こんにちは。「gusare」編集部です。
講師登録をこれからしようと考えている方や、既に講師登録をされた方の中には、「講師登録は早い者勝ちで決まってしまうのかな?」と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回の記事では、実際に講師登録をした後に講師として働いた経験を元に、講師登録は早い者勝ちなのかどうかや、講師登録をするべきタイミングについて解説していきます。
【講師登録とあわせて登録するのがオススメ!】
マイナビジョブ20’sスカウト:待つだけで企業からスカウトが届く20代向けの転職サービス!自分の市場価値を知りたい方にオススメ。
第二新卒エージェントneo:20代に特化した転職エージェント。個別面談や書類・面接対策などサポート充実!企業への就職や転職を少しでも考えている方にオススメ。
【講師登録は早い者勝ちなのか?】
まずは、この記事を書いている私の経歴を紹介します。
私は、新卒~社会人四年目の四年間にわたり小学校教諭をしていました。その後退職し、別の自治体で講師として働きましたが、現在は一般企業で教諭とは違うお仕事をしています。
教員を辞めて講師になりたいというかたは、↓こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
講師登録を考えている人の中には「早く登録した方がたくさん声がかかるのかな?」と考えている人もいるかもしれません。しかし、結論からお伝えすると講師登録は「早い者勝ち」ではありません。
私の経験を踏まえて、理由をお伝えしますね。まず、私が講師登録をした回数は全部で三回ありました。
時期は以下の通りです。
①二月(三学期半ば)
②八月(夏休み)
③三月(年度末)
それぞれバラバラの期間に違う自治体へ登録をしました。
そして、声がかかった時期は以下の通りです。
①二月(三学期半ば)に登録 ⇒ 四月に声がかかる。五月より勤務開始
②八月(夏休み) に登録 ⇒ 希望の条件では声がかからず、翌年の二月に連絡あり
③三月(年度末) に登録 ⇒ 次の日に声がかかる。新年度四月より勤務開始
私の体験から分かったことは、「三学期の登録が一番声がかかりやすい」ということです。
理由としては、人事異動の時期が三学期だからだと考えられます。
三学期には正規職員の転勤が決まり、その後、足りない職員の人数が分かってから条件に合う講師へ連絡をします。
このように講師という立場は、「正規職員では足りない場所を埋める」立場ですので、正規職員よりも先に講師の配置が決まることは少ないんですね。
講師登録をしてから声がかかるまでの時期が空かない人と空く人の違いは「タイミングと条件の幅の広さ」だと思われます。そのため、決して早い者勝ちで決まるわけではないのです。
【講師登録は早めに登録した方が良い?登録するタイミングは?】
「早い者勝ちではないことは分かったけれど、一体いつ登録すれば良いのか?」
ここまで記事を読まれた方は、そのように思うかもしれません。
登録するタイミングのおススメとしては、以下の二点をクリアしている時期です。
①講師として働ける環境が整っている
②自分の働く意思も固まっている
つまり、本人次第で登録は年間を通していつでもベスト!なのです。
各学校によって、人員配置の状況は様々でして、産休、育休、病休の代替講師はいつも求められています。
そのため、
①条件さえ合えば声はいつでもかかる。
②たくさん声がかかる必要はなく、条件が合う学校1つから声がかかれば良い。
この二点が言えるでしょう。
「講師として働ける環境が整っている、かつ自分の働く意思も固まったタイミング」を迎えたならばすぐにでも登録をしていただきたいです。
声がかかりやすいのは三学期の年度末ですが、だからといって登録を三学期まで待つ必要はありませんよ。
↓こちらの記事では、講師登録での面接の内容について解説しています。講師登録をした後はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
【講師登録をする際のポイント】
最後に、講師登録をする際のポイントをお伝えします。
登録をする時は、「すぐに働けると良いな。」と思われているかもしれませんので、今回は「声がかかりやすくなる講師登録」を中心にお話します。
できるだけ声がかかりやすくするためには、
①持っている教員免許すべての校種を対応可能にする。
②常勤講師・非常勤講師どちらも対応可能にする。
③複数の自治体に講師登録をする。
この三点を意識して講師登録をすると、声がかかりやすくなりますよ。
教員免許を「小学校」「中学校」と二つ持っている人であれば、どちらも希望をすることで声がかかる確率が上がります。
また、フルタイムの常勤講師、時間給の非常勤講師もどちらも可にしておくことでも声がかかる確率が上がります。つまり、条件を狭めすぎないことがポイントだと言えますね。
とはいえ、仕事は生活をしていくために必要なものですので、「非常勤講師だとお給料が生活に足りない・・・。」や「どうしても小学校で勤めたい。」など、思いもそれぞれあると思います。
そこで、①②が難しい場合に③の「複数の自治体に講師登録」をしてみてほしいです。
自分が住んでいる地域から、勤務が可能な自治体を調べて複数登録をすることで、声がかかる機会は2倍になります。(単純に考えて)
逆に、講師依頼が重なって「どちらを選ぶか?」と悩むも出て場合もあるかもしれません。悩む場面に慌ててしまわないよう、働く学校を選ぶ条件は整理しておくと良いですよ。
例として、私が講師登録をしていた時の条件をお伝えします。
①自宅から車で30分以内の学校
②第一希望は中学校、講師依頼が無かった場合は小学校
③中学校なら常勤・非常勤どちらも可
小学校で勤務する場合は常勤講師を希望
講師依頼が来ても家から遠い学校であったり、希望するポジションではなかったりと、どこかは妥協しないといけないかもしれません。
しかし、気持ちよく働くためにも自分の中で譲れない条件は大切です。依頼が来る前に、頭の中で整理をしておきましょう。
また、↓こちらの記事では、講師登録をしてからの具体的な流れについて詳細に解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
この記事では、講師登録は早い者勝ちではないことや、声がかかりやすくなるポイントなどをお伝えしました。
講師登録はタイミング、つまり縁のある学校があるかどうかが重要になります。
最近の教育現場はとても忙しく、人手が足りていない傾向ですので、登録をした次の日に「ここで働いてほしい!」という連絡が来ることもありますよ。
この記事を読まれている人が、気持ちよく学校現場で働けることを願っています。
また、「講師登録をしたけど声がかかるか不安だ……!」という方は、転職系のサービスにも合わせて登録しておくのがオススメです。
マイナビジョブ20’sスカウトは、20代に特化したマイナビの転職スカウトサービスです。
登録をして待つだけで企業からスカウトが届くので、すぐに転職を検討していない方にもオススメですね。最短、当日にスカウトが届くので、まずはお気軽に登録してみてください。
第二新卒エージェントneoは、20代や第二新卒の転職に特化した転職エージェントです。
転職サイトとは違い、個別面談をした上で求人を紹介してくれたり、書類・面接対策などのサポートが充実しているのが特徴です。転職を少しでも考えている方や、効率よく転職活動をしたい方にはオススメです。
コメント