こんにちは。「gusare」編集部です。
営業職の仕事をしている方の中には、「営業職の仕事をしているけど、自分には向いていない気がする……。でもこれって甘えなのかな?」と感じている方も少なくないのではないかと思います。
今回の記事では、新卒で営業職として仕事をした後に、転職や社内異動を経て営業は自分には向いていないと実感した私の経験を元に、営業に向いていないと考えるのは甘えなのかどうかについて解説させていただきます。
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営業に向いてないと考えるのは本当に甘えなのか?
営業の仕事は大変なことが多く、「自分は営業に向いていないかも……。」と感じる瞬間がある方は少なくないのではないかと思います。
例えばですが、電話をかけるのが嫌な時、ノルマが達成できなかった時、上司に怒られた時、周りの同期が自分よりも成果を出している時。そんな時、自分は営業に向いていないのかもと思ったりしますよね。
ですが、「営業に向いていないと考えるのは甘えで、ただ努力や行動が足りないだけだ!」という意見も世の中にはあったりします。
自分自身は、社会人になって営業の仕事もそれ以外の仕事も経験をしましたが、「自分には営業の仕事は向いていなかったなぁ」と後になって気づきました。
ですので、営業の仕事が向いていないと感じるのは甘えだとは思いませんが、営業職として働いていると目の前のことで一杯になって自分自身のキャリアや将来を考える余裕もあまり無かったりするかと思います。
今回の記事では、営業に向いていないと考えるのは甘えだと言われてしまう理由を紹介した後、自分自身の体験談を踏まえて「営業に向いていない」と感じる方がどうするべきかについて解説をさせていただきます。
営業に向いてないと考えるのは甘えだと言われる理由
ここからはまず、世間一般的に「営業に向いていないと考えること」が甘えだと言われる理由について紹介していきます。
営業は商売の基本だから。
まず最初に、「営業は商売・ビジネスの基本だから、向いてないと考えるのは甘えだ」という意見もあるでしょう。
確かに、「誰かから仕事を取ってくる」という営業の仕事はビジネスの基本で、起業をしたり個人事業主になったりすると避けては通れない仕事です。
「起業したいけれど営業は向いていないししたくない……。」という人がもし居たとしたら、それは確かに甘えだと思いますし、起業をするのであればそれくらいは頑張れと思います。
ですが、普通に会社員として仕事をするのであれば、自分は営業に向いてないと感じる人が少なからずいても普通です。社内にいる経理・人事・エンジニア・マーケターなどすべての人材が営業に向いている必要はないでしょう。
会社組織が複数人で仕事をするのは、分業をして自分が得意なことを生かして生産性を上げるためなので、営業の仕事に向いていない人が居たとしてもおかしなことはありません。もちろん、営業のスキルが身に付いていた方が将来役に立つ部分はあるかもしれませんが、自分は営業に向いていないと諦めて他の仕事を探すというのも甘えではないはずです。
スキルが無い人は営業以外の仕事がないから。
次に、「スキルが無い人は営業以外の仕事が無いから、営業が向いていないと考えるのは甘えだ」という考え方もあります。つまりは、営業以外のスキルがないなら仕事は選んでいる場合じゃないだろう、という考え方ですね。
この考え方は、半分正しくて、半分間違っているかな、と個人的には思います。
確かに、会社員として何かしら分かりやすいスキルを持っていない場合、営業職以外の仕事に就くのは少しハードルが高い傾向があります。エンジニア職になるにはプログラミングができる必要がありますし、事務職になるには経理のスキルが必要になりますし、人気で倍率も高いですからね。
ただ、例え他のスキルが無かったとしても、実際に営業職をやってみて営業に向いていないと感じたのであれば、それは事実で甘えではないはずです。
営業に向いていないと気付いたのであれば、今からでも何かしらのスキルを身に付けていくことも出来ると思いますし、異動や転職のために行動することも出来るはずです。
営業に向いていないと気付いたのであれば、むしろラッキーで、今からでも営業職以外の仕事ができるように行動すれば何も問題はないでしょう。ただ、他のスキルを身に付ける努力もせずに、営業はしんどいしやりたくないとだけ嘆いていても、現実は変わりませんしそれは甘えだと言われても仕方がありません。
営業職を選んだのは自分自身だから。
最後に、「営業職の仕事を選んだのは自分自身なのだから、営業に向いていないと考えるのは甘えだ」という意見もあると思います。
現在営業職として働いている方のほとんどは、自分自身で営業職の仕事を志望して入社したり、営業職に配属される可能性も理解した上で入社したりしているはずです。
自分自身の意思で営業職を選んだのであれば、自分で営業に向いていないと考えるのは甘い、という意見も分からなくないです。
ですが、仕事というものはやはり人それぞれ合う合わないがあります。営業職の仕事を志望したものの、実際に営業職として働いてみると思っていたものと違っていたり、思っていたよりも大変だったりすることもあるでしょう。自分自身も学生時代にイメージしていた営業の仕事と社会人になって分かった営業の仕事は違う部分も多くありました。
ですので、営業職という仕事を自分で選んだとしても、営業は向いていないと感じる方も居るでしょうし、それは甘えではないと思います。
営業を辞めた結果、自分は営業には向いてないと再認識できた。
ここまで、営業は向いていないと考えるのは甘えなのかどうかについて、よくある意見を紹介させていただきました。
自分自身は、新卒で営業職として仕事を始めて、「営業に向いていないかもしれない……。」と感じながらも、そう考えるのは甘えなのかもしれないという気持ちもあり、どうにか営業の仕事を頑張ってきていました。
自分はプログラミングや会計など他の分かりやすいスキルがあるわけでもないので、営業職を辞めても他の職種にはなれないかな、という気持ちもありました。実際に就活では基本的に営業職を志望していましたし、内定を得られたのも全て営業職でした。
だからこそ、「営業職を頑張らないといけない!」と思って自分なりに工夫をしたり、行動をしたりしてきたつもりでしたが、なかなか成果は出ずに、怒られることも多かったです。
自分の場合、営業の仕事は数年続けて、転職や社内異動などを重ねて広報やマーケティングの仕事をすることになりました。営業の仕事は必死に頑張っても上手く成果が出なかったり怒らたりする事が多かったのですが、マーケティングの仕事では少ない努力で成果が出たり、周りからも評価されたりするようになりました。
今思うと、「自分は営業の仕事に仕事に向いていなかったのだなぁ」と思うのですが、当時はそれが分かりませんでした。周りからは「営業を辞めるのは甘えだ!」「営業ができない奴が他の仕事ができるわけがない!」等と言われることもあるかもしれませんが、営業が出来なくても他の仕事で成果を出せるという方は多く居ます。
もし、今の営業の仕事に向いていないと感じるのであれば、営業以外の仕事に転職をしたり、社内異動をしてみたりすることも検討してみてください。
営業に向いてないと感じる理由が言語化できれば甘えではない。
もしあなたが、ただ「営業はやりたくない!」「営業はしんどい!」という気持ちだけで営業は向いていないと考えるのであれば、それは甘えかもしれません。
ですが、自分自身が営業に向いていないと感じる理由がしっかりと言語化できて、それに対して適切な対策をすることができるのであればそれは甘えではないでしょう。むしろ、しっかりと自己分析ができて将来のキャリアを考えているからこそ自分は営業に向いていないと判断することができるのです。
同じ営業職でも、扱う商材を変えたり会社を変えるだけで成果がでることもあります。向いていないと感じながら仕事を続けるのはしんどいですし成果も出ないので、だらだらと続けるよりも思い切って環境を変えてみることをオススメします。
営業に向いていないと感じた方にオススメの転職エージェント
もしあなたが、「営業職は自分に向いていないし辞めたい……!」と考えるのであれば、転職エージェントに相談をしてみて、自分に合った仕事を見つけてみることをオススメします。
もしかすると、あなたのスキルが営業以外の仕事でも役立つかもしれませんし、あなたが営業の仕事に向いていない訳ではなく、今の会社があなたと合っていなかっただけかもしれません。
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まとめ
今回の記事では、営業の仕事に向いていないと考えるのは甘えなのかについて、よくある意見等を紹介させていただきました。
営業の仕事に向いていないと考えるのは甘えだという意見もありますが、個人的にはそうは思いません。営業の仕事に向いている人もいれば、向いていない人も居て当然です。
世の中には営業以外の仕事もたくさんあるので、営業に向いていないと感じる方は社内異動や転職なども検討してみてください。
営業の仕事に飽きた!と感じる方は↓こちらの記事もどうぞ。
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