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教育実習の研究授業で失敗して頭が真っ白……!どうしたらいい?

こんにちは。「gusare」編集部です。

教育実習での研究授業で、緊張や準備不足で失敗をしてしまって、頭が真っ白になってしまったという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、教育実習の研究授業で失敗して頭が真っ白になってしまった方向けに、今後はどうしていくべきかなどを実際に教育実習を経験した体験を元に解説させていただきます。

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教育実習の研究授業で失敗して頭が真っ白……!

研究授業は教育実習の大きな目玉です。教育実習に参加するなら、誰しも通らなければならない道でもあります。これまで学んできたことをいよいよ子どもたちの前で実践する緊張感は、言葉では言い表せないものです。

私もかつて教育実習に参加した、元・実習生です。大学でも模擬授業は実施してきましたが、研究授業は大学で行ってきた模擬授業とは別物でした。指導案作成の段階からまったく考えがまとまらずに苦労した経験があります。苦労して練り上げた指導案も、子どもたちの前では無意味に等しく感じられたものです。もちろん無意味なことはないですし指導案作成は大切ですが、研究授業をしている最中は正直指導案を気にしている余裕はありませんでした。

この記事を読んでいるみなさんは「研究授業で失敗してしまったらどうしよう」と不安な方、あるいは既に研究授業を終えていて「失敗してしまった!」と頭が真っ白になっている方かもしれません。今回は研究授業で失敗したらどうなるのか、そして今後どうしていくべきかについて解説していきます。

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↓こちらの記事では、教育実習で辛いと感じた体験談を紹介しています。合わせてチェックしてみてください。

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教育実習の研究授業で失敗したらどうなるのか?

まず、教育実習の研究授業で失敗したらどうなるのかについて解説します。

結論から言うと、どうにもなりません。それは研究授業をやり直すことはできない、という意味でもあり、同時にみなさんが想定している最悪の事態が起こる可能性が極めて低い、という意味でもあります。

研究授業で失敗してしまった時、まず頭をよぎるのは「指導教諭に怒られるかもしれない」という不安ではないでしょうか。優しくフレンドリーな指導教諭ならまだしも、ちょっと強面で親しみにくい先生が指導教諭ならその不安はいっそう大きくなるものです。また「教育実習の単位を落としたらどうしよう」という心配も出てくると思います。一番最初に述べた通り、研究授業は教育実習の大きな目玉、つまり主目的です。そんな大事な場面で失敗したとなれば、実習の評価が下がり単位を落とすかもしれないと不安になるのは当然でしょう。

しかし、これらの心配事はほとんどの場合起こりません。なぜなら研究授業は教育実習の主目的ではありますが、すべてではないからです。

指導教諭の先生は、最初から実習生が完璧な授業ができるとは思っていません。研究授業の出来がプラスに転じることはあっても、マイナスに転じることはないと考えていいでしょう。なぜならここまで指導案を練っていたあなたの姿を、指導教諭の先生は一番近くで見ているからです。ねぎらいやアドバイスこそしても、怒ったり叱ったりすることは基本的にはありません。教育実習の評価は基本的には出来よりも過程重視です。どれだけ子どもたちと関わり、どれだけ考え、どれだけ熱心に取り組んだかを見られています。だからこそ研究授業で失敗したことを直接の原因として怒られたり、単位を落とす可能性はとても低いと考えていいでしょう。

一生懸命やって失敗したのなら、それは意味のある失敗だといえます。大切なのはその失敗からなにを学び、どう活かすかです。指導教諭の先生は失敗を受けての実習生の行動もきちんと見ています。

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教育実習の研修授業で失敗したらどうするべき?

では、教育実習の研究授業で失敗した場合どうしたらいいのでしょうか。ここでは研究授業で失敗してしまった時に取るべき行動をポイントに分けて解説します。

その前に、まずは研究授業に取り組んだ自分をしっかりと労いましょう。「あのときこうしていればもっといいものになったかもしれない」「指導案作成の段階で予測できなかった自分の落ち度だ」など、反省も後悔もたくさんあると思います。特に「失敗してしまった」と落ち込んでいる時は、反省や振り返りをしようとしてもうまく行きません。なぜなら悪かった点や至らなかった点ばかりが頭に浮かんでしまうからです。研究授業の振り返りはうまく行かなかった箇所を分析するのも大切ですが、反対に自分なりによかったところを見つけることも重要です。そのためにもまずはやり遂げた自分を思う存分労ってください。

それが済んだら気持ちを切り替えて自分の研究授業を振り返り、反省しましょう。振り返りをきちん行うことで同じ失敗を防ぎ、熱意を持って取り組んでいることを指導教諭にアピールすることができます。

それでは、研究授業に失敗してしまった時に取るべき行動をひとつずつ解説していきます。

指導教諭や他の学生からのフィードバックを受け止める

研究授業をすると大抵指導教諭や他の学生からフィードバックをもらえます。まずは客観的に見て自分の授業がどうだったのかを聞き、受け止めましょう。

自分が「失敗した」と思っているということは、他の人の目から見てもなにかしら思うところはあるはずです。耳に痛いことを言われる可能性も充分ありますが、まずは真摯にその意見を受け止めることから始めましょう。たとえ研究授業が散々な結果になったとしても、失敗から学び取ろうとする姿勢は高く評価されます。

他の人の意見と自分の意見を照らし合わせて改善点を探る

次にすべきことは、指導教諭や他の学生からもらった意見と自分の意見を照らし合わせ、授業の改善点を探ることです。

客観的な意見は大切ですが、研究授業をやってみて自分自身がどう感じたかということも、振り返りをする上で大切なポイントになります。実際に授業をやってみてやりにくかったのはどんなところでしたか。また、失敗したと思ったのはどうしてですか。授業中のことを思い出し、じっくり考えてみましょう。

もし研究授業の映像が残っていれば見返すのもひとつの方法です。映像を見返すと、子どもたちの前に立っている時は緊張で見えていなかった部分が見えることがあります。また、指導教諭からもらったフィードバックの内容を自分の目で確かめたり、具体的にどう行動するのがよかったかを考えたりするのにも役立ちます。

改善点に対して具体的な解決策を立てる

改善点を洗い出したら、具体的な解決策を立てます。同じ研究授業をもう一度行うことはできませんが、きちんと具体的な解決策を立てておくことで次の研究授業や教員採用試験でも模擬授業に活かすことができます。

もしも自分一人の力では解決策が浮かばない時は、積極的に指導教諭に助けを求めるとよいでしょう。真剣に取り組んでいることが伝わりますし、経験豊富な担当教諭のアドバイスからは得るものも多いです。

多くの場合、研究授業の機会は教育実習中に2回以上あります。まだ授業をする機会があるのなら、ここで立てた対策をもとに指導案を練り直し、次の研究授業に臨みましょう。実習期間中最後の研究授業で失敗した場合でも、そこからなにを学び、どう考えたかを実習の記録にきちんと書いておくのがポイントです。自分の考えの軌跡を残しておくことで、見返したときにあらたな気づきを得られる可能性があります。また、実習に記録を読んだ指導教諭や大学の実習担当の先生にも考えたことがきちんと伝わるため、評価に繋がりやすいというメリットもありますよ。

【まとめ】

教育実習の大きな山場である研究授業。その大切さは実習前から耳にタコができるほど聞かされるものです。だからこそ研究授業で失敗すると、「単位が取れないのではないか」「怒られてしまうのではないか」と頭が真っ白になりますよね。

しかし、その心配はありません。研究授業で失敗すること自体は教育実習生にはよくあることです。まだ免許も持っていない実習生が授業で失敗することは、指導教諭ももちろん想定しています。

大切なのはその後です。落ち込むだけではなく、自分の授業を振り返り、改善点と解決策を探すことが実習における評価のポイントになります。自分一人で考えるのではなく、同じ実習生や指導教諭に意見を求めながら考えましょう。一つの課題に対して真摯に向き合い、人の意見を聞き入れる力は教師の素質のひとつでもあります。

そしてこれらの力は教師だけでなく、どんな仕事に就くことになっても重要です。教育実習に参加している人の中には、教師という道を選ばない方ももちろんいます。しかしどんな仕事であっても、失敗を振り返り改善点と解決策を洗い出せる人材は、仕事に向かう姿勢やその後の伸び代を含めて重宝されるでしょう。

今回は教育実習の研究授業で失敗して頭が真っ白な方向けに、研究授業で失敗した時の対処法を解説しました。まずは気持ちを落ち着かせ、研究授業をやり遂げた自分を労いましょう。そして本記事を参考に、研究授業の振り返りを行ってみてくださいね。

もし、どうしても教育実習を辞めたいと感じる場合は、↓こちらの記事も参考にしてみてください。

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