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大学で教職課程を取ると遊べない?どれくらい忙しい?バイトや遊びと両立するコツは?

こんにちは。「gusare」編集部です。

大学で教職課程を取ることを検討している方の中には、「教職課程に興味はあるけど、遊べなくなったりしたら嫌だなぁ…。」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、教育学部で教員免許を取得し、まわりに教職課程を取っていた友人も多くいた経験を踏まえて、大学で教職課程を取ると遊べないのかや、教職課程はどれくらい忙しいのか等について解説します。

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大学で教職課程を取ると遊べない?

教職課程とは、教員免許状の取得を目指す学生が履修する課程のことです。教科及び教科の指導法に関する科目や教育の基本理解、教育実習などが含まれており、どの学部に所属する学生でも履修することができます。

言い換えれば、教職課程さえ履修すれば教育学部の学生でなくても教員免許状の取得を目指すことができるのです。

しかし「教職課程って大変なんでしょ?」「教職課程を取ると遊べないって聞いたことがある」と、教職課程の履修を悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

花の大学生生活、学業はもちろん大切ですが、遊びやバイトも両立させたいですよね。

今回の記事では「教職課程ってどのくらい忙しいの?」「教職課程と遊びやバイトを両立させるコツは?」と疑問に思っている方向けに、実際の教職課程の忙しさや、教職課程を履修しながらでも大学生活を謳歌するコツを解説します。

教職課程はどれくらい忙しい?

最初に教職課程の忙しさについて解説します。

前提として、教員免許状には小学校や中学校などの学校種のほか、卒業する学校によって専修免許状、一種免許状、二種免許状の3種類に別れています。

本記事では四年制大学で教職課程を履修する場合に取得できる一種免許状をベースに解説していきます。

一種免許状の場合、取得に必要な単位数は59〜67単位です。(※)

四年制大学の卒業に必要な単位数は一般的に124単位ですから、教職課程で履修する単位数はその半分を占めることになります。大学によっては自由選択科目の単位数に教職課程の単位を充てることができる場合もありますが、それでも教職課程を履修する場合の卒業時の取得単位数は124単位を大幅に上回ることになります。

※盲学校聾学校特別支援学校の教員免許取得を目指す場合は、基礎免許状の単位数に加えて特別支援教育に関する科目の単位23単位を加えて取得する必要があります。

そのため教職課程を履修するとどうしても学業の比重が重くなります。

したがって、教職課程を履修していない学生に比べて遊びやバイトの時間が制限され、「忙しい」という印象を与えてしまうのです。

※関連記事:教職課程はやめとけ!大変な部分やデメリットを経験者10人に聞いてみた。

遊びやバイトはどれくらいできる?

では、教職課程を履修すると遊びやバイトはできないのでしょうか?

結論から言うと、教職課程を取っていても遊びもバイトもできます。

もちろん元々の授業数が多いので忙しさはありますが、基本的に日曜日は休みですし、計画的に、そして確実に履修を進めていけば遊んだりバイトをしたりする時間を捻出することは可能です。

しかし人にはそれぞれキャパシティーというものがありますから、どの程度遊びやバイトに時間を割けるかは人によります。

教職課程を履修していた友人によると、「授業が終わった後に遊びに合流したりバイトをしたりしていた」という人もいれば、「平日はほとんど遊べなかったので、休みの日に遊んでいた」という人もいたとのこと。この両者を比べると当然前者の方が遊びやバイトの時間を捻出できているということになります。

教職課程を履修していても遊びもバイトもできますが、履修していない人に比べると制限が出てしまうのもまた事実なのです。

※関連記事:教員採用試験でバイトの経験は生かせる?いつまで両立はできる?

教職課程で忙しくなる時期は?

教職課程を履修していても、通常時は体力さえあれば遊びやバイトに費やす時間を作ることも可能です。

しかし教育実習に関連する期間だけは、バイトはもちろん遊びもある程度諦めなければなりません。

教職課程における教育実習は、3〜4週間程度を実際に学校で過ごし、子どもたちと関わりながら教員としての職務に携わります。普段の学生生活とは違い、子どもたちとの関わりや教員としての雑務、授業準備や日誌の記入など、やらなければならないことが膨大です。

この期間ばかりは他の学生のように遊ぶ時間を取るのは諦めて、実習に集中せざるをえません。

実習中は忙しいだけでなく、教員としての立場とモラルを問われる場面が多々あります。休みの日であっても教員として、また実習生として不適切な行動は慎まなければなりません。

もちろん実習期間中でも休日はあります。しかし、休日に遊びに行ける場所やできることは普段よりもかなり厳しく制限されると考えておいた方がよいでしょう。また、実習期間中のアルバイトが禁止される場合も多いです。

教職課程を辞める人の割合は?

ここまで述べてきたように、教職課程が忙しいというのは紛れもない事実です。

遊びやバイトとの両立は不可能ではありませんが、授業や実習のために時間を費やさねばならず、教職課程を取っていない学生に比べると時間や体力の面でかなり厳しい大学生活になります。

そのため、途中で教職課程を辞めてしまう人も一定数存在します。

途中で教職課程を辞める人の割合については、正確なデータはありません。

しかし大学によっては教職課程を取っている学生の継続率を調査しているところもあり、半分近くの学生が途中で教職課程の履修を辞めているというデータもあります。

辞める理由としては、課題や履修の多忙のほか、教師の道を断念した、落としてしまった単位の再履修が面倒になった、などが挙げられています。

参考サイト:https://www.mext.go.jp/content/220909_mxt_kyoikujinzai01-1412213_00003-01.pdf

教職課程と遊びやバイトを両立するコツ

教職課程が大変であることがわかっていても「それでも先生になりたい」「教職課程を取っておきたい」という方もいるでしょう。

そして同時に「教職課程を履修していても遊ぶ時間は欲しい」「バイトと両立する方法はないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

ここでは、教職課程の履修と遊びやバイトを両立するコツを3つご紹介します。

両立のコツ①メリハリをつける

両立のコツ1つ目は、学業と遊びやバイトのメリハリをつけることです。

何事にもメリハリは大切ですが、教職課程の履修と遊びやバイトを両立するにはシンプルながら一番いい方法であるといえます。

たとえば大学1年生から教職課程を履修している場合、スムーズに履修が進めば大学3年次にはある程度余裕がでてきます。

そのため1週間のうち前半は学業に打ち込み、後半は余裕のある時間割を組んで遊びに行ったりバイトをしたりする時間に充てる、というようにメリハリをつけて両立させることが可能です。

教職課程を履修しはじめてしばらくは、上記のように明確な分け方をするのは難しいでしょう。

しかし忙しい中でも“学業に専念する時間”と“遊びやバイトに費やす時間”のメリハリをつけることで、教職課程と遊びやバイトとの両立がしやすくなります。

両立のコツ②バイトはひとつに絞る

両立のコツ2つ目は、アルバイトはひとつに絞ることです。

大学生ともなると、いくつかのバイト先を掛け持ちしている人も少なくありません。日中メインのバイトと夜メインのバイトなど、時間帯を分けて1日に数カ所でアルバイトをしている学生もよく見かけます。

しかし教職課程を履修するなら、バイト先を複数箇所持つのはおすすめできません。

なぜなら多忙ゆえにどれも中途半端になってしまうリスクが上がるからです。

また、バイト先によってはシフトの調整が難しかったり、「週に◯回は来てほしい」と言われたりすることもあります。教職課程の忙しさに加えて複数のバイト先を掛け持ちしてしまうと、授業時間外の課題や友人と遊ぶ時間が減ってしまい、結果的に生活が破綻することになりかねません。

教職課程とアルバイトの両立は可能ですが、自分のキャパシティもよく考えた上で、掛け持ちはしないことをおすすめします。

両立のコツ③空きコマを有効活用する

両立のコツ3つ目は、空きコマを有意義に使うことです。

教職課程を履修していると、科目数が多い分、空きコマが発生しやすくなります。この空きコマを利用することで、時間を有効活用することができます。

塾講師のアルバイトなら空きコマを使って授業を入れることができますし、空きコマを使って課題を終わらせたり、近場に遊びに行ったりするのもいい空きコマの活用法です。

履修科目の多さから一日中大学にいることが多くなりやすい教職課程履修者は、空きコマを活用することで時間を捻出し、遊びやアルバイトと両立させています。

【まとめ】

大学生活を謳歌するためには、学業はもちろん、遊びやアルバイトの時間も大切ですよね。

教職課程を履修する場合、履修していない学生に比べて遊びやアルバイトに割ける時間が少なくなってしまいます。履修科目や課題も多くなりますし、特に実習期間に入ると普段以上に時間を捻出できなくなってしまうのです。その多忙さから教職課程の履修を諦めたり、途中で断念する人もいます。

しかし、教職課程を履修していても遊びやバイトとの両立は可能です。

1日や1週間単位で学業とそれ以外に使う時間にメリハリをつけたり、空きコマを活用することで、教職課程を履修していても大学生活を謳歌することができます。

今回は「教職課程ってどのくらい忙しいの?」「教職課程と遊びやバイトの両立はできるのかな」と疑問に思っている方向けに、教職課程の忙しさや、遊びやバイトと両立するコツについて解説しました。

教職課程の履修に迷ったり、遊びやバイトとの両立に悩んだりしている方は、本記事を参考にそれぞれの時間配分の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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