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WEB面接は部屋が汚いと不利?部屋見せてと言われる?採用経験者が解説!

こんにちは。「gusare」編集部です。

就職活動や転職活動、バイトなど、WEB面接・オンライン面接で自宅から面接を受ける機会が増えていますよね。

一方で、「自宅からのWEB面接、部屋が汚いんだけどどうしたらいいのかな」「WEB面接で部屋見せてと面接官に言われたりしないかな」といった不安を感じている方も少なくないでしょう。

特に、WEB面接経験の少ない就活生の場合は不安になりやすいはずです。

今回の記事では、実際に採用担当としてWEB面接を実施してきた経験を元に、WEB面接で部屋が汚い時の対処法や、部屋に関するよくある質問について具体的に解説させていただきます。

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目次

WEB面接は部屋が汚いと不利?

WEB面接で部屋が汚いと不利?

部屋が汚いとWEB面接で不利になるのか?」は、多くの方が気にされるポイントです。
私自身、アルバイトや中途採用のWEB面接を何百件も担当してきました。その経験から、背景の印象が面接に与える影響を実感しています。

結論からお伝えすると、部屋が多少散らかっているだけで不合格になることはほとんどありません。

ただし、次のような場合には印象が企業からのマイナスに働くことがあります。

・背景が非常に乱雑である
・段ボールや洗濯かごなど、生活感が強く映り込んでいる

実際に私が担当した面接では、背景に段ボールや読書中の本、洗濯かごが映っている方がいました。
特に問題視はしませんでしたが、「もう少し整理されていれば、もっと良い印象になっただろうな」と感じたのも事実です。

もちろん、「片付け中だったのかもしれない」「忙しかったのだろう」と想像もします。
ですが、WEB面接では画面越しの第一印象がとても大切なので、背景の印象も無視できません。

一方で、背景がすっきりしている方には、面接官から次のような好印象を持たれることが多いです。

・きちんとしている印象
・信頼できそうな雰囲気

背景は応募者の“環境”を表す要素として見られやすいため、清潔感のある空間を映せると、それだけでプラスの評価につながります。

とはいえ、最終的に評価されるのは「人柄」「コミュニケーション力」「志望理由」などの中身です。
背景はあくまで補助的な要素なので、あまり神経質になりすぎないでください。

実際に、整理整頓された背景の方が緊張してうまく話せないケースもありますし、少し雑然とした背景でも落ち着いて話せる方もいます。
面接官は全体のバランスを見て判断していますので、その点は心配しなくて大丈夫です。

WEB面接で部屋が汚い時の対処法

では、部屋が片付けられず背景が気になる場合、どんな対処法があるのでしょうか?
応募者の状況や面接までの準備時間に応じて使い分けられる方法を、私の経験をもとにご紹介します。

バーチャル背景を利用する。

まず、急に面接が決まった、片付ける時間がほとんどない…という場合に便利なのが「バーチャル背景」です。
ZoomやGoogle Meetなどのツールに搭載された機能で、背景を好きな画像に置き換えられます。散らかった部屋を隠す応急処置として役立ちます。

実際に私も、バーチャル背景を上手に使う応募者を何人も見てきました。無地の背景や淡い色の壁紙は自然で好印象でした。

注意点としては、

・カメラの画質や照明が悪いと、服の色と背景が同化して体の境界が曖昧になることもある
・顔や手が透けて見える場合もあるため、事前にテスト必須
・派手な柄や企業ロゴ、キャラクターなどは避ける

バーチャル背景は「見栄えを良くする」より「乱れを隠す補助」として自然に使うのがおすすめです。

こちらから、ZoomなどのWEB面接で活用できる白のバーチャル背景素材も配布していますのでぜひ活用してみてください。

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背景をぼかす

「バーチャル背景だと、不自然な感じがして苦手…。」という場合は、背景をぼかすのも一つの手です。

ZoomやGoogleMeetなどの定番のオンライン会議ツールでは、自身の映っている背景部分だけをぼかす機能があります。背景をぼかすと家の中の細かい部分は相手から見えなくなりますし、バーチャル背景と比べると自然な映りになります。

ただし、部屋がかなり汚いという場合は、背景をぼかしたとしても部屋の状況が相手に伝わってしまう可能性があるので注意しましょう。

白い壁など綺麗な背景が映る場所に移動する。

バーチャル背景が苦手、または自然な印象を重視したい方は、自宅の中で映る場所を変えてみるのが効果的です。

部屋全体を片付けるのが難しくても、白い壁無地のカーテンの前など、背景だけが整った場所に移動するだけで、ぐっと印象が良くなります。

このとき、照明やカメラの位置も調整し、余計なものが映り込まないように気をつけましょう。
背景に観葉植物や絵画が少し映ると、ナチュラルで温かみのある雰囲気を作り、面接官にも好印象を与えやすくなります。

こうした細かな工夫は「丁寧に準備している人」という印象につながりやすいので、できる範囲で試してみてください。

レンタルスペースなどの部屋を借りる。

どうしても自宅の環境を整えられない場合、集中できる静かな場所をレンタルするのも有効です。

最近は、30分単位で借りられる個室やオンライン会議専用のブースが増えており、面接に集中できる環境を手軽に用意できます。

レンタル予約前には、

・Wi-Fi環境の安定性
・設備の充実度
・空室状況

をしっかり確認しましょう。

費用はかかりますが、安心して面接に臨めるメリットは大きいです。

服装や身だしなみで印象を補う

背景が完璧でなくても、服装や身だしなみをきちんと整えていれば十分カバーできます。

実際、背景が多少散らかっていても、話し方服装がしっかりしていると好印象につながることは多いです。

画面に映るのは基本的に上半身のみなので、ジャケットやシャツなどきちんと感のある服装がおすすめです。
また、リップや眉毛などの細かな部分も、カメラ映りに影響するので丁寧に整えましょう。

映る範囲だけでも整える

部屋全体の片付けが難しくても、カメラに映る範囲だけでも意識して整えるだけで印象は変わります。

私も、映る範囲を意識して整えている応募者からは「面接に向けて準備したな」という気持ちが伝わることが多かったです。

片付けチェックリストとしては、

・洗濯物やゴミ袋が映っていないか
・段ボールやバッグが床に散乱していないか
・デスクに飲みかけのカップや食器が放置されていないか
・下着や薬袋など生活感の強いものが映り込んでいないか

などを見直すと良いでしょう。

完璧でなくても「面接のために気を遣った」という気持ちは画面越しでも伝わり、それが好印象になります。

志望度の高い面接の前に他の企業でテストをしておく

ぶっつけ本番で志望度の高い企業でのWEB面接を行うと、背景の設定がうまくいかなかったり、緊張してうまく自身のアピールができなかったりと、失敗してしまうリスクが高まります。

まず、最低限の対策として、ビデオカメラのテストをしておき、本番のWEB面接で相手からどのように映るのかは確認しておくようにしましょう。

また、できれば志望度の高い企業でWEB面接を受ける前に、他の企業のWEB面接を受けてみたり、転職・就活エージェントに面接練習を依頼してみたりすることをオススメします。WEB面接経験が少ない状態で本番を迎えてしまうと、緊張も高まりますし、背景や音声などのトラブルが起きてしまう可能性があります。

転職エージェントや就活エージェントは無料で相談ができますので、ぜひご活用ください。

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WEB面接での部屋に関するよくある疑問

WEB面接に臨むとき、「部屋のことで面接官はどう思うの?」と不安に感じる人は多いです。
ここでは、よくある質問と採用担当の視点からの回答をまとめました。

部屋が暗い時はどうしたらいい?

部屋が暗いと顔がはっきり映らず、表情や熱意が伝わりにくくなります。

可能なら照明を増やしたり、自然光が入る窓の近くに移動しましょう。

私の経験上、顔が暗く映ると、どんなに一生懸命話しても印象がやや弱くなる傾向があります。

照明のポイントとしては、白っぽい光のライトを使うと顔色が自然に見えます。色味にも気を配るとより効果的です。

部屋を見せてと言われることはある?

WEB面接で、面接官から「部屋を見せて」を言われないか心配する方は少なくありません。

しかし結論から言うと、「WEB面接で部屋を見せてください」と言われることはほとんどありません。

面接官が重視しているのは、あなたのスキル人柄受け答えの内容であり、部屋の様子を詳しくチェックする意図はありません。

ただし、背景が不自然だったり、何か隠しているように見える場合は、軽く「どんな環境から受けていますか?」と雑談的に聞かれることはあります。心配は不要です。

もし面接官から「部屋を見せて」と言われた場合は、「今あまり片付いていなくて…」と言えば、基本的にはそれ以上しつこく言われることはないでしょう。(面接官も会社の一般社員ですから、問題のある行為は避けようとします。)

背景はどうするのが一番印象が良い?

背景は、清潔感がありシンプルなものがもっとも印象が良いです。

具体例としては、白い壁、整頓された本棚、観葉植物が少し映っている程度が挙げられます。

こうしたすっきりした背景の応募者は、私の経験でも「話の内容に集中しやすい」「丁寧な印象」と高評価を受けることが多かったです。

逆に、物がごちゃごちゃ映っていたり、暗くて顔が見えにくい場合は、注意力がそがれたり不安な印象を与えてしまいます。

背景は人柄を補足する“舞台”のようなもの。完璧を目指す必要はありませんが、できる範囲で整えておくのがおすすめです。

面接中に背景を変えても良い?

面接中にバーチャル背景を頻繁に切り替えるのはおすすめできません。

私の経験では、背景をコロコロ変える方には「落ち着かない印象」「準備不足では?」と感じたことがあります。

バーチャル背景を使う場合は、面接前に設定して固定しておきましょう。安定した映像環境を整えて、面接内容に集中できる状態を作るのが大切です。

どうしても部屋が整えられない時はどうすればいい?

どう工夫しても背景が整えられない場合は、面接の冒頭で一言伝えると安心です。

たとえば: 「現在の住環境の都合で、背景が生活感のある映り方になります

このように一言添えるだけで十分です。

私が面接を担当していた際も、こうした事前の配慮があると誠実な印象を受けました。無理に隠すよりも、きちんと説明する姿勢のほうが、むしろプラスに働くことも多いのです。

【まとめ】

この記事では、WEB面接における「部屋の状態が印象に与える影響」や、実践的な対処法、よくある疑問への答えを、採用担当者としての視点からお伝えしました。

ポイントをおさらいすると──

・部屋が多少散らかっていても、それだけで不合格になることはまずない
・清潔感のある背景は第一印象を良くする効果がある
・バーチャル背景の活用、白壁の前への移動、レンタルスペース利用など、工夫の選択肢はいろいろ
・服装や身だしなみで背景の印象を補うことも可能
・「部屋を見せて」と言われることは稀。過度に心配しなくてOK

WEB面接は“見た目の印象”がダイレクトに伝わる場面でもありますが、本当に大切なのはあなた自身の言葉や人柄です。

この記事を参考に、「できる範囲」で背景や環境を整えながら、安心して面接に臨んでくださいね。

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この記事を書いた人

gusare編集部です。
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