こんにちは。「gusare」編集部です。
教育実習では、普段の学生生活とは違う準備をしていかなくてはいけませんよね。準備不足のまま教育実習に行ってしまうと、当日かなり焦ってしまったり、問題が起きたりするので注意が必要です。忘れ物が無いように早めに準備をして入念にチェックをしておきましょう!
今回の記事では、教育実習での持ち物や服装など、準備するものをチェックリストとしてまとめて紹介していきます。これから教育実習が控えているという方はぜひ参考にしてみてください。
教育実習はいつから準備するべき?
まず、教育実習の準備は、実習の2〜3ヶ月前から始めましょう。
私は学生時代、教員免許を取るために小学校と中学校で、それぞれ4週間教育実習をした経験があります。
教育実習の時期は受け入れ先の学校によって異なりますが、私は9月に実習を行いました。
教育実習は事前打ち合わせもあるため、2〜3ヶ月ほど前から準備を始めなければなりません。
文房具などの細かな物については直前でかまいませんが、スーツや印鑑など、早めの準備が必要な物もあります。
教育実習について大学で説明会を行う場合もあるため、そこで実習に向けて準備する物を確認しておきましょう。
教育実習で準備するものチェックリスト!
こちらでは、教育実習で準備するものをまとめて解説します。
教育実習がある方は、ぜひチェックリストとして活用してください。
教育実習での持ち物。
教育実習での持ち物は次のとおりです。
・筆記用具
・バインダー
・印鑑、朱肉、捺印マット
・クリアファイル
・腕時計
・教科書
・学習指導要領
・靴(校内用、体育館用、屋外用)
・鞄
・エプロン、三角巾、マスク
・ハンカチ、ティッシュ
忘れ物をして教育実習で困らないようにするためにも、一つずつ確認しましょう。
筆記用具
筆記用具は一通り次のものを揃えましょう。
・鉛筆
・シャープペンシル(替え芯も)
・修正テープ
・消しゴム
・ボールペン(赤・黒)
・採点用の赤ペン
・はさみ
・のり
・定規
・ホッチキス
採点用の赤ペンは、すぐにインクがなくなる可能性があるため、数本用意しておくと安心です。
筆記用具は基本的に実習先の学校で借りることもできますが、借りるときは指導担当の教員から許可をもらいましょう。
バインダー
バインダーは授業見学でメモをしたり、打ち合わせ資料を挟んだりするなど、使う場面が多々あります。
その日の予定や一週間の時間割をバインダーに挟んで持ち歩くと、すぐに確認できて便利です。
私が教員になってからも、バインダーは必須アイテムでした。
バインダーに挟む資料の中には生徒の成績に関する情報もあるため、閉じるタイプのものがおすすめです。
印鑑、朱肉、捺印マット
印鑑と朱肉は、教育実習日誌を記入するときに使用します。
教育実習日誌とは、一日の終わりにその日の授業内容や、担当教員に指導されたことについて記録するものです。
実習日誌は正式な書類として提出するため、シャチハタではなく朱肉の必要な印鑑を準備しましょう。
また、印鑑を押す際は捺印マットの上で押すと綺麗にできるので、持っていない方は合わせて準備しておくことをオススメします。
クリアファイル
クリアファイルは、教育実習日誌や指導案を担当教員へ提出する際に使用します。
無色透明のクリアファイルを数枚用意しましょう。
腕時計
すぐに時間を確認できる時計は、教育実習で重要アイテムです。
教育実習では常に時間に追われるため、こまめに時間を確認する必要があります。
教員の立場である実習生が授業に遅れることのないよう、腕時計は毎日つけましょう。
教科書
教科書は、自分が担当する授業を考える際に使います。
小学校で実習をする場合は全教科を揃えるのが難しいため、担当教科のものだけでも用意しておきましょう。
教科書は実習先の学校や大学から借りることができる場合もあります。
学習指導要領
学習指導要領も教科書と同じく、実習先や大学から支給されることがあるため、事前に確認しましょう。
ただし、学習指導要領は教員採用試験を受ける際に使用する可能性が高いため、自分でも持っておくことをおすすめします。
靴(校内用、体育館用、屋外用)
靴については、校内用、体育館用、屋外用の3つを準備しましょう。
校内用は長時間履いても疲れないもの、シンプルなデザインのものを選びます。
女性はヒールの高くないものを選びましょう。
体育館用は、実習先の学校によって靴底の色が指定される場合もあるため、事前の確認が必要です。
小学校や中学校体育の実習であれば、運動靴を準備します。
屋外用は、特に小学校の教育実習で屋外の授業をするときに使います。
通勤時に履く革靴やヒールとは別に、屋外用のスニーカーを準備しておきましょう。
鞄
実習に持っていくものを入れる鞄も準備します。
私が実習に行ったときは、ビジネスバッグの人もいればリュックの人もいましたが、ビジネスバッグが無難かもしれません。
デザインはシンプルなものがおすすめです。
エプロン、三角巾、マスク
エプロンと三角巾、マスクは給食指導で使います。
しかし、給食時のルールは学校によって異なるため、確認が必要です。
私はエプロンと三角巾が必要だったため、どちらも100均で購入しました。
ハンカチ、ティッシュ
ハンカチとティッシュは、エチケットとして毎日持ち歩きましょう。
多くの学校では、ハンカチとティッシュを持ってくるよう生徒に指導しています。
指導する立場である実習生も、生徒のお手本となるために準備しておきましょう。
教育実習の服装。
教育実習では、基本的にスーツで過ごします。
スーツはなるべくシンプルなデザインで、黒の無地がおすすめです。
模様が入っている場合も、できる限り細くて遠目から見ると無地に見えるものを選びましょう。
女性についてはパンツスタイルとスカート、どちらでもかまいません。
スーツの中は、男女ともに白のワイシャツを着ます。
靴下は、男性の場合次の3点に気をつけて選びましょう。
・スーツの色と合わせる
・くるぶし丈の長さ
・ジャストサイズで薄手のもの
女性は靴下ではなくストッキングを履きます。
その他、準備しておくと便利な物
教育実習に必須ではありませんが、準備しておくと便利な物を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
水筒
水筒があると、忙しい実習中でもすぐに水分補給ができます。
実習中は分刻みでスケジュールが組み込まれているため、水飲み場まで水を飲みに行く暇がなかなかありません。
授業で長時間声を出し続けたり、休み時間に生徒と話したりしたあと、すぐに水分補給ができる水筒があると便利です。
名札ケースと名札
実習先の学校で用意してくれる場合もありますが、生徒に名前を覚えてもらうためにも名札をつけるのはおすすめです。
学校によっては何人もの実習生を受け入れるところもあるため、生徒が実習生の名前を覚えられない可能性があります。
そこで名札を準備しておくと、限られた期間の中で生徒との関係を築きやすくなります。
スタンプ
宿題やノートをチェックする際、かわいいスタンプをつけてあげると生徒が喜ぶことがあります。
特に小学生は「次はどんなスタンプかな」と提出を楽しみにすることもあります。
スタンプは一種類でもかまいませんが、教員を目指す人であれば今のうちに何種類か買っておくとよいかもしれません。
【まとめ】
教育実習で準備するものは意外と多いですが、万全な状態にして臨むことで、予想外の事態にも焦らず実習に専念できます。
また忘れ物がなく、身だしなみを整えられている実習生は、生徒や実習先の教員にも好印象です。
準備の途中で心配なことがあったら、すぐ周りに相談したり、説明会等で配布された資料を確認したりしましょう。
今回の記事で紹介したチェックリストを活用し、教育実習で有意義な時間を過ごせるように入念な準備を進めてください。
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