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理系が教員免許を取るのは大変?経験者の体験談を募集してみた!

こんにちは。「gusare」編集部です。

「将来は教員になりたい……!」「就職の選択肢の一つとして教員も考えている」といった理由で、理系学部でも教員免許を取るため、教職課程を受けることを検討されている学生の方も多いのではないかと思います。

ですが、教育学部の方が教員免許を取るのと比べ、理系学部の方が教員免許を取って卒業をするのは大変そうなイメージもありますよね。

今回の記事では、理系学部で教員免許を取るのは大変なのかどうか、実際に理系で教員免許を取得した経験のある方を対象にアンケートをとり、様々な意見をまとめさせていただきました。

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目次

理系が教員免許を取るのは大変?

理系の方が教員免許を取ろうとすると、やはり大変そうなイメージがあるという方は多いと思います。

理系は元々文系と比べると授業数が多い傾向がありますし、実験や課題なども多く卒業するだけでも大変だったりします。その上でさらに教員免許を取るために教職課程を受けるのであれば、その分やはりやることも増えて大変そうですよね。

ただ、理系で教員免許を取った経験がある先輩や、教職課程を取ろうとする友達が周りにいないと、リアルな大変さがあまり分からず、どうするべきか悩んでもしまいがちです。

経験者にアンケートで調査してみた!

今回の記事では、実際に理系で教職課程を経て教員免許を取得した方10名にアンケートを行い、理系で教員免許を取るのは大変なのかどうかについてリアルな声を集めてみました。

まず、そもそもどうして理系で教員免許を取ろうとしたのか、理由やきっかけを聞いてみました。

理系で教員免許を取ろうとしたきっかけは?

・大学時代に個別塾で数学を生徒に教えていた経験があり教えることが好きだったので。

・何かあった時の保険として取っておきたいと思ったから。

・化学系の学科で、取得できる資格が危険物取扱者試験くらいしかなかった為。

・就職をどうするか悩んでいたので、1つでも選択肢を増やしたかったから。

・就職活動や大学院進学の際の保険(将来の選択肢を増やすため)

・同じゼミの仲間が教員免許を取ることを前提で参加していたことです。私は教員を目指していたわけでは有りませんが、一応取ることにしました。

・両親に言われたから。

・理学系からの就職は工学系に比べて難しいと考えていたから

・自分の親も同じ進路で同じ免許を取っていました。親がためになると言っていたし、子供の自分にだって同じ資格がとれるはずだと意気込んたこともあって取りました。個人的に教える方にも興味があったし、就職の可能性が広がって良いと思いました。

・昔から子どもに何かを教えることが好きで将来的に教員になりたかったから

理系で教員免許を理由は様々でしたが、「教員になりたい!」と強い希望がある方よりも、「就職先の選択肢を増やすために取っておこう」、という風に考えている方の方が多い傾向でした。

「将来的には教員になりたいけど、他の仕事にも興味はある……。」
そんな教員志望の学生も多いと思います。ですが、教員免許を取ろうとすると教員採用試験や教育実習などやることが多くて就活どころではないですよね。
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理系で教員免許を取るのはどれくらい大変?

では、実際に理系で教員免許を取るのはどれくらい大変なのでしょうか?

今回は、↓の4つの選択肢の中から、一番自分の考えに近いものを選んでいただきました。

・すごく大変だと思う。
・少し大変だと思う。
・あまり大変ではないと思う。
・大変ではないと思う。

そして、これらの回答を集計したのが↓こちらです。

「すごく大変だと思う」と回答したのが5人、「少し大変だと思う」と回答したのが4人、「あまり大変ではない」と回答したのが1人という結果でした。

全体的に、やはり理系で教員免許を取るのは大変だと感じている方は多いようでした。ただ、感じる大変さは人によって違うようですね。

ここからは、具体的に理系で教員免許を取るのが大変だと感じた理由、もしくは大変でないと感じた理由についいて紹介させていただきます。

すごく大変だと思う。

【20代女性】理学部 地球惑星科学科

元々理系というのは、わたしの大学でもそうだったように教員免許を取ることはあまり想定されていないところだと感じました。実験や課題がものすごく多く、それをこなしたりするので精一杯なのに、そこに教員になるための必須単位は朝早い授業などに多かったため、早起きも強いられました。教員になるための免許を取る専門大学ならそんなことはないと思いますが、一般の大学ではとても大変だと思います。

【20代男性】理学部

教員実習に行くには数年かけて単位取得が必須となります。私の場合、大学4年目での実習出発となりました。実習自体も結構大変だし、その間の日報、終わったら事後報告発表回の準備があります。これが4年目に来る他のイベントの卒業論文、就職活動とぶつかることでそれぞれに割く時間配分の設定が難しくなります。それぞれに体も頭も使うので単純に疲れます。なので、決して楽とは言えません。はっきり言ってこの進路で教員資格にまで手を出すと大変で、遊んでいる暇などありません。でも充実感はありました。

【30代男性】工学部 高分子工学科

夏休みも座学があり、大変だった。また必修科目の中に憲法などの文系科目も多いため、畑違いの講義やレポートが苦痛だった。大学時代は部活にも所属しており、大会や合宿、バイトの日程を調整するのが面倒だった。教育実習は母校で受けられて、楽しかった印象が残っている。結局教員ではなく一般企業に就職できた為、教員免許は無くても良かったことを考えると、掛かった労力に対しての価値は無かったと思う。

【30代女性】情報科学部 情報科学科

情報系の学部で、情報と数学の免許を取る事ができました。実際に必要な履修科目で予定を埋めていたのですが、理系学部だったので、実験がある事が多く、実験が終わらなくても免許のための授業に行って授業を受け、その後また戻って実験をするという生活を送っていました。なので、毎回帰るのは21時を過ぎていて、クタクタになってました。教育実習も同じで、終わった後に大学に行って研究をする事が多かったです。

【30代男性】理学部生物学科

理系の学部は四年生まで卒業論文だけでなく実験やレポートのスケジュールがぎっしりと詰まっているので、教育実習や教職課程の単位を取るために時間を割くのが難しいと思います。また、教職課程を取っている理系の学生に対して特別なサポートを行っている大学も少ないと思うので、日々の自己管理を徹底して行う必要があり大変です。

少し大変だと思う。

【30代男性】理学部 数学科

教職課程を取ると取得単位数が40くらい増えるので、専攻の学部学科が実験や実習の多いところだと負担が大きい。4年で卒業するためには年次ごとに取得済にしないといけない教職の単位が設定されていたりするので、カリキュラム上もタイトになる。特に2年次までは必修科目と専門科目、教職科目でギリギリの時間割になる。介護体験と教育実習は心理的肉体的負担もあるので、所属研究室や指導教官に理解がないと苦しいこともある。

【40代男性】理学部 化学科

研究室で卒論用の実験をしながら、教育実習のために約2週間程度不在となりました。そのうえ、各都道府県や私立学校の教員試験の勉強も必要になるので、研修室の教授等の理解がないとかなり大変になるのかなと感じました。さらにいえば、教員採用はぎりぎりまで決まらないケースばかりなので、卒業間近で職が決まっていない可能性もあるのは精神的にキツイです。

【40代男性】理学部

理学部では専門分野を深く学んでいくことになるが、教育学部では教育が専門になるので、数学や理科の専門分野よりも教育に重点をおいて学んでいくという違いがそもそもあります。
そして、理学部で教員免許を取ろうとすると、卒業に必要な単位の他に教職課程を履修しなければならないということになります。その分だけ取得する単位数が増えて勉強することが多くなってしまうので大変でした。

【40代男性】理工学部 物理学科

理系大学のカリキュラムは、実験を中心として、かなりハードな単位構成です。そのうえで教職課程を履修するとなると、土曜日も授業を取る必要が出てきたりするため、よほど意識が高くないと、簡単に免許を取ることはできないと感じます。教育実習などの長期不在も、研究室の研究推進に影響があるため、調整をする必要があります。

あまり大変ではない。

【40代男性】理学部 数学科

数学科は、教員免許を取得するのが一般的です。数学が好きで、数学の教員になりたい学生も多く、講義でも教員免許取得に向けた内容が多くあります。そのため、数学科で教員以外で就職したいと思っている学生は、他の理系学部に比べて少ないのではないかと思います。
実際に、ゼミの仲間の多くは中高の数学教師になっています。数学科で教員免許を取得するのは、それほど大変ではないと感じています。

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今回の記事では、理系で教員免許を取るのは大変なのかどうかについて、経験者の声を元に解説させていただきました。

理系で教員免許を取るのは大変ではありますが、教員の仕事に興味があるという方はぜひ免許の取得を目指してみてください。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

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