こんにちは。「gusare」編集部です。
これから教育業界への就職や転職を検討している方の中には、「教育業界の年収って低いの?高いの?」と気になっている方も多くいらっしゃるかと思います。
現在教育業界で働いていて、他の方の年収が気になっているという方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、教育業界での年収は低いのか高いのか、実際に教育業界で働いていた方の体験談をWEBアンケートで募集してまとめてみました。
教育業界での給料事情に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
教育業界の年収は低い?高い?
教育業界の年収について、みなさんはどういったイメージを持っていますでしょうか?
「教育業界の年収って低いんじゃない?」「教育業界の年収は高いでしょ!」と、様々なイメージを持っている方がいらっしゃるかと思います。
「教育業界」とひとことでいっても、仕事内容は様々ですし、勤めている企業や自身の職種・年齢などによっても給料は大幅に変わってきます。
今回の記事では、実際に教育業界で働いた経験がある方15名にアンケートを行い、教育業界での年収は高いのか低いのか、率直な意見と体験談を募集してみました。
もし、「教育業界で働くべきかどうか悩んでいる……!」という方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、現職を続ける選択肢も含めてキャリアプランについて相談が可能です。
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これから教育業界への就活・転職をしようとしている方は↓こちらの記事も参考にしてみてください。
アンケートの集計結果
今回、15名の教育業界経験者に、自身の年収が高いか低いかについて↓の選択肢の中から選んでいただきました。
・年収はかなり高い。
・年収はまあまあ高い。
・年収は少し低い
・年収はかなり低い
そして、その集計結果が↓こちらです。
・年収はかなり高い。:0票
・年収はまあまあ高い。:6票
・年収は少し低い:6票
・年収はかなり低い:3票
全体的に見ると、教育業界の年収は低いと感じている方の方が多数派なようです。
ここからは、具体的にどういった職種・年齢の方が給料を高い・低いと感じているのか個別に紹介していきます。様々な声をまとめていますので、自分の気になる方の声をチェックしてみてください。
年収はまあまあ高い。
公務員だけあってそれなりに収入を得ることはできる。大手企業並みの収入はもらえるがサービス残業が多いのも事実。教育委員会に行くと一般の行政公務員となるために給料が下がる。仕事は増えるのに給与が下がるという変な世界です。
以前は小売業界にいました。転職後、年収は1.5倍程度増え、残業はなし、休日は増えました。拘束時間は減ったのにお給料が増えてかなりお得だなと感じました。長く教育業界にいる人はそう感じていないようで、もっとお給料が欲しいとぼやいていたので、人それぞれだと思います。
個人経営の塾で英語のクラスを受け持って教えていたのだが、田舎だったということもあり、受験に合格する子やTOEIC、英検に合格する子が増えることで口コミが広がり、それに付随して年収が上がっていったから。
教育業界全体としては低い印象だが、自分が勤務していた予備校は高めだったと思う。実際、同年代の友達の話を聞くと、ボーナスの額などが違った。しかし、年収が高いのには理由があったと思う。残業が何十時間は当たり前、シフト制で夜までの勤務がある、土日出勤など。
学校は公立と私立で異なると思いますが、公立でも世間一般からみたら年収はまあまあ高い方かと思います。教員に関しては残業が多いなどの問題点はありますが、なにより公務員で安定しています。公休もとりやすそうに感じましたし、健康診断やコロナワクチン接種も授業時間内に行くなどのメリットを受けています。私自身は専門職で教員でも公務員でもありませんが、時給は高い方だと思います。
基本給はそこまで高くはありませんが、ボーナスが結構いただけるので合計にすると貰えてる方なのかなと思います。ただし、終業後の残業や土日等部活で潰れてしまうことが多々あって、その分はあまり反映されないのできついかもしれません。
年収は少し低い。
公立の学校に場合は平均賃金よりは高いと思いますが、大学卒業でしかも有名大学を出ているということを考慮すれば年収はかなり低いと思います。さらに残業が一切ないのでタダ働きの部分がかなり多く、時間給にしたらとても安いと思います。
単純に労働時間からの時給だけを見れば、少ない時間で多くを稼げるように見えるが、子供が学校を卒業した春には生徒が少なくなるので仕事が減って自然と給料が下がる。ただ、秋以降は駆け込みで受験生が増えるので、そこまで年収が低いわけではないが、少子化の影響はかなり受けてしまう業界。
塾講師の実際の労働時間の時間当たりの報酬の単価は高いように見えますが、待機時間や、講義が終わった後の時間、また、なにより講義をするにあたり事前準備をしなくてはならないので、その時間を含めると時間単価は低いと考える。
専科系だと大した授業数がない割に拘束時間が長く、仕事を1日の中で掛け持ちする事は現実的でない為、自ずと実働が少なくなって収入は低く止まりがちのように思う。
さらに他の教員より在校時間が少なく、いる時にはここぞとばかりに捕まりまくるので定時に帰るのはまず無理。
働いている時間に対して低いと思います。
額面だけみれば、まぁまぁかもしれませんが、自分が働いていたところは平日13時から22時、土曜日は9時から15時までの勤務と休みが少なかった(年間100日程)です。
やりがいはあるものの生徒に熱心であればあるほど、対価に見合っていない仕事をしている。雑用なども多く、事務作業に時間がかかる。授業準備にも時間がかかり、コピーするだけで何分も費やさなければならないことがある。
年収はかなり低い。
教育業界に入る前の会社は小売業でしたが、5年勤めて年収は約550万円でした。転職し教育業界に入ると年収は半分以下になりました。また手当も福利厚生もほとんどなく、残業代も出ない、深夜まで自治体へのプレゼン企画書作成など携わりましたが、非常に収入と仕事内容のバランスが取れていないと感じました。
私が働いていた音楽教室は歩合制だったので、生徒が少なければもちろんお給料も少なく、とてもじゃないですがこの仕事だけでは食べていくのは難しく、みんな他に仕事を持っていました。よっぽど頑張らないと続けられないと思います。
予備校は特に年中営業して年間休日がかなり少ない割に年収が少ないです。閉めるわけにはいかないので誰かが出社しないといけないので有給休暇もほとんど取れません。保護者クレーム対応などハードな仕事内容の割には安すぎます。
まとめ
今回の記事では、教育業界の年収は低いのか高いのかについて、WEBアンケートの結果を紹介させていただきました。
教育業界でも企業や職種によって年収は様々ですから、「年収の高い企業に転職する」ことができれば、教育業界で十分な収入を得ることも可能かと思います。
いまの仕事の給料にお悩みの方は、ぜひ転職も検討してみてください。
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