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教育実習中はバイト禁止って本当?バイトは休むべき?辞めるべき?

こんにちは。「gusare」編集部です。

これから教員実習を控えている方の中には、「教育実習中はバイトが禁止になる!」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、実際に教育実習を経験した体験を元に、教育実習中はバイトは禁止なのかや、教育実習とバイトの兼ね合いはどうするべきなのかについて解説させていただきます。

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教育実習中はバイト禁止って本当?

教育実習が目前に迫ってくると、どんな生活が待っているのか、どんな出会いが待っているのか、期待と不安で胸がいっぱいになってきます。中でもバイトをしている人は「教育実習中のバイトは休んだほうがいいのだろうか?」と気になっているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、ほとんどの場合、教育実習中のバイトは禁止です。一番の理由は実習中の本分に誠心誠意取り組むべきだからですが、他にも様々な理由があります。実習の妨げとなるような病気やけがの可能性を少しでも下げるため、実習期間中に充分な休息時間を確保するためなどです。

また、バイト先によってはバイト中に実習先の先生や子どもたち、保護者と遭遇してしまうことも考えられます。先生であればまだいいですが、問題は子どもや保護者と遭遇した場合です。特に保護者は子どもたちと同じかそれ以上に実習に来る学生に興味を持っています。それは実習生が大切な我が子を安心して預けられるかどうかを見定めたいからです。

実習中にバイトをしている姿は「実習という大事な期間に他のことをしているなんて!」と責任感が薄いとみられてしまう可能性があります。保護者が実習中はバイトは禁止であると思い込んでいるケースも多いため、「規則を守れない人に子どもは任せられない」と考えるのは自然なことでしょう。また、職種次第では教師にふさわしくないと思われてしまうことも考えられます。つまり、あなたは教師としての信用を大きく損なうことになるのです。「実習中だから」と甘く見てはいけません。いくら実習生でも、学校に行き子どもたちの前で授業をしている以上、子どもたちや保護者にとってあなたは立派な先生なのです。

そもそも教育実習中にバイトに割ける時間はまずありません。私の教育実習中は寝る時間もないほどの忙しさで、とてもバイトに割ける時間はありませんでした。授業準備はもちろん、実習日誌の記入や授業研究など、子どもたちがいない時間でも多くの時間を実習にとられることになります。そんな中でもきちんと休息をとって日々臨まねばならないことを考えると、バイトをしている場合ではないというのもまた現実です。

これらの理由から、教育実習中のバイトは教師のモラル的にも時間的にも禁止となっていることが多いのです。

↓こちらの記事では、教員採用試験でバイト経験は生かせるのかどうかや、いつまで両立できるのか等について解説しています。ぜひ今回の記事と合わせてチェックしてみてください。

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教育実習でバイトを休む時の伝え方。

教育実習期間中にバイトが禁止になる理由について、おわかりいただけたと思います。

しかし、2〜3週間程度の休みを言い出すのにはとても勇気が要りますよね。中には「バイト先にどうやって伝えるのが一番いいかな?」と迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

教育実習中にバイトを休むのは正当な理由に当たります。バイト先の責任者とシフト作成担当者に、「教育実習があるのでバイトを休みたい」と伝えればよいのです。教育実習は大学の授業でもありますから、多くの場合快く受け入れてもらえるでしょう。

しかし急に休むことを伝えられても店側も困ってしまいます。遅くとも教育実習にあたる期間中のシフトの作成前には伝えておくべきです。可能であれば、実習が予定されている前の年度あたりから「実は来年、教育実習で長めにお休みを頂きたいのですが」と伝えておくとよいでしょう。事前に伝えている場合でも、教育実習が近づいてきたらあらためて休みたいことを伝えましょう。その際は口頭ではなく、紙面やメッセージツールなど形に残るように伝えておくと、後々トラブルを防ぐことができます。

この記事を読んでいる方の中にはバイト先に休みを言い出しにくい人もいるかもしれません。しかし教育実習に参加する以上はバイトは休まねばなりません。あらかじめ休みにくい、または休みを言い出しにくいバイト先であることがわかっているのなら、教育実習中は休まねばならないことを早めに伝えましょう。実習の手引きの該当箇所をコピーして提出するのもひとつの手段です。

どんなバイト先であっても、教育実習という正当な理由がある以上休みを許可しなければなりません。しかしシフトが決まってからの連絡や急な欠勤は、働く者のマナーとして言語道断です。教育実習でバイトを休む時は可能な限り早く、そしてあくまで低姿勢で伝えましょう。

何週間前からバイトは休むべき?

では、教育実習でバイトを休む時はいつから休めばよいのでしょうか。実習前日まで働いていてもよいのか、少し早めに休みに入るべきか、迷う方も多いでしょう。

まずは実習の手引きや教育実習の関連書類に目を通してみてください。もし学校単位で「○週間前から禁止とする。」というような文言があればそれに従いましょう。記載がなければ基本的にいつから休まねばならないという決まりはない可能性が高いです。しかし私の経験上、書類に記載されていない重要事項が教授や実習担当の先生から口頭で伝えられることも考えられます。実習関連の説明を受けているときは注意深く耳を傾け、適宜メモを取りましょう。

最近は社会情勢を鑑みて、2週間前からバイト禁止を言い渡す学校が多いようです。実習に向けて準備もできますから、いつからバイト禁止かの規定がなく悩んでいる方はひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。

最近はスキマ時間に単発バイトができるスキマバイトアプリも登場してきています。バイトよりも教育実習を優先したい方や、長期バイトをする余裕がない方は、このようなアプリを使ってバイトをするのもオススメです。

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土日もバイトは休むべき?

「教育実習中のバイト禁止はわかったけど、それって土日も含まれるの?」と思ったあなた。もちろん土日であっても、教育実習中はバイト禁止です。

繰り返しになりますが、教育実習中のあなたは“先生”です。教師としての責任感と自覚を持って実習に臨まなければなりません。先述のように教育実習中のバイト禁止には様々な理由があります。その理由を考えると、たとえ土日であってもバイトに行くのは望ましいことではありません。

バイトの再開はきちんと教育実習を終えてからにしましょう。

教員採用試験までバイトは辞めた方が良い?

ここまで読んできた人の中には「いっそのこと教員採用試験までバイトはやめたほうがいいのかな?」と思った方も少なからずいるのではないでしょうか。しかし、バイトをすること自体は悪いことではありません。働くことで得られる社会経験は教師になってからも役に立ちますし、教師にならなかったならなおのことです。また、バイトで稼いだお金で好きなものを買ったり遊んだりする経験も同じように大切なものです。

もちろん、教師になる経験や勉強とバイトを両立できないと考えるのであれば、落ち着くまでバイトを辞めるのもひとつの方法です。しかし、バイトだからこそできる様々な働き方や業種もあります。その中から自分の生活スタイルにあったものを見つければ、バイトをしながら教員を目指すことは可能です。

教育実習中や教員採用試験前など、どうしてもバイトができないときは正直にその意向をバイト先に伝えましょう。きちんとマナーを守って丁寧に伝えれば、必要な時に休みをもらいながら働くこともできるはずです。

スキマ時間にバイトができるバイトアプリ

最近は、スキマ時間に単発で気軽にできるようなバイトアプリも登場してきています。

「教育実習を控えていて、バイトをしたいけれどあんまりバイトができない……!」という方は、これから紹介するようなスキマバイトアプリを試してみるのもオススメです。

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【まとめ】

大学生の生活は、大きく分けて大学、プライベート、そしてバイトの3つに分けられます。「バイトを休むなんて考えられない!」というほどバイトに熱意をもって取り組んでいる人も多いことでしょう。

しかし教育実習中は原則としてバイトは禁止です。学校が休みになる土日であってもその条件は変わりません。教育実習期間中は常に、実習中であること、そして教師のたまごである自覚と責任感を持って過ごしましょう。

今回の記事では、教育実習中にバイトを休みたいときの伝え方や、いつからバイトを休むべきかなどをご紹介しました。わざわざバイトを辞める必要はありません。バイト先に事情を伝え、教育実習中は休ませてもらいましょう。

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gusare編集部です。
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