MENU

塾講師の正社員は底辺なのか?実際に塾に就職した感想を紹介!

こんにちは。「gusare」編集部です。

塾講師の正社員に興味がある方や、既に塾講師の正社員として働いている方の中には、「塾講師で正社員になるのって底辺なのかな・・・?」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回の記事では、実際に塾講師や塾の教室長として働いてきた経験を元に、塾講師の正社員は底辺だと言われる理由や、塾講師の正社員に向いていない人の特徴等について解説させていただきます。

\学生限定!就活にも役立つSNSコミュニティ!/

適正テストで自分と相性のいい企業からスカウトも届く。

目次

塾講師の正社員は底辺なのか?

塾講師の正社員は底辺なのか?

まずは、私自身の経歴を紹介させていただきます。

私は新卒5年目の社会人です。

大学時代に個別指導塾のアルバイト講師を4年間経験し、就活を経て別の個別指導塾の教室長として約2年間勤務しておりました。現在は転職し、教育系の企業でのんびりと働いております。また、周りの友人や同期には、塾講師の正社員として働いている人もいます。

その時の経験から、「塾講師の正社員は底辺なのか?」というテーマについて、解説していきたいと思います。

まず、塾講師の正社員は底辺なのか?という質問にYESかNOで答えるのであれば、「NO、底辺ではない」というのが私の考えです。

正直、「底辺」というのは何を基準とするかによって変わってくると思います。

また、自分自身、この世の仕事に序列はないと思っているので、どんな仕事も「底辺」ではないと思っています。この考えはかなり多くの方が持っている意見なのではないかと推測します。

それを表した事件として、就活生向けの記事「底辺の仕事ランキング」がネット上で大炎上したのは記憶に新しいですね。

ただ、塾講師を「底辺職」と捉える方も一定数いらっしゃるかもしれません。(実際、ネットでは「塾講師 底辺」と検索しているユーザーが一定数いるようです。)

塾講師の正社員が底辺だと言われる理由

では、どういった理由から、塾講師の正社員は底辺だと言われるのでしょうか。

労働時間が長く、体力を消耗する

まず、労働時間が長く体力や精神的エネルギーを消耗する仕事であることが挙げられます。

そのため、塾講師の仕事はいわゆる肉体労働に近いとも言えるかもしれません。

実際、塾講師時代に夏期講習の時に1限〜7限までほぼ毎日働いたら、風邪をひいたこともあります(笑)

世の中には、肉体労働の仕事を底辺だと見なす方も一定数おられるため、塾講師が底辺だと言われる理由としてはこういった理由も考えられるかもしれません。

再現性が高い

次に、再現性が高いことが挙げられます。再現性が高いというのは、簡単にいうと「誰でもできる仕事」特に、「アルバイトでもできる仕事」ということです。

実際、ネットで塾講師に対する反応を見ていると、「参考書通りに生徒に伝えるのは誰でもできる」「AIが教えた方が分かりやすい」という意見も散見されます。

個人的には、講師には様々なスキルが必要で、誰でもできる仕事ではないと思っています。また、大手予備校の大人気講師や、オリジナリティのあるユニークな講師もいます。極めればプロになり得る仕事であると思うので、再現性が高いという意見に関しては疑問が残るなあと思うところもあります。

ただ、通年採用をしている塾が多く、ある程度の学歴や学力があれば、就職難易度もそこまで高くないため、底辺だと言われるのかもしれません。

↓こちらの記事では、塾講師の正社員に学歴や学力は必要なのかについて解説しています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

あわせて読みたい
塾講師の正社員に学歴や学力は必要なのか?元教室長が解説! こんにちは。「gusare」編集部です。 塾講師の仕事に興味がある方の中には、「塾講師の正社員に興味があるけれど、学歴や学力はやっぱりないといけないのかな?」と不安...

知名度が低く親世代からの評判があまり良くない

最後に、知名度が低く、親世代からの評判があまり良くないことが挙げられます。(これは私自身の体験や主観なので、実状と異なるかもしれませんが、ここでは1つの理由として説明させていただきます。)

実際、初対面の年配の方に「教育の仕事をしています」と言うと、「学校の先生?」「保育士さん?」「幼稚園の先生?」などと順番に聞かれ、最後に「塾で働いています」と答えた時に、「塾ね、へえ珍しいわね」のような対応をされることもよくありました。

そのため、自己紹介の時に「教育関係の仕事をしていて生徒に教えています。」と濁すこともよくありました。

また、私が塾に就職すると決めた時、親から大反対されたこともありました(笑)

今は令和の時代なので、最近はそのようなことを気にする人も減ってきたように思います。ですが、親世代や年配の方にとっては、知名度や信頼感が低く、底辺と捉えられてしまう仕事なのかもしれません。

塾講師の正社員に向いていない人は?

では、上記を踏まえて、塾講師の正社員に向いていない人はどのような人なのでしょうか。

周囲からの評価を気にしてしまう人

まずは、周囲からの評価を過剰に気にしてしまう人です。

例えば、「塾講師って底辺職だよな〜」「塾で働いてるんだ、ふーん」のような周りからの反応に対して、過敏に受け取ってしまう人は塾講師に向いていないかもしれません。

私の知り合いの方に、某有名難関国公立大を卒業したあとに塾講師として働いていた方がおられました。

有名大学卒のため、周りの方は医者、弁護士、国家公務員、社労士などになられているそうで、ご友人のお話を時々聞かせていただきました。ですが、その方は周囲と自分を比べることなく、「まあ、俺はやりたいことやってるからな〜」と楽しそうに仰っていました。

その方とは反対に、私は周りと比べてしまうタイプなので、塾に就職したことを後悔したこともありました。私と同じように「自分の仕事に対して周りからネガティブな意見を言われるのは嫌だ」という人はあまり向いていないかもしれません。

教育業や子どもに全く興味がない人

次に、教育業や子どもに全く興味がない人です。

教育業や子どもに全く興味がない人にとって、塾講師の正社員はとにかく苦痛だと思います。

勤務時間が長く、激務と言われるのが塾業界です。仕事が好きだったり、生徒のために頑張りたいと思う気持ちがあったりすれば、そこまできつく感じないと思います。

ですが、塾講師の仕事や子どもに全く興味がない場合、嫌なことに多くの時間を取られてしまい、ストレスが溜まるのではないかと推測します。

また、プライベートの時間に教材研究や授業準備をしなければならない場合もあると聞きますので、プライベートの時間を多く取りたい方にもあまり向いていないかもしれません。

お金を稼ぎたい人

最後に、お金を稼ぎたい人です。

塾講師は、周りよりも頭ひとつ突き抜けた何かがないと稼ぎづらい職業だと思います。

また、勤務時間に対しての給与はそこまで高くありません。いわゆるコストパフォーマンスはそこまで良くない仕事だと思います。

また、他業界へ転職する際に、生かせるスキルや資格が身に付きづらいというのもマイナスポイントかもしれません。

年収アップを目指したい、転職をどんどんしてキャリアアップしたい、という方には、塾講師の仕事は向いていないと思います。

まとめ

塾講師の正社員に興味がある方や、既に塾講師の正社員として働いている方の中には、「塾講師で正社員になるのって底辺なのかな・・・?」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。

明確な理由や自分軸で塾講師の正社員を選ぶのであれば、周りの声は気にしなくて大丈夫というのが私の意見です。

塾講師は、子どもたちの人生や可能性を引き出せる素敵な仕事だと思いますので、是非前向きに目指してほしいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

gusare編集部です。
就活・仕事・転職・ビジネス等に関する情報を発信しています。
複数人での運営をしており、様々なジャンルでの記事を掲載しています。

コメント

コメントする

目次