こんにちは。「gusare」編集部です。
教員を目指している方や教職課程を受けている方の中には、就活との両立もしようと考えている方もいらっしゃるかと思います。
ですが、「教育実習をしていると、就活に不利になるんじゃないかな……?」とお悩みの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、教育実習と就活をそれぞれ経験した実体験を元に、教育実習をすると就活に不利になるのか、両立させるためにはどういう方法があるのかについて解説させていただきます。
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教育実習をすると就活に不利になる?
まずは、「教育実習をすると就活に不利になる?」という疑問について解説していきます。
簡単に筆者の自己紹介をさせていただきます。私は、学生時代、教員免許の取得を目指しながら就職活動を行っていました。さらに、体育会の野球部に所属し、練習後に深夜のアルバイトをする。というようなハードな学生生活を送っていました。(笑)
ハードな学生生活でしたが、就職活動と教育実習を両立させた結果、無事に教員免許を取得することができました。
そして、就職活動では3社から内定をいただき、民間企業に入社することを選びました。
そんな私の経験から、教育実習をすると就活に不利になるのかどうかご説明いたします。
↓こちらの記事では、教員採用試験と就活は並行してできるのかについて解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
就活に不利!?教育実習に行くことで就活が不利になる理由3選!
教員になるか迷っているけど、教職に必要な単位を取ってきたのだから、教員免許は取得しておきたい。そんな就活生もいらっしゃるのではないでしょうか?
けど、教育実習へ行くと就活に不利になるのでは・・・?そんな不安をお持ちの就活生のためにご説明いたします。
結論からいうと、「不利にはならない」と私は思います。むしろ私は教員免許の取得を目指していることを「強み」としてアピールしていました。
ただし、教育実習へ行くことで就活が不利になるケースがあるのでご説明いたします。
①教育実習期間中は選考に参加できない
教育実習は一般的に2週間から3週間の期間で行われることが多いです。教育実習期間中はたとえ本命の企業であったとしても選考に参加することができない可能性が高いので注意が必要です。
②キャリア選択の軸が定まっていないと、採用担当者に熱意が伝わらない
「キャリア選択の軸」を定めるとは、民間企業に就職するのか、それとも教員を目指すのかを明確にしておく必要があるということです。
企業としては「御社で働きたいです!」と熱意を伝えてくれる学生を採用したいものです。
あなたが採用担当者なら「教員になるか迷っているのですが、一応就職活動しています。」という学生を採用したいですか?
就職活動の選考に臨むにあたって、「キャリア選択の軸」を定めておくことが重要です。
「教員以外のキャリアの軸がなかなか決まらない……!」という方は、一度就活エージェントに相談をしてみると、自身の経歴や希望を踏まえてキャリアの軸のアドバイスもしてくれます。もちろん、関連する企業の紹介もしてくれるので、就活で悩んでいる方はぜひ活用してみてください。
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③業界研究や企業研究が不足する恐れがある
教育実習に参加する際は、「学校との打ち合わせ」や「指導案の作成」など事前準備に多大な時間を要します。教育実習の準備を優先するあまり、「企業研究」を疎かにすると、
「本当にうちの会社で働きたいのかな?」と自分の熱意が採用担当者に伝わらなくなる可能性があるので注意が必要です。
最近は就活で内定を得た学生のESや選考過程が無料で見られるようなサイトもあります。忙しい教育実習生でも使えますので、ぜひ活用してみてください。
■unistyle:企業内定者のESや選考過程が見られる就活サイト。
■就活会議:学生のESや選考過程に加えて、社会人の口コミも見られる就活サイト
教員免許を取得していることを「強み」にする考え方
先ほどまで教育実習で就活が不利になってしまうケースについて解説しましたが、ここでは、教員免許を取得していることを「強み」にする方法についてご紹介します。
私は、就職活動の面接の際に教員免許取得を目指していることを「強み」としてアピールしていました。
ESに教員免許のことを書くと、高確率で「教員にならないの?」と質問されます。当然の疑問ですよね。
そこで私は「私はケチな人間なのです!」とPRしていました。どういうことかというと、
「体育会野球部での活動」、「教員免許の取得」、「アルバイト」と誰にも負けないくらい学生生活を充実させたいのです!せっかく両親に学費を出してもらっているので、大学で
できることは全部やります!教員免許取得はあくまでもその一環であって、「本命は御社です!」とアピールしていました。(笑)
新卒の採用においては、「人柄」や「頑張ってきたことの過程」を重要視することが多いです。取得が大変な教員免許だからこそ、取得へ向けた「頑張り」を「強み」にしていきましょう。
教育実習と就活を両立するためのポイント
ここからは、「教育実習と就活を両立するためのポイント」についてご説明いたします。
教育実習は期間中の授業や事務作業はもちろんですが、「指導案の作成」や「部活動の指導」など多忙を極めます。
また、就職活動については、企業研究やES作成、面接準備、本選考と準備すべきことがたくさんあります。
そこで「教育実習」と「就職活動」を両立させるポイントについて解説していきます。
教育実習と就活を両立させるには事前準備が重要。
教育実習が迫ってくるころには、就職活動の選考も本格化し、非常に忙しくなるケースが多いと思います。
そこで事前準備のポイントや、私が実践していた方法についてご紹介いたします。
まず、教育実習に参加する必要があることは早い段階でわかっていることなので、前もってできることは事前にやっておきましょう。
私の場合は、他の学生よりも早く就職活動を開始し、業界研究や企業研究を念入りに行ったり、ベンチャー企業の説明会に参加したりしました。
教育実習では、事前の打ち合わせ時に担当の先生にどの単元を担当するのかを聞きました。そして、あらかじめ任された単元の指導案を作成し、教育実習に備えていました。
選考や実習が本格化すると時間が取れなくなり、教育実習と就職活動を両立することが難しくなります。教育実習と就職活動を両立させるには、事前準備が非常に大切です。
企業からのスカウトが届くような就活サービスに早めに登録しておけば、教育実習の準備等で忙しい時期でも就活の準備が可能です。ぜひ活用してみてください。
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大切なのはスケジュール管理とタスク管理
教育実習と就職活動を両立させるうえで、「スケジュール管理」と「タスク管理」は非常に重要です。
私は、就職活動中に大学のOBとの面談、いわゆる「リク面」と教育実習の打ち合わせをダブルブッキングさせてしまいました。面談の3日前にダブルブッキングに気がつき、OBの方に面談日の変更を申し出たところ、OBの方に激怒されたという苦い思い出があります。
先ほども触れましたが、やっておかなければならないタスクを整理し、事前に取り組めることは先にやってしまいましょう。精神的にも余裕ができて良い結果に繋がるはずです。
「スケジュール管理」と「タスク管理」がきちんとできていれば教育実習と就職活動の両立は十分可能です。
教育実習と就活の両立におすすめな就活サービス
ここからは、教育実習と就活の両立におすすめな就活サービスをまとめて紹介していきます。
スカウトなどを活用することで、効率よく就活が進められるのでぜひ活用してみてください。
Lognavi(ログナビ)は、就活にも役立つ学生限定のSNSコミュニティアプリです。
ログナビでは、AIによって相性のいい企業からスカウトが届くようになっており、効率よく就活を進めたい方にはかなりオススメです。さらに、学生生活や就活に関する相談を学生同士で自由にやりとりしたりすることが可能になっているのも魅力で、友達作りや悩み相談にも使うことが可能です。
ABABAは、選考状況を入力することで、優良企業からのスカウトが届く就活サイトです。
いままでの就活の過程が評価されるため、ESや面接免除で選考に進めるのが魅力ですね。もしお祈りメールを貰っても、ABABAでは評価されるので、就活生は是非登録してみてください。
アカリクは、大学院生や理系学生に特化した就活サイトです。登録して研究内容を入力すると企業からスカウトが届くという仕組みになっており、効率よく就活がしたい大学院生や理系学生にはかなりオススメです。
ニッチなトップ企業を探したい方や、様々な企業からのスカウトが欲しい方はぜひ無料で登録してみてください。
【まとめ】
「教育実習をすると就活に不利になる?」という疑問について解説していきました。
結論からいうと決して「不利にはならない」と私は思います。教員免許取得を目指して取り組んできた経験を「強み」にしていきましょう。
また、教育実習と就活の両立ができれば様々なスキルや経験が身に付くはずです。
例えば、教育実習と就活の両立となれば、普通の学生生活では体験することのないようなマルチタスクをこなしていく必要があります。
また、教育実習で多くの人の前で話(授業)をする機会は買いたくてもお金では買えません。以上のことから、就職活動や教育実習で得た経験は貴重なものになるはずです。
「教育実習と就職活動」の両立は大変です。ですが、その頑張りは必ず自分の「糧」となります。準備を怠らず取り組めば納得のいく結果が得られるはずです。
本記事が両立を考えておられる方の参考になれば幸いです。
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