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教員の人間関係はドロドロなのか?実際に教員として働いた体験談を元に解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

現在、教員や教師として働いている方の中には、「教員の仕事は、周りの人間関係がドロドロで嫌だなぁ…。」と感じている方も少なくないかと思います。また、教員を志望する学生の方や、教員の知り合いがいる方の中には、「実は、教員の人間関係はドロドロらしい」という噂を聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、教員の人間関係はドロドロなのかどうか、実際に教師として小学校で約5年勤務していた経験を元に解説していきます。

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教員の人間関係が嫌で辞めたいなと感じた時は、↓こちらの記事も合わせて参考にしてみてください。

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目次

教員の人間関係はドロドロなのか?

結論から述べると、教員の人間関係はドロドロになりやすいと考えられます。子どもを教育する立場とはいえ教員も人間なので、考え方や指導方法の違いで衝突してしまうのは自然なことです。

しかし、中には同僚に嫌がらせをしたり、高圧的な態度で相手を困らせたりする教員もいます。私は小学校で約5年勤務していましたが、教員同士のドロドロな人間関係を何度か見てきました。

具体的には以下のような内容です。

・同じ学年で行う打ち合わせのたびに険悪な雰囲気になる
・職員会議で嫌われている教師が発言するとクスクス笑い声が聞こえる
・高圧的な校長と面談する際、多くの教員がボイスレコーダーを持ち込む

教員はただでさえストレスの溜まりやすい仕事ですが、人間関係もドロドロになりやすいため、人によってはやる気を失ってしまうこともあるかもしれません。

多くの教員は誰にでも好意的で良い関係を築けますが、周りを不快な気分にさせ、関係を悪化させる教員も一定数います。

異動による環境の変化で人間関係も改善される可能性はありますが、それまでは我慢しなければならない点も大きなストレスです。

もし、教員の人間関係で日々ストレスを感じているという方は、キャリアコーチングでプロからの客観的な意見を貰ってみるのもオススメです。転職サービスではないので、現職を続ける選択肢も含めてキャリアの相談が可能です。

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教員の人間関係がドロドロになりがちな理由

では、なぜ教員の人間関係はドロドロになりやすいのでしょうか。教員の人間関係がドロドロになりがちな理由は3つあると私は考えています。

・管理職が頼りにならない
・教員同士の派閥がある
・同じ学年で連携が取れていない

ここからは、それぞれの理由について具体的に解説します。

管理職が頼りにならない

管理職が頼りにならない場合、教員の人間関係はドロドロになりがちです。

学校における管理職は校長と教頭ですが、2人の関係が悪かったり言うことが違ったりすると、他の教員はストレスが溜まります。

私が勤務していたときも校長と教頭の関係が悪いために話が進まず、他の教員が振り回されることが多々ありました。

また、校長と教頭から出された指示内容が異なり、どうしたらよいかわからず仕事が終わらないこともありました。

管理職が頼りにならないと職員室内の空気も悪くなるため、人間関係に悪影響が出ます。

しかし、人間関係の悩みを相談したからといって、頼りない管理職が解決してくれるとは限りません。

管理職が頼りないと教員の人間関係はドロドロになり、それを解決してくれないという悪循環に陥ってしまいます。

教員同士の派閥がある

職員室内に教員同士の派閥がある場合も、人間関係はドロドロになりがちです。

教員は基本的に4〜7年で異動するため、職場が新しい環境になりやすい傾向にあります。

毎年職場内の人間関係が変わることもあり、教員同士の派閥はあまり作られません。

しかし、中には10年以上同じ学校で勤務し続ける教員もいて、自分の立場を優位にするために派閥を作る場合があります。

派閥を作った教員は、派閥に入らない教員を嫌って嫌がらせをしたり、目の敵にしたりすることで人間関係がドロドロになるかもしれません。

派閥を作った教員は以下の行動を取ることがあります。

・お気に入りの教員とだけ話す
・嫌いな教員の陰口を言う
・嫌いな教員と仲良くしている教員も目の敵にする

職場内でのいじめに発展する可能性もあるため、教員同士の派閥は他の教員にとって大きなストレスとなります。

同じ学年で連携が取れていない

同じ学年で連携が取れないと、お互いのストレスが溜まり、人間関係が悪くなります。

基本的に教員の仕事は、同じ学年で連携を取ることが多くあります。

私も毎週同じ学年の教員同士で打ち合わせを行い、指導方針や学習進度を揃えたり、生徒についての情報共有をしたりしていました。

しかし、学年での連携を取ろうとしない教員がいると周りのペースが乱されてしまいます。

私が小学校に勤務していたとき、非協力的な教員には以下の特徴が見られました。

・単独行動が多く、学年で同じ動きができない
・情報共有が少ないため、クラスの様子がわからない
・突発的に休むことが頻繁にあり、フォローをしなければならない

教員同士で連携を取って仕事をしたくても、非協力的な教員がいることによって周りのストレスが溜まり、お互いの関係が悪くなるかもしれません。

協力的でない教員の存在によって同じ学年で連携が取れなくなってしまうと、人間関係がドロドロになる可能性があります。

教員の人間関係に疲れた時の対策方法

教員の人間関係に疲れた時の対策方法は次の3つです。

・相手に合わせすぎない

教員として働いていると、管理職から理不尽な要求をされたり同僚から嫌味を言われたりすることがあります。

そこで相手に合わせようと無理に機嫌を取り、自分の行動や考え方を変えようとすると精神的な負担が増えるだけです。

人間関係を円滑にするためには相手の意見を聞き入れることも大切ですが、ときには相手に合わせすぎないことも重要です。

建設的な意見とは思えない否定的な言葉に対しては、真剣に受け止めず聞き流しましょう。

・誰かに相談をする。

教員の仕事はどうしても職場の人間関係が狭くなりがちです。

人間関係に不満があったり、嫌なことがあったりする場合は、職場以外の友達や家族等に相談してみるというのも選択肢の一つです。

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・休職や退職を検討する

相手に合わせすぎないよう気をつけても、否定的な言葉に落ち込んだり自信を失ったりすることはあるかもしれません。

どうしても教員のドロドロな人間関係に耐えられない場合は、休職や退職を検討しましょう。

教員には異動があるため、年度末まで耐えることで新しい環境への変化が期待できます。

しかし、それまでに心身に支障が出て仕事に行けなくなるようであれば、早急に職場から離れた方がよい場合もあります。

「人間関係が嫌だけど、教員の仕事は続けたい……。」という方は一旦休職をしてもかまいません。↓こちらの記事では、教員が迷惑をかけずに休職をするポイントについて解説しています。

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【まとめ】

教員の仕事はストレスが溜まりやすい上、人間関係もドロドロになりやすいため、やる気を失ってしまう可能性があります。

人間関係がドロドロになりがちな理由としては、管理職の頼りなさや教員同士の派閥、学年での連携の取りづらさが挙げられます。

人間関係に疲れた時は相手に合わせすぎないことが大切ですが、どうしても耐えられない場合は休職や退職を検討するのもおすすめです。

本来の仕事に専念できるよう、人間関係で疲れすぎないように周りの教員と良い関係を築きましょう。

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