こんにちは。「gusare」編集部です。
教員を志望して教育実習が始まったものの、実際に教育実習に行ってみると「教育実習が大変すぎる……。もう教育実習は辞めたい……。」という気持ちになっている方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回の記事では、実際に教育実習を経て教員になった経験を元に、教育実習を辞めたいときの対策方法や、教育実習を途中で辞めることはできるのかについて解説させていただきます。
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教育実習を辞めたい……!
教育実習がスタートすると、「教育実習を辞めたい!」と思うこともあるでしょう。大学生活とのギャップについていくだけでも、なかなか大変なことです。
筆者は公立小学校教員として10年間勤務しました。
教育実習は小学校と中学校へ行き、小学校では4年生、中学校では2年生を担当した経験があります。
教育実習期間中は、小学校・中学校での指導を受けた後に自分の大学へ戻り、教材研究や模擬授業を行っていました。そのため帰宅は夜遅く、翌日は早朝から準備をし、寝不足の日々を送っていたことを覚えています。
想像していたり、話を聞いたりしていて、覚悟はあっても、実際に自分で経験してみるとその大変さに驚くはずです。
教育実習で苦楽を共にしたメンバーとは、10年以上たった今でも毎年集まります。筆者は実習仲間のおかげで一緒に乗り越えられましたが、一人で教育実習に行く人もいるでしょう。
ここからは、教育実習を途中で辞めることができるのかを解説していきます。
教育実習を途中で辞めることはできる?
どうしてもの場合、教育実習を途中で辞めることはできます。ただし、途中でやめた場合のリスクを考慮しなければなりません。
まず、教育実習を途中で辞める場合、教員免許が取得できなくなります。
教育実習が必修科目として大学の卒業要件である場合には、大学卒業もできなくなるでしょう。
次に、周囲に多大な迷惑がかかります。
教育実習先の学校は、教育実習生一人を育てるために、通常業務に加え、かなりの時間と労力を割いていることを知っておいてください。
教育実習先の学校のみならず、自分の大学や今後教育実習を受けるであろう後輩にとっても、信頼を欠いてしまいます。
もちろん、心身の健康が一番大切なため、やむを得ない場合は仕方ありませんが、辞めるにしても誠意のある対応を心がけましょう。
教員実習を辞めたいときの対策方法。
教育実習を辞めたいときの対策方法は以下のとおりです。
- 頭の中を整理する
- 指導教員・他の教員に相談する
- どうしてもの場合は辞める
また、学生限定SNSであるLognavi(ログナビ)を使えば、学生同士で様々な悩みごとの相談が可能です。相性の良い企業からスカウトも届くので、教師以外の進路も検討している方はぜひ活用してみてください。
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頭の中を整理する
教育実習を辞めたいときは、まず頭の中を整理してみましょう。
教育実習期間中は大学生活と生活リズムが大きく異なり、忙しさや大変さでいっぱいいっぱいになることがあります。
だからこそ、一度立ち止まって、冷静に自分と向き合って考えることが大切です。
「指導案をうまく書くことができない」、「指導教員の指導が厳しくてつらい」など、自分が何に困っているのかを整理して書き出してみましょう。
指導教員・他の教員に相談する
教育実習を辞めたいとき、周りの教員に一度相談することをおすすめします。
一番いいのは指導教員に相談することですが、相談しづらい場合もありますよね。
そんな時には、他の教員でも大丈夫です。
「先生たちは忙しそうだから相談なんてできない」と思う人もいるかもしれませんが、一生懸命にがんばっている教育実習生の力になりたいと思っている教員もいます。
指導教員は決まっていますが、学校としては、教育実習生に対して「みんなで育てよう」という場合が大半です。
指導案の書き方や授業づくり、子どもたちとの関わり方に関しては、指導教員でなくてもアドバイスができます。
自分が相談しやすいと思う教員に、声をかけてみてください。
どうしてもの場合は辞める
頭の中を整理したり、周りの人に相談したりしてみても辞めたい気持ちがなくならなければ、辞めるという方法もあります。
教育実習期間は、多くの人が悩みながらも乗り越えていく期間です。
しかし、あまりにも苦しく、心身の健康状態に影響が出てしまうようであれば、無理に続けることはすすめられません。
最終手段として、教育実習を辞めることを考えましょう。
効率よく就活ができるおすすめサービス
もし、教育実習を辞めて、教職を目指すことも諦めたり悩んだりしている場合は、一度教員以外の道にも目を向けてみることをオススメします。
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【まとめ】
ここまで、教育実習を辞めたいときの対策方法や、教育実習を途中で辞めることはできるのかについて解説してきました。
教育実習を辞めたいときの対策方法は以下のとおりです。
- 頭の中を整理する
- 指導教員・他の教員に相談する
- どうしてもの場合は辞める
どうしてもの場合、教育実習を途中で辞めることはできます。
ただし、途中で辞める場合には、さまざまなリスクも考慮しておきましょう。
教員免許が取得できないこと、卒業要件に教育実習が含まれる場合は大学卒業ができないこと、周囲に多大な迷惑をかけてしまうことなどです。
教育実習期間はつらいことの方が多いですが、期間は決まっています。
筆者も教育実習期間中は「一日が長い…!」と思って、終わりがくるのかと不安に感じたこともありましたが、振り返ってみるとあっという間でした。
教育実習を続けるにしても辞めるにしても、後悔のない選択ができるといいですね。
この記事が、教育実習を辞めたいと悩んでいる人のお役に立てれば幸いです
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