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教員志望はインターンに行かないでいい?実体験を元に解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

教員を目指している方の中には、教員以外の仕事に少なからず興味がある方もいらっしゃるかと思います。

周りがインターン等の就活準備を始めていると、「自分は教員志望だけど、インターンには行かないでいいかな……?」と悩んでしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、教育実習と就活やインターンをそれぞれ経験した実体験を元に、教員志望はインターンに行かないでいいのか、インターンに行く場合はどのような点に注意するべきなのかについて解説させていただきます。

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目次

教員志望はインターンに行かないでいい?

 筆者自身は教員を目指して大学の教育学部に進学、大学の4年時に教育実習を行いました。しかし、一般企業への就職も考え、インターンにも参加しました。私の学部では同じように教育実習とインターンの両方を経験する人が半数ほどいるような環境でした。

 結論から言えば「教員志望者はぜひ、企業のインターンに参加したほうがよい」です。この結論に達したのは大学を卒業し、教員生活を経験し、その後一般企業に入ったときです。ただし、筆者の周囲で現役教員として活躍している人も「インターンの経験は役に立った」と話す人が多いです。ここでは、教員志望者でもインターンに参加したほうがよい理由を紹介していきます。

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教員志望がインターンに行って良かったこと

 はじめに教員志望の学生の場合、教員免許を取得するために「教育実習」は必須になります。一方、「インターン」は希望制で、就職希望だからと言ってインターンを絶対にやらないといけないわけではありません。まず、この点を頭に入れた上でインターンについて考えてください。

「企業」の雰囲気を感じることができる

 「教員は社会経験が乏しい」なんて一般の人に言われることも多い仕事ですが、まさにその通りな部分はあります。教員を志望する学生は、大学に入学する段階から専門職としての教養を学ぶことが多く、教育実習を含めて「学校」という狭い社会のことを深く勉強します。

 そのため、教員は「子どもに勉強を教える」ということに関してはプロですが、企業で重要な「会社にどう貢献するのか」「利益を上げるにはどうすればよいのか」という部分は、ほとんど学ぶ機会がありません。教員は利益を上げることを目的とした職種ではないことも大きいです。

 インターンに行くと、その企業が何を目指しているのか、利益を上げるためにどんな工夫をしているのか学ぶことができます。教職は利益を目的とする仕事ではありませんが、文部科学省から「学校における業務改善の指針」が出されるほどたくさんの業務があります。そのため、インターンで仕事を効率よく行う方法を学ぶと学校現場でも活用できます。教職についてしまうと「学校」という狭い組織しか知ることができず、周りの状況を知りたくてもなかなか勉強することができないので、インターンに行くと広い世界を知ることができます。

高まるコミュニケーション・スキル

 インターンに行くと、多くの人と接することになります。特に、自分と同年代や少し上の人と接することが多く、教育実習とは違うコミュニケーション・スキルが必要になります。教育実習の場合、基本的に相手をするのが「子ども」であり、自分よりも年齢の低い子たちや発展途上の子たちを指導します。もちろん、子どもに対するコミュニケーション・スキルも人生において大切であり、教育実習では「子どもとのコミュニケーション・スキル」が高まります。

 一方で、インターンの場合は同年代の人とのディスカッションや目上の人との話をすることが多く、教育実習のときとは違う年齢層の人と話をすることが増えます。つまり、2つを経験することによって、幅広い年齢層と話をすることができるようになり、自然と自身のコミュニケーション・スキルを高めることができます。

新しい自分の可能性に気づくことができる

 筆者がまさにこのパターンで、インターンで自分のやりたいことに気づき、教員という仕事から早々に転職しました。

 元々は、教員になりたくて教育学部に入りました。しかし、大学で様々な勉強をしたり、アルバイトなどで社会経験を積んだりするうちに「本当に教員でよいのか」という疑問が自分の中に生まれました。大学3年の夏休みにインターンを経験し、自分が学んできた専門性を教職以外でも活かすことができることを知りました。

 教育実習は充実したものであり、教員への道を目指したものの、当時の教員採用試験は倍率が高く、自分の希望する「高等学校」で正採用を勝ち取るのは難しい状況でした。翌年からは、講師として働きながら教員採用試験と企業の就活を同時に行いました。結局、社会人2年目にインターンに行った企業から「社会人枠」として採用をもらいました。インターンに行っていなければ、企業で働く自分の姿を想像することができなかったので、今でも採用試験を受け続ける人生になっていたかもしれません。

 このように将来を見据えて大学に入ったものの、大学に入ってから新しいものを発見したり、自分の可能性に気づいたりして、考えが変わる人も多いと思います。インターンは、本当に自分がこの仕事でよいのか再確認する場になりますし、新しい可能性に気づく場にもなります。

教員志望がインターンに行く場合の注意点

 教員志望者がインターンに行く場合にはいくつかの注意点があります。特に令和6年度からは注意が必要です。

1.教育実習期間とインターン時期の重なり

 1つ目は日程の重なりです。教育実習は『主に5月の中旬から6月の中旬まで』『9月の後半から10月まで』にかけて行われることが多く、取得する免許状によって、実習期間が『2週間から4週間』と幅があります。教育実習期間は、休むことができず、土日であっても授業準備等で忙しいです。教育実習とインターンを重複して実行するのは、ほぼ不可能です。

 解決方法としては、大学の1年生から2年生の間にインターンを経験しておく、または夏休み期間(7月から9月前半)に実施されるインターンに参加するとよいです。教育実習の期間は、先輩たちの実習期間を見ていれば、ある程度把握することができます。大学3年時または4年時の「5月から6月」「9月から10月」に実施されるインターンは気を付けて申込をしましょう。

2.前倒しになる教員採用試験

 2つ目は、令和6年度以降注意が必要な話です。令和6年度から教員採用試験が前倒しになることが多くの各自治体より公表されています。

例年、7月中旬だった一次試験が6月中旬に変更、二次試験も前倒しになり夏休み期間(7月後半から8月)に設定されています。すると夏休みであっても、採用試験がインターン期間と重なる可能性が高くなります。令和6年度からは「大学3年生から教員採用試験の受験可能」とこれまでにない受験条件を打ち出している自治体もあり、インターンと教員採用試験が重なりやすい状況が生まれています。

先輩方の情報だけを頼りにしていると大幅に話が変わることもありますので、最新の情報で日程の確認をしましょう。令和6年度の採用試験日程は、すでに各自治体のホームページなどで公表されているので確認できます。

インターンが探せるおすすめのサービス

ここまで教員はインターンに行くメリットや注意点について解説させていただきました。

教員志望の方でもインターンを経験することで、仕事についてのイメージが付きやすくなったり、より自分に合ったキャリアプランを考えることができるようになったりします。

教員志望ですぐにインターンに行くつもりがないという方でも、情報収集だけでもしておくと興味のある募集が見つかるかもしれません。

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教員志望にもオススメな就活サービス

ここからは、教員志望の方にもオススメな就活サービスをまとめて紹介していきます。

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【まとめ】

 教員志望であっても企業のインターンは、参加可能であれば参加するのがよいです。

・営利企業の雰囲気を感じることができる

・幅広い年齢層と接してコミュニケーション・スキルが高まる

・新しい自分に気づく可能性がある

 これらのメリットを受けることができます。インターンを実施して、最終的に教職に就いたとしてもインターン経験は活かすことができますし、インターンは大学時代にしか経験できない特権でもあります。注意事項はいくつかありますが、教育実習とインターンの両方経験可能であれば、ぜひ体験することをおすすめします。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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