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小学校教員は定時に帰ることはできるのか?定時退勤のコツは?

こんにちは。「gusare」編集部です。

現在、小学校教員として働いている方の中には「小学校教員は定時に帰ることはできるのかな?どうすれば仕事を早く終わらせて定時退勤できるのかな?」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、実際に小学校教員として働いていた経験を元に、小学校教員は定時に帰ることはできるのかどうかや、定時退勤をするためのコツについて解説いたします。

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目次

小学校教員は定時に帰ることができる?

小学校教員は定時に帰ることができる?

記事の内容に入る前に、まずは筆者の経歴を紹介します。

社会人一年目…小学校の正規教員になる
社会人四年目…正規教員を退職
社会人五年目…中学校で常勤講師を経験
その後小学校の時短講師も経験
社会人六年目…一般企業に就職

私は、小学校教員をしていた四年間の内に、二つの学校を経験しました。

私が勤務した二つの学校の定時はというと、「16時40分」でした。

定時に終業のチャイムもなりますが、実際に定時で帰ることができたことはほぼありません。

周りの教員も、定時で帰宅している人は子育て期間中の先生ぐらいでした。

大多数の先生が、定時より最低1時間は遅く退勤していました。

定時退勤をすることは中々できませんでしたが、勤務年数が上がるにつれて仕事の感覚が掴めるようになり退勤時間は早くなりました。

私の退勤時間(平均)は、以下の通りです。

一年目 20:00以降
二年目 19:30~20:00
三年目 19:00~20:00
四年目 18:30~19:30

19時に退勤できると「今日は早く帰ることができた」と思っていました。

四年目からは、18時台に退勤する日もちらほらありました。

それでも、定時は16:40ですので基本1時間以上は毎日残業していたことになります。

私の例はあくまで一例にすぎませんが、このように実際に小学校で働いた経験から「小学校での定時について」「なるべく定時に帰宅するコツ」などについて解説していきます。

小学校教員の定時と出勤時間は何時?

まずは、小学校教員の定時と出勤時間について解説します。

学校によって違いはあるかと思いますが、私が働いていた学校の定時と出勤時間は以下の通りです。

出勤時間→8時20分
定時→16時40分

定時と出勤時間の定めはありましたが、実際は出勤時間よりも早く出勤すること・定時よりも遅く退勤することがほとんどでした。

参考までに、私の四年間における平均的な一日の流れをご紹介します。

7:00 家を出る
7:40 出勤
8:20 始業(クラスで朝の会が始まる)
16:00 子ども達が下校する
16:40 終業
17:00 自分のクラスや職員室で仕事をする
19:00 退勤

このように、定時で帰宅することはほぼなかったことに加え朝の始業についても1時間以上早く着く日などもありました。

小学校教員にとって、始業や終業の時間を守ることは中々難しい事だったように思います。

(子ども達が朝早く登校する、突発的な保護者対応で自分の仕事時間が取れなくなるなど長時間労働には多くの理由があります。)

小学校教員に向いていないかもとお悩みの方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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小学校教員は何時に帰る人が多い?

ここまでの解説では、「小学校教員は定時よりも長く残業をしている」という印象が強いかと思います。

具体的に、小学校教員が何時に帰ることが多いかと言うと 人によって様々です。

家庭を持っているか、子育て中か、介護をしているか、などそれぞれの生活の背景によります。

私が働いていた学校での、帰宅時間の傾向をまとめると以下の通りです。

○子育て中の先生 介護をしている先生

定時~17:30頃に退勤

※自宅に持ち帰って仕事をしているようでした。

○その他の先生

大体18時を超えて退勤し始める

19時を超えると半数程が退勤

20時を超えると多くの人は退勤

決まっているメンバーのみ残業をしているという状態でした。

(早く帰る人、遅く帰る人は固定化されていました。やはりその人の価値観や生活によるものが大きいと言えます。)

小学校教員が定時退勤するためのコツは?

それでは、定時退勤は小学校教員にとって不可能なのか?と言われると必ずしもそうではありません。

工夫を凝らして定時退勤をする日を増やしている先生も多くいました。

ここでは、小学校教員が定時退勤をするためのコツについて解説していきます。

やらない仕事を決める

1つ目のコツは「やらない仕事を決める」です。

小学校教員の仕事は多岐にわたり、全てを完璧にこなそうとすると時間が足りません。

その仕事の中には、「必ずしないといけないこと」「できたら良いなと思うこと」が混ざっています。

(できたら良いなと思うこと…丁寧な教室掲示、毎日通信を出すなど)

真面目な先生ほど、「できたら良いこと」まですべてこなそうとしてしまいます。

しかし、そのような働き方が長時間労働を招いてしまうこともあります。

思い切ってやらない仕事を決めてみることは、定時退勤への一歩目になりますよ。

今日しなくて良いことを無理にしない

2つ目のコツは「今日しなくて良いことを無理にしない」です。

小学校教員は、行事や学習時期などを常に考えて働いています。

そのため「どの時期にどの仕事をしなければいけないか」ということを逆算し、業務の見通しを持ちながら生活している人が多数です。

そのため、「やらなければいけないこと」がいくつも頭に浮かび、まるですべて今日中にしないといけないことかのように働いてしまうこともしばしばあることでしょう。

思い切って、「明日やって間に合うことは今日しない」「どうしても、今日中にしないといけない事はなにか」という意識を持って仕事を仕分けしてみましょう。

明日の自分に任せて早めに退勤し、リフレッシュする時間を取った方が、次の日に効率よく取り組めることもあるので是非試してみてくださいね。

ルーティン業務をフォーマット化する

3つ目のコツは「ルーティン業務をフォーマット化する」です。

小学校教員の仕事の中で、毎週することや毎月することなど ルーティン業務があります。

(学級通信や校務分掌における提案文作成など)

そのようなルーティン業務に、毎回一から考えて取り組むと時間がかかってしまいます。

学級通信は雛形を作成しておくことや、提案文は前任からデータを受け取り土台を持っておくことなど ある程度工夫してフォーマット化することができます。

そのように、一つ一つの業務を時間短縮していく視点で取り組むことが、退勤時間を早めることに繋がっていきますよ。

まとめ

この記事では、「小学校教員の定時は何時頃なのか」「定時退勤をすることは可能か」「定時退勤をするためのコツ」について解説しました。

「小学校教員の定時退勤は難しいんだな」と思われた方も多いかと思いますが、時間をやりくりすることや仕事の優先順位を決めることで働く時間は短くしていくことができます。

時間について考えながら効率よく仕事をすることは自分の成長に繋がりますので、まずは週に一回からでも「定時退勤をしてみよう」という意識を持って日々の業務に取り組んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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