだすことが可能です。
しかし、これらはあくまで私が講師登録をした際に体感したオススメな時期です。
もしも、「講師登録をしよう!」と思った時期が一学期だったとしてもすぐに依頼が来ることはあります。
年中いつでも講師登録は出来ますし、「二学期まで登録は待とう」と考える必要はありませんよ。
複数の自治体に登録する
次に、私が一番オススメしている対策方法です。
それは、複数の自治体に登録するということです。
講師登録には、登録できる自治体は一つだけ、といった縛りはありません。
その為、自宅から通える範囲の自治体でしたらいくつか登録することで採用率がグッと上がりますよ。
転職エージェントも活用する。
最後に、転職エージェントを活用することも視野に入れてみることをオススメします。
常勤講師の連絡が来ないと不安になる方も多いと思いますが、あらかじめ他の企業への内定を持っていると心理的にも安心しやすいです。
転職エージェントを活用したからといって必ず転職をしないといけないわけではないので、「常勤講師以外の仕事にも興味がある……!」という方はぜひ転職エージェントも活用してみてください。
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まとめ
今回は、常勤講師の電話や連絡はいつ来るのか?採用はいつ決まるのか?について解説していきました。
講師登録をした後に、勤務校が決まるのか?連絡は来るのか?と不安になることもあるかもしれません。
しかし、最近はどの現場でも教員が足りていないため常勤講師はとても重宝されています。
あまり心配しすぎずに、教育委員会からの連絡を待ってみてくださいね。
↓こちらの記事では、常勤講師の半年契約や期限付き契約について解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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