こんにちは。「gusare」編集部です。
教育業界への就活をしている方の中には、「教育業界での逆質問はどうしたらいいのかな……?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、実際に教育業界への就活を経て教育業界に就職した経験を元に、教育業界での逆質問の考え方や例文について具体的に解説させていただきます。
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教育業界での逆質問はどう考えるべき?
まずは、記事を書いている私の経歴を紹介させていただきます。
私は新卒5年目になる社会人です。
大学の教育学部で小学校、中学校、高校全ての教職免許を取得し、就活を経て現在は教育関係の一般企業でのんびりと働いております。
私自身、就活の時には逆質問をどうするかで困ったことがあります。
私の経験も踏まえて皆さんにお伝えしたいのは、ポイントを押さえた逆質問を事前に考えてから面接に臨むことです。
逆質問を考えておくと、面接官に好印象を与えることが出来るだけではなく、自身の教育観や希望条件とのミスマッチを防ぐことも出来るので、多くのメリットがあります。
では、実際にどのような逆質問をするのが良いのでしょうか?
私が就活を終えて思うのは、教育業界はビジネスライクすぎる逆質問よりも、教育への想いとやる気を伝える逆質問の方が響く可能性があるということです。
注意点として、教育業界の中にも様々な企業があるので、それぞれの特色に合わせた逆質問をする必要があります。
就活生の場合は、↓のような就活口コミサイトを活用すれば、企業ごとに選考過程や面接の体験談が確認できますので、活用してみるのもオススメです。
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教育業界で使える逆質問の例文
ここからは実体験を踏まえて、企業別に逆質問の例文をご紹介したいと思います。
教育業界の中には、
•私立学校
•学習塾•予備校などの学習支援機関
•語学•資格スクール
•教育教材
•コンテンツ開発企業
など、
さまざまな種類の企業があります。
それでは、それぞれの企業に合わせた逆質問の例文を紹介します。
私立学校を志望する場合の逆質問例
「御校では、どのような先生が活躍されていますか?」
「もし差し支えなければ、様々な学校がある中で〇〇先生(面接官)が御校に就職することを決めた理由を教えていただけますか?」
「御校には、生徒主体の〇〇プロジェクト(その学校独自の活動)があると伺い、私も非常に興味があるのですが、どのような経緯で始められたのですか?」
私立学校の場合、学校独自の活動が盛んに行われていたり、独自の教育理念があったりするので、ミスマッチを避けるためにも積極的に逆質問しましょう。また、上記のような質問だけでなく、教員採用試験の逆質問などを参考にするのも良いと思います。
学習塾•予備校などの学習支援機関を志望する場合の逆質問例
「就職するまでに身につけておいた方が良いスキルはありますか?」
「新卒3年以内に活躍されている先輩方の共通点はありますか?」
「御社の強みは〇〇だと私は考えているのですが、なぜ他社と比較しても御社は〇〇に強みがあるのでしょうか?」
学習塾•予備校などの学習支援機関の場合、売上や生徒数なども求められることがあるため、「入社後に活躍してくれそうだな」「他社と比較した上でうちを選んでくれているんだな」というイメージを面接官に持ってもらうことが大切だと思います。
語学•資格スクールを志望する場合の逆質問例
「御社には福利厚生の中に資格取得サポートがあると伺っているため、入社までに〇〇の資格取得に向けて勉強しておこうと思っていますが、それ以外に勉強するべきことはありますか?」
「就職後も自分のスキルを高めたいと考えているのですが、御社の先輩方は実際どのように勉強しておられますか?」
語学•資格スクールを志望する場合、周りの志願者も該当の語学スキルや資格を所持していることが多いので、該当スキルをアピールするのはもちろん、周りとの差別化を図れる逆質問がおすすめです。
教育教材•コンテンツ開発企業を志望する場合の逆質問例
「ご縁があって御社で働かせていただく場合、すぐに従事する業務はどんなものになりますか?また、求められるスキルはどのようなものですか?」
「私は御社の◯◯(教材もしくはコンテンツ)が非常に魅力的だと感じているので、◯◯ということ(具体的な業務/教材やコンテンツ)をやりたい/作りたいと考えていますが、御社で仕事を行う上でそれは可能でしょうか?」
教育教材•コンテンツ開発企業の場合、人柄だけでなく、スキルや製品に対しての理解度も求められることがあるため、上記のような業務や製品に対する解像度の高い質問がおすすめです。
教育業界で逆質問をする際の注意点
次に、教育業界で逆質問をする際の注意点をお伝えします。
まず、全業界の就活で言えることですが、
初期の面接と最終面接では評価の観点が変わることが多いです。
初期の面接では実際に会社で働いている先生や社員が面接を担当しますが、最終面接になると会社の重役が面接をすることが多いです。
そのため、
初期面接の逆質問→ミクロな視点からの質問
最終面接の逆質問→マクロな視点からの質問
が求められます。
具体的には、
現場での様子や実際の業務についての質問は初期に、業界全体の流れや事業拡大についての質問を最終面接で行いましょう。
最終面接時の逆質問の例としては、
「少子化の今、教育事業を拡大することについてどのように考えておられますか?」
「教育業界の中での御社の立ち位置は、今後どのように変化するとお考えですか?」
「現在教育現場でAIやIT業界と連携した事業が増えてきており、私も興味があるのですが、今後御社でそのような事業に着手することはありますか?/(もし既に事業があるなら)今後どのように発展していくのでしょうか?」
などが挙げられます。
近年では、他業界と提携している企業も多いので、最終面接の前には、その辺りの情報もきちんと把握しておく方が安心です。
また、全体的に教育業界の面接官は「話したい、教えたい、伝えたい」という方が多いので、逆質問をした後も、しっかり相槌を打って、笑顔で話を聞くようにしましょう。
逆質問の答えに対してさらに踏み込んで質問が出来ると好印象だと思います。
未経験で教育業界への転職を検討している方は、↓こちらの記事も参考にしてみてください。
【まとめ】
教育業界での逆質問は、なかなかネットなどにも情報がなく、「どうしたらいいのかな……?」と悩んでいる方も多いと思います。
ただ、教育業界全般で一番求められているのは、やはり教育への熱い気持ちとやる気です。
逆質問のポイントをしっかりと掴んだ上で、皆さんの気持ちを面接官にしっかり伝えて欲しいと思います。
皆さんの就活の成功を心から願っています。
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