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教育業界は未経験だと転職しにくい?業界経験者が解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教育業界への転職を検討している方の中には、「教育業界は未経験だとやっぱり転職しにくいのかな……?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、実際に教育業界で働いた経験を元に、教育業界は未経験だと転職しにくいのかどうかについて具体的に解説させていただきます。

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目次

教育業界は未経験だと転職しにくい?

教育業界は未経験だと転職が難しい?

まずは、記事を書いている私の経歴を紹介させていただきます。

私は新卒5年目になる社会人です。

大学の教育学部で小学校、中学校、高校全ての教職免許を取得し、就活を経て現在は教育関係の一般企業で働いております。

教育業界で働いている者として、実際のところ「教育業界は未経験だと転職しにくいのか」を解説していきたいと思います。

結論から申し上げると、教育業界は未経験でも転職しやすい業界だと思います。

実際、私の周りにも、

・建築業界
・IT業界
・飲食業界
・事業経営者

などの他業界から転職された方が多くいらっしゃいます。教育業界は、比較的転職しやすい業種かつ、特別なスキルや資格が無くても始めやすい仕事であると思います。

未経験で教育業界の仕事は大変?

ただ、他業界から転職しやすいとは言っても、実際のところ、「未経験で教育業界の仕事をするのは大変なんじゃないかな?」と思っておられる方も多いと思います。

私自身の実感としては、未経験で教育業界の仕事をするのはそこまで大変でないと思います。

ただ、実際不安に思われるところもあると思いますので、未経験で教育業界に転職する際に「大変かな?」と思うポイントを3つ紹介します。

マニュアルが存在しない、もしくは通用しないことが多い

1つ目は、マニュアルが存在しない、もしくは通用しないことが多いということです。

私も、実際に教育現場で働いていて、そもそもマニュアルが存在せず、自分で一からマニュアルを作ったこともあります。

また、マニュアルや本に書いてある通りにやってもなかなかうまくいかないことが多々あります。マニュアル通りの対応だとクレームにつながったり、人の気持ちが分からない先生・スタッフという目で見られたりすることも少なくありません。

教育業界では、本や参考書、インターネットなどで勉強したことや知識として身に着けたことがそのまま仕事で生かせることが少ないです。というよりは、実務経験を経てマニュアルに沿いつつ柔軟な対応が出来るようになることが求められています。

仕事とプライベートを完全に分けられない

2つ目は、仕事とプライベートを完全に分けられないことです。

他業界であれば、休みの日や祝日に仕事をしなくても大丈夫な場合もあると思いますが、教育業界は完全に区別することが難しいです。

実際、私も、

・受験前に志望校を変えるか悩まれている保護者様の面談を休みの日に行う
・クリスマスに人手が足りなくて生徒の模試の監督をする
・旅行中に保護者様からお電話がかかってくる
・生徒のコンクールを休みの日に自費で見に行く

など、休みと仕事が入り混じっているような形になることもあります。

私の場合はそこまでストレスに感じることはないですが、もし「仕事とプライベートを完全に分けたい!」という方であれば少し大変に思うかもしれません。

仕事に対しての意識を高く持つ必要がある

3つ目は、仕事に対しての意識を高く持つ必要があるということです。

教育業界には、「頑張るのが当たり前」「向上心を持って取り組むといいことがある」と思っている方が多くおられるように感じます。

また、生徒様の人生を背負うこともあり、責任の重い仕事でもあるため、仕事に対して全力で取り組む方が多い印象を受けます。

実際、他業種から転職してきた同僚の方も、「仕事に120%以上の力を懸けている人たちがこんなにたくさんいることにカルチャーショックを感じる」とおっしゃっていました。

もともと仕事に対してモチベーションがあり、エネルギッシュに働かれていた方であれば、この3つ目のポイントは大変な点にはならないと思います。

一方で、仕事に対してのモチベーションが「お金を稼ぎたい」「生きていくために働く」という方であれば、教育業界の大変なポイントとして、仕事に対しての意識や価値観の違いが挙げられるかもしれません。

未経験でも教育業界に転職するコツ

未経験で教育業界に転職するのは大変なこともありますが、しっかりポイントを抑えて転職すれば、非常にやりがいもあり長く続けられる仕事だと思います。

未経験の方が教育業界に転職するコツは、

①転職前・転職活動中に教育業界のトレンドを調べておく。
②転職活動では、やる気をアピールする。
③内定をもらったら勤務条件を交渉してみる。

の3つが挙げられると思います。

転職前・転職活動中に教育業界のトレンドを調べておく。

転職前に、教育業界のトレンドを押さえておくことが重要です。

例えば、教育の最近のトレンドである

・次世代の学び(メタバースや生成AIを使用した学習など)
・STEAM教育
・公教育のアウトソーシング化
・ウェルビーイングを目標とする教育

などの最新情報を仕入れておきましょう。

一方で、トレンドばかりを追いすぎて的外れなことを言ってしまうと、かえってマイナスイメージになることもあります。「面接で聞かれたら答えられるレベル」で知っておくと良いと思います。

また、就活時にも役に立つ四季報や教育業界の株価などを見て、どのような会社が成長しているのかを調べておくのも良いと思います。

この情報は面接時に役に立つだけでなく、自分が転職する会社が将来性がある会社なのかどうかを判断する上でも重要だと思いますので、おすすめです。

転職活動では、やる気をアピールする。

転職活動中は、自分のスキルをアピールしたくなると思いますが、スキルよりはやる気をアピールすることをおすすめします。

実際、私も前の部署で人事として転職者の面接をしていたことがあります。

面接した中に、海外経験も豊富で英語堪能な方がおられました。

すごく魅力的なスキルを持っておられたので楽しみにしていましたが、お話を聞いてみると、ご自身のスキルに絶対的な自信を持たれており、生徒やスタッフを見下すような発言が目立ちました。

「私だったら研修が無くてもこれぐらい出来ます」というような発言もあり、上長に相談した結果、その方は不採用となりました。

一方で、突出したスキルが無くても、「この環境で頑張りたい、勉強したい、お客様のために働きたい」という方は採用になる確率が高く、実際お客様からのクレームも少ないように思います。

もちろんスキルがあるに越したことはないのですが、スキルに加えてやる気や、周りとの調和が出来ることをアピールすると、面接官が安心し、採用に近づくと思います。

↓こちらの記事では、教育業界で使える逆質問について紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。

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内定をもらったら勤務条件を交渉してみる。

転職活動が上手くいき、内定をもらった後でも、未経験で教育業界での仕事に飛び込むことに不安がある場合もあると思います。

その場合は、内定後に条件や福利厚生面を交渉してみるのも一つの手です。

私の先輩に、

「私はどうしても御社で働きたいのですが、別の業界の企業にも内定をもらっております。そちらは給与が同水準でそれに加えて住宅手当があります。家族からはやはり住宅手当がある方が良いと言われているのですが、住宅手当を出していただくことは出来ませんか。」

と条件を交渉して長く働けるようにお願いしたという方もおられました。

教育業界の勤務条件や福利厚生面で不安がある方は、内定が出てから一度相談してみるのも良いかと思います。

教育業界の方は親身になってお話を聞いてくれる方も多いので、非現実的な条件でなければ、相談に乗ってくれる可能性もあると思います。

【まとめ】

「教育業界は未経験だとやっぱり転職しにくいのかな……?」と疑問に思ったり不安に思ったりする方もいらっしゃるかと思います。

ただ、他業種から教育業界に入られた方の話を聞いていると、やりがいを持って楽しく長く働かれている方が多い印象です。

あまり心配せずに思い切り飛び込んでみるのも面白いかと思います。

是非皆さんと教育業界で一緒に働けることを楽しみにしています。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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