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地方銀行員が「転職したい!」と思った瞬間。体験談と転職できない理由について聞いてみた。

こんにちは。「gusare」編集部です。

今回の記事では、「地方銀行員で転職したいと思った瞬間」をテーマに、様々な体験談を募集してみました。

現在、地方銀行員として働いている方はもちろん、地方銀行員として就職を考えている方や、既に転職した方にも参考になる部分は多いのではないかと思います。

こちらの動画でも記事の内容を紹介しているので、合わせてチェックしてみてください!

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目次

地方銀行員から転職したいと思うことはどれくらいある?

今回は、WEBアンケートで10人の方に地方銀行員での体験談を教えていただきました。
まず、10人の方がどれくらいの頻度で転職をしたいと思っているのか、もしくは既に転職しているのかを↓の回答の中から選択してもらいました。

①頻繁に転職したいと思う
②たまに転職したいと思う
③あまり転職したいとは思わない
④既に転職した

回答をまとめた結果、↓のような集計結果になりました。

回答で最も多かったのが「既に転職した」の6人で、残りの4人も転職したいと考えているようです。

なんだかんだ言っても地方銀行員は安定している職業としても人気が高いと思うのですが、今回のアンケートでは既に転職した人が多いという結果になりました。やはり、実際に働いていると色々と不満が溜まったり、危機感を感じることも多いのだろうと思います。

地方銀行員から転職したいと思ったエピソード

ここからは、具体的に地方銀行員から転職したいと思ったエピソードを紹介していきます。

頻繁に転職したいと思う

【40代男性】営業職

数年前からボーナスが減り始めたのですが現在では本当に小遣い程度のボーナスが年1回あるだけです、給料も上がる事はなく既に7年間上がっていません。私が勤める地方銀行のみに限らず全国にある地方銀行は基本的に営業が厳しいため仕方のない事と理解はしているのですが、ボーナスは下がり続けて給料は上がらないという状態のため仕事に対するモチベーションが上がらず転職したいな···とつい最近真剣に思いました。

【30代女性】総合職 従業員1200人程度

入社してからここまで銀行が体育会系のやり方でやっているとは思いもしませんでした。飲み会は頻繁にありますし、ゴルフも度々あり、断ると白い目で見られ、しかも取引先でのゴルフ代でも経費が落ちません。上司も嫌な仕事を回してきては怒鳴るだけで、数字を取らなければいけないという焦りに耐えきれなくなってしまいました。

たまに転職したいと思う

【20代男性】従業員5000人程度 本部リスク管理業務

本部業務では、在籍している年齢格差が激しく50代以上と35才以下がほとんどで会社全体ではDX等の業務改革を進めるよう促されています。ですが、50才以上の職責だけ高い人達が変化を拒み続け、RPA等を使用した改革業務を下の担当者が企画しても理解しようともせず効率化が進まず業務時間が一向に減らず無駄な業務をひたすら続けているときに転職を意識します。

【40代女性】従業員500人程度 企画・マーケティング

低金利の時代で銀行はかなり儲からなくなっており、規模縮小しています。その中で、今後を考えると不安感があり転職を、考えました。人員の縮小も考えられており、辞める人が出ると私も先を考えたほうがいいのか?と思うことがあります。

既に転職した

【50代男性】営業職 従業員3000人程度

大学を卒業して地元の地方銀行に入り、県内の経済発展のために力を尽くしたいと考えて地方銀行に就職をしましたが、理想と現実は全く違っていました。ドロドロとした人間関係に心身ともに疲れきって転職することとなりました。

【30代女性】外勤営業 従業員500人程度

メガバンクよりもお客様をグリップしている感覚はあったが、最後には大手の保険会社や、証券会社には勝てなかった。数字を取るまで帰ってくるなというような数字の厚がすごかった。ファイルがとんでくることもザラにあった。コンプラや、福利厚生が整っていなかった。

【30代女性】営業職 従業員3000人程度

入行した当初は、窓口対応などの一般職で自宅から通える範囲での店舗への転勤のみと言われていました。
しばらくして、営業職への強制的な配置転換から県外の支店への転勤もある可能性もでてきて何年か過ごしていました。それから県外の支店への転勤と言われ、家族の事もあり転勤をすることが出来ないため、辞めざるをえない状況だったので退職しました。
銀行へは県外は行けないと希望を出していたのにも関わらず、そのようになったため不信感もあり転職しようと決心しました。

【20代男性】総合職 従業員1500人程度

・良いものとは思えない手数料の高い保険や投資信託の営業をしなければならなく、その商品が売れなければ怒られることに疑問を覚え、社会貢献ではないとずっと思っていた。
・残業は少ない方かもしれないが、業務外で資格の勉強を強要させられているので仕事が終わった後も自分の自由に使える時間がほとんどないのに加え、低賃金だった。

【30代女性】窓口業務 従業員3000人程度

上層部の古い考え方により黒髪至上主義であること。メイクは濃すぎず、でもしっかりとしないと注意を受けること。地域密着型と称して地域のイベントに土日に無償でボランティアで行かされること。ノルマが達成しても一般行員には何も反映されないこと。様々な点で転職をしたいと感じました。

【40代女性】窓口業務 従業員200人程度

私は地方銀行で3年以上働いてきました。
最初は地域社会に貢献できる仕事に誇りを感じていましたが、年々業績が厳しくなり、上司からのプレッシャーも増していきました。特に、新規の融資先を見つけることが難しくなり、既存の顧客に対しても売上を上げるための新しいサービスや商品を提案することが求められるのが大変でした。
地域社会に貢献するという当初の目的が、経済的な厳しさの中で失われつつあり、自分自身のスキルセットについても自信を失い始めていたため、転職を考え始めました。

地方銀行の古臭い体質や、営業のノルマ、業務外での勉強、人間関係、給料の上がらなさ、など様々な点で不満があるようです。

最終的に転職はした?

最後に、地方銀行員に不満を持ちながらも働き続けている理由、もしくは見切って転職をしてしまった理由について、それぞれの方からお聞きしてみました。

転職はしていない

【40代男性】営業職

転職したいという気持ちはあるのですが転職はしていません、理由は私は既に40代後半なため転職先がスムーズに見つかるとは思えず率直に転職する勇気が湧かないからです、とはいえこのまま現在の職場で働いていても将来性を感じられませんし老後資金を十分に貯蓄する事も出来ないので働きながら転職先を探し続けて行こうかと考えています。

【20代男性】従業員5000人程度 本部リスク管理業務

現在はまだ転職はしておりません。
理由としては、転職するなら同じ金融系に行ってもそこまで大差はないと思っているので金融業務以外が希望としてあるが、私の今の業務がかなり専門的な部分になり汎用性がなく金融業務以外だと年収を2割近く落とさないと中々見つからない状態のため転職まで足を踏み出せずにいます。

【40代女性】従業員500人程度 企画・マーケティング

転職はしていません。一番の理由は育休をとってしまったから、転職のタイミングがなかなかなかった。また、自身は企画部門で今後の事業計画などにも携わっていたので、もう少し様子を見ようと思った。まあ、40歳という年齢を考えるとなかなか転職する気持ちが起きなかった。

【30代女性】総合職 従業員1200人程度

転職はできてきません。家族がいるので、そう簡単に踏み切れませんし、今もらっているお給料以上の金額をもらえる転職先がなかなかありません。銀行は社宅があるので、家賃やローンを払わずにすんでいるというのも大きいです。

転職した

【50代男性】営業職 従業員3000人程度

地方銀行の給与、ボーナスなどに不満は全くありませんでした。ところが営業職ではノルマがきつく、会社の利益のためには、正直顧客が損をする商品を売ることを強制されるなど、人道的に耐えられなくなりました。転職してよかったです。

【30代女性】窓口業務 従業員3000人程度

地方銀行から転職しました。転職した理由としてはずっと増え続けるノルマを現実的に達成することが難しいと感じたこと、人間関係や派閥争いでギスギスしておりストレスを感じていた為これ以上この職場に居続けることは無理だと感じたからです。

【30代女性】外勤営業 従業員500人程度

地方銀行から保険会社に転職しました。地方銀行員時代に販売していた商品はお客様のためではなく、数字のために高い手数料のものをわざわざ販売したり、複数契約させるなど、自分の成績のために販売していたので、心苦しかったから。

【30代女性】営業職 従業員3000人程度

転職をした理由は、希望に沿わない転勤をさせられたのが1番の要因です。他にも、銀行で年収を上げるのが難しいと思ったので実用的な資格を取って、他業種へ転職したほうがこれからの時代でも長く働くことができると思ったからです。

【20代男性】総合職 従業員1500人程度

私は自分のプライベートの時間を資格の勉強ではなく、副業をする時間にあてて稼ぐ力を大きくしたいと考えていたため既に転職しました。
詐欺のような手数料の高い保険や投資信託の営業をしなくて良くなるということも転職の決め手の一つでした。

【40代女性】窓口業務 従業員200人程度

最終的に、私は地方銀行から転職する決断をしました。
新しい職場では、前職で培ったスキルを活かしながら、新しいスキルも積極的に学んでいます。
そして何より、新しい環境で働くことで、再び仕事に対する情熱を感じるようになったのでよかったです。

まとめ

以前は人気の職業で安定しているイメージの強かった地方銀行員ですが、最近は時代の流れで競争も激しく、古臭い考え方に不満を持って転職をされる方も増えてきているようです。

地方銀行員から転職をするのは不安も多いと思いますが、転職した結果よかったと感じている方も多くいらっしゃるので、不満がある場合は転職活動をまずは1度してみるというのもアリだと思います。

【20代・第二新卒の地方銀行員にオススメ!】
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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
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